九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

プーチンのロシアに正義は有るか?

2022年07月06日 | 日記

 プーチンのロシア。

 西側の経済制裁に反発して、日本へもワル特異の対抗手段を講じてきた。

 例えば、サハリンⅡをロシア企業へ全資本を譲渡させる大統領令にサインしてみたり、

 ロシア下院では、ロシアの『第二次世界大戦の戦勝記念日』に、

 わざわざ「軍国主義日本に対する勝利」の名称を付け加える法案を提出したり。

 要するに、ウクライナ支援に参加する日本への恐喝・報復であろう。

                    

 若い頃、マルクスの資本論などを読んで、ソ連の共産主義にかぶれた時期もあった。

 やがて、ソ連が崩壊し、非スターリン化で大統領選など民主化かと思ったのは大間違い。

 共産主義下の国有企業は、クーポン券となって民間へバラ撒かれ、

 新興財閥が買い占めてオリガルヒ化した。

 秘密警察の旧KGBだけが生き残り、プーチン独裁へツァー(皇帝)化したのである。

                    

 そのプーチンが、今やウクライナ侵攻で、ロシア化帝国主義へ突き進む。

 この戦争は、長引くかも知れないが、いつかは終わる。

 ウクライナが、どんな状況で終戦を迎えるかは、誰にも分らない。

 しかし、ウクライナ戦記をテーマに、文学作品が生まれることは予想される。

                    

 その書き手は、ロシアの作家にしろ、西側の作家にしろ、

 いずれにしても、ロシアの正義については書けない筈だ。

 テーマは、ウクライナが如何に国土を守り、侵略するロシアに対抗したかとなる。

 そして、ノーベル文学賞か平和賞へ、ノミネートされるのも、ほぼ確実?

 

コメント
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