九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

お雑煮の‘雑’って何に?

2019年01月06日 | グルメ
 NHKテレビ【チコちゃんに叱られる】を楽しませて貰っている。
 知ってるようで知らない身近な問題を取り上げ、
 チコちゃんがゲスト回答者に尋ねる。
 大抵、ゲスト回答者は、いいかげんな説明かシドロモドロだ。
 すると、チコちゃんの決め台詞が飛ぶ。
 「ボーっと生きてんじゃねーよ!」
               □

 今回の問題は「お雑煮の『雑』って何に?」
 正解は、「内臓の『臓』でした」
 以下、その説明の受け売り。
               □
 お雑煮の始まりは室町時代と云われ、
 神様に豊作や一年の無事を祈って願いをした。
 元日には神様が家々に来るとされ門松やしめ飾りで歓迎。
 お雑煮は神様へお供えした食物を煮て食べることで、
 ご利益にあづかること。
               □
 温かいものを食べて五臓六腑を温める。
 温めることで身体も安定する。
 ここから、お雑煮の‘雑’は内臓の‘臓’に由来する。
               □

 内臓をいたわり健康を保つ ⇒ 保臓(ほぞう)
 いろいろな食材を煮炊きする ⇒ 烹雑(ほうぞう)
 同じ意味を持つ ⇒ 雑煮(ぞうに)
               □
 最後に、日本料理の第一人者・柳原先生の全国お雑煮ベスト5を。
      
 第5位。

 【広島:かき雑煮】福をかき取るという縁起も。
       
 第4位。

 【宮城:仙台雑煮】ハゼやイクラが入った贅沢なもの。
  
 第3位。

 【徳島:餅なし雑煮】山間部のため餅の代わりに豆腐を入れる。
  
 第2位。

 【香川:あん餅雑煮】昔は砂糖が高価で貴重だった。
  
 第1位。

 【奈良:きな粉雑煮】食べるとき、きな粉をつける。
    

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