九品人の落書帖

写真をまじえ、身の回りで見聞きしたことを、つれづれなるままに!

喪中ハガキ

2021年11月30日 | 日記

 今年も又、喪中ハガキが届く時節が来た。

 私の年賀交流相手は、退職後でもあり、かっての職場の同僚や知人らばかりで、

 彼らに関わる消息である。

 ややショックなのは、「本人の永眠」を知らせる奥様や家族からの文面が増えたこと。

 以前は、「父母の・・・」がほとんどだった。

 従って、同世代の私としては、自分の臨終のときも意識せざるを得ない。

                    ■

 こんな時、自分の死生観を吉田兼好の『徒然草』に求めている。

 以下、第155段から。

  死期は序を待たず

 死は前よりも来たらず かねて後ろに迫れり

 人みな 死ある事を知りて 待つこと

 しかも 急がざるに 覚えずして来る

 沖の干潟 はるかなれど 磯より潮の満るが如し

                    ■

 合掌  

コメント (2)
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