九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

平幕・逸ノ城が悲願の初優勝

2022年07月25日 | スポーツ

 大相撲名古屋場所、千秋楽。

 3敗の前頭2枚目・逸ノ城が、宇良を寄り倒して待つ。

 最後の一番、同じ3敗の横綱・照ノ富士は大関・貴景勝に押し出された。

 結果、逸ノ城の初優勝(12勝3敗)が決まった。

 優勝インタビューで、「8年目での初優勝おめでとうございます」と聞かれ、

 「13勝や14勝で優勝できなかったが、いつか優勝できるとやってきた」と。

 優勝決定戦も予想して控えでテレビを見ていた心境を問われ、

 「もう一番という気持ちで準備していました。決まって良かったです」と本音。

 館内からは、暖かい拍手が沸いた。

 「来場所は三役へ戻れますね」と聞かれ、

 「ゼロから、変な事考えず一生懸命頑張ります」と素直に答えていた。

                    

 さて、その新番付だが三役の枠が、どうなるか?

 逸ノ城は前頭2枚目での優勝だから、通常なら関脇への昇進は堅いところ。

 関脇陣を見ると、若隆景は勝ち越し、大栄翔は負け越しだがコロナでの休場扱い。

 大関・御嶽海がコロナ休場扱いで負け越し、場合によっては関脇へ陥落も?

 小結・豊昇龍は10勝しているので、これも関脇候補だ。

 さらに、前頭筆頭の霧馬山も勝ち越しており、通常なら小結昇進。

 そんなこんなで、協会審判部は難しい判断を迫られることになった。

                    

 最後に、カド番大関の正代についても、一言。

 序盤、4敗1勝と黒星先行した時は、大関陥落は必至か?と思わせた。

 これが終わった見れば10勝5敗。

 正代の「心、技、体」は、どうなっていたのか?知りたいものだ。

 

 

 

コメント (2)
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