現在、日本人の平均寿命は男81歳、女87歳だそうな。
いずれ、人生100年時代が到来することは間違いなさそう。
そんなことで、今回、官邸に「人生100年時代構想推進室」なる組織ができたと報じられた。
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ある仮説によると、2007年生まれ(現在10歳)の平均寿命は106歳だとか。
つまり、この子たちの半数は106歳まで存命ということ。
このままでは、当然のことながら今の年金や介護の制度ではもたない。
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そこで、広く有識者などを集めて英知を結集しようという事らしい。
基本は人づくり、生涯教育、生涯現役が課題となる。
教育では高等教育の無償化や社会人の大学再入学など。
又、企業の新卒一括採用や転職・中途採用のあり方なども議論されそう。
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年内には、一定の答申案を取りまとめる予定だという。
安倍政権は「一億総活躍社会」や「女性が輝く社会」から今度は「人生100年時代構想」へ。
キャッチフレーズは結構だが、どう繋ぐのか?
掛け声倒れに終らないよう祈るばかりである。