九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

若者ことば「ありよりのあり」?

2018年05月10日 | 日記
 昨晩、拝聴したテレビから。
 最近、若者の間で使われている言葉として「ありよりのあり」というのが紹介された。
 聴いた瞬間は何の事かサッパリだったが、説明を聞いて理解できた。
 漢字で書けば「有り寄りの有り」ということ。
 つまり、「あり」「なし」をハッキリさせず、あいまいな表現として使われる。
  
 「ありよりのあり」は、ほとんど「あり」に近いニュアンス。
 他に「なしよりのなし」というのもある。
 こちらは、完全に「なし」とは言わないが、「なし」に近い。
                   □
 これらの表現を図説すれば、次のとおり。
 「あり」「なし」の間に4つの「ありなし」パターンとなる。

 「ありよりのあり」
 「なしよりのあり」
 「ありよりのなし」
 「なしよりのなし」

  
 これらの「ありなし」を数値化し「あり」を100%、「なし」をゼロ%とすれば、
 「ありよりのあり」は80%程度?
 パーセンテージは順次下がって「なしよりのなし」は20%か。
  
 具体的な使われ方として、
 例えば、友達同士の会話で「お前、彼女は?」と聞かれ、
 「あり」「なし」を断言せず「ありよりのあり」と答える。
 聞いた方は勝手に「彼女が出来つつあるのかな」と思ったりする。
 こうして、コミュニケーションが楽しくなるという次第。
                   □   
 若者たちの言葉づかいの変化には驚くばかり。
 オジサンたちは、とてもついて行けそうにない。
        
 
コメント
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