九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

曼珠沙華(マンジュシャゲ)

2018年09月13日 | 日記
 きのう、菊池市七城まで出かける用事があった。
 ふと、田んぼの畦を見るとマンジュシャゲが咲いている。
 別名、ヒガンバナ。

 「そうか。そろそろ彼岸の入り」だな、と感じた次第。
 季節の移ろいは正確だ。
              □  
 マンジュシャゲの名は、
 法華経の「まかまんだらまんじゅしゃげ」から出ているという。
 「まかまんだら」とは、朝鮮アサガオのこと。
 仏教の伝来と無縁ではない。
              □
 仏教用語で彼岸とは‘あの世’のこと。
 この花を見ると、
 日ごろ先祖の墓参りなどを怠けているので、
 申し訳ない気分も感じている。
              □
 今年のカレンダーをみると、
 「彼岸入り」は9月20日。
 何とか、お線香ぐらいは送るか。
   

   
 
   
    
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稀勢 土俵ぎわ逆転で3連勝 !

2018年09月12日 | スポーツ
 大相撲秋場所、三日目。
 進退をかけて出場に踏み切っている横綱・稀勢の里。
 前頭・豊山の猛攻に我慢して3連勝。

 【稀勢の里vs豊山】
 立会いから双方が激しく攻め合い、
 稀勢の里が自分得意の左四つに組み止めた。
 このまま寄り切るかと思われたが、
 豊山が猛反撃して稀勢の里を土俵ぎわまで追いつめる。

 最後は稀勢の里が、我慢して、
 我慢して、突き落とし。
 わずかに早く豊山が落ちた。
 
 物言いはついたが、    
 稀勢の里、我慢の3連勝!
   
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稀勢、粘って連勝!

2018年09月10日 | スポーツ
 大相撲秋場所、二日目。
 今場所に復活をかける横綱・稀勢の里。
 貴景勝の動きに惑わされず、粘って連勝。

 【稀勢の里vs貴景勝】
 貴景勝の突き押しからの素早い動きに、
 一瞬、泳がされた稀勢の里だが、
 粘って突き落としに貴景勝はバッタリ!
               □     
 なお、この日は3横綱3大関ともに勝って、
 上位陣は安泰。
 また、大関挑戦の御嶽海も連勝した。

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稀勢の里、まずまずのスタート

2018年09月09日 | スポーツ
 大相撲秋場所、初日。
 8場所連続休場していた横綱・稀勢の里が、
 いわば進退をかけて出場に踏み切った今場所だが、
 初日は白星で、まずまずのスタートを切った。

 【稀勢の里vs勢】
 稀勢の里が立会いからいっきの出足で勢を押し出し。
 勝ち名乗りを受け、勝ち残りで控えに座った横綱は、目を閉じたまま。
 どんな心境だったのか?
               □ 
 とにかく、場所は始まったばかり。
 稀勢の里ファンにとって、
 ハラハラドキドキの大相撲が始まった。

 
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トランプの理解力は小学生?

2018年09月06日 | 日記

 久し振りに、トランプのツィートを覗いてみた。
 冒頭「サンキュー」で始まる文章に出会った。
               □  
 「有難う将軍マティス(Thank you General Mattis)」
 トランプが国防長官マティスに謝意を表明している。
 ツィートは続けて、
 「本は退屈で、ウソだ(Book is boring & untrue.」

 何のことやら、さっぱりだったが、
 その後、新聞記事を読んでいて察しがついた。
               □
 昔、ウォータゲート事件でニクソンを辞任に追い込んだ記者が、
 今度は、トランプ政権の内暴本を出版する。
 本のタイトルは『FEAR(恐怖)ホワイトハウスのトランプ』とか。
 その中で、マティス長官がトランプのことを
 ‘理解力は小学5年、6年なみ’と嘆く場面が出てくるという。
               □  
 これについて、
 マティスは「ワシントン独特の小説だ」と否定する声明を出した。
 トランプが間をおかず、マティスに謝意を示すとともに、
 本はウソだとツィートした次第のようだ。
               □  
 とにかく、実際の暴露本を是非、読んでみたい。
 日本の書店に並ぶ日が待ち遠しい。
   
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老いとは…

2018年09月05日 | 日記
 Eテレ『ヨーコさんの言葉』から引用する。
               □

 「ねぇ、おねぇちゃん…」
 押し殺したような妹の声が聞こえた。
 「あの孔ちゃんが死んだって、
 脳梗塞で倒れて、
 サンフランシスコで」

 孔ちゃんは父の友人の子供で、
 北京に居たとき、
 うちの応接間でハイハイをしていた。

 大連の孔ちゃんの家で、
 テーブルに山とつまれた肉饅頭を、
 さあ食べようと思ったとき停電になった。
 思い出すと口中ツバキだらけとなる。

 高校生になった孔ちゃんが、
 ふらっと私の家に来たことがある。
 カレーの鍋をひろげた膝の間にはさんで、
 盛大にカレーを食べていたのだけを思い出す。

 孔ちゃんが大学に入って、
 演劇を始めてポスターを何度も頼まれた。
 多分、私の公になったはじめての仕事だったと思う。

 私が結婚した後も
 度々、家へ遊びに来た。
 「就職したんだ」
 大きな商社だった。

 時々、私の仕事場に現れた。
 机にあごをのっけて何時間も
 私の仕事を珍しそうに見ていた。
 孔ちゃんは、どんどん商社マンらしくなっていった。
 そして、アメリカへ転勤になった。

 私がニューヨークへ行った時、
 孔ちゃんとご飯を食べた。
 写真を見せてくれた。
 とてもキレイな奥さんと子供が写っていた。
 余裕ある笑い方の孔ちゃんは、
 私には自慢たらしく見えた。

 孔ちゃんと最後に合ったのは、オジさんの葬式だった。
 私達は五十を過ぎていた。
 顔が落ちついた貫禄になって立派だった。

 墓地を並んで歩いて、
 はるばる生きてきたなぁと。
 こんなババアになるなんて、
 こんな立派なオジンになるなんて。

 六十年以上も付き合ったのに、
 何枚かの写真のように現れた記憶以外に
 孔ちゃんのことは、何も知らない。

 何も分からず、
 ただ無念だった。
 私は大声で泣いた。

 私達は老いて誰にも死が近づいている。
 これから生き続けるということは、
 自分の周りの人達が
 こんなふうにハガレ続けることなのだ。
 老いとは、そういう寂しさなのだ。


 
 

 
  
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