大相撲春場所、十四日目。
3敗で優勝争いの先頭をゆく関脇・照ノ富士と小結・高安とが明暗を分けた。
【高安vs翔猿】
翔猿のしぶとい相撲に動きの悪かった高安、土俵際で翔猿の首ひねりを食って、
先に膝から落ち、4敗目を喫した。
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【照ノ富士vs朝乃山】
勝てば優勝のチャンスもある朝乃山だったが、照ノ富士につかまり寄り切りに敗れた。
これで照ノ富士は3敗をキープ、優勝争いのトップに立った。
朝乃山は5敗目を喫して優勝戦線から脱落した。
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あすは千秋楽。
照ノ富士が貴景勝に勝てば、すんなり照ノ富士の優勝。
もし、貴景勝が勝てば4敗で並び、優勝決定戦へ。
この場合、高安vs碧山の4敗同士の取組もあり、
優勝決定戦は3人による巴戦ということになる。