最近のニュースでよく耳にするのが「キックバック」という言葉。
英単語を引くと「不正な裏金(リベート)」とある。
自民党各派閥が集める政治資金の問題だが、
特に、安倍派が多く5年間で1億円超に達するとか。
国会議員が派閥から割り当てられたパーティ券を売り、
割当額以上に売った金額がキックバックされるというもの。
我国の税制で、売上金が税務当局の目を逃れ、無課税のまま、
丸々手元に裏金として残るのは、国会議員の売るパーティ券だけ。
政治資金規正法という国会議員にとって有難い法律のおかげ。
国民一人当たり250円の政党交付金を負担しているという。
それを想えば、自民各派閥のキックバックには怒りさえ覚える。
この際、徹底して改めて貰わねばなるまい。
各野党は週明けから、本問題を国会で追及するらしい。
これを受けて立つ、
岸田さんには、自民党総裁として各派閥への指導責任がある。
昔、「自民党をぶっ壊す」と云って党総裁になった御仁もいた。
そんな先例をあるから各派閥への御指導に期待したい。