住職日記

光善寺の住職ken-shinが、光善寺での日ぐらしや思いを気ままに綴ります。

坊さんの恰好をして歩いてみる

2012-12-07 18:11:56 | 日記
最近つとめてしていることがあります。それは布袍(坊さんの恰好)をつけた状態で街を歩いてみるということ。
昨日は浜田市内のレンタル屋さんでCDを借りた後、コンビニに行く。
まわりの人は少しだけこちらを見ます。
そういうことを気にしないふりをしつつ、CDの棚から目当てのCDを持ちだし、借りました。
その後のコンビニでは、本当は肉まんを買いたかったのですが、お茶とあんまんを買いました。

布袍を着て買い物をすると、人の目を気にしていいかっこをしようとします。いい方をすると、ある意味自分を律することがあるのです。
でも反対に坊さんがこんなものを買っては、かっこ悪い…なんてことを考えるのです。
布袍を着て歩くことは、私自身に気づくことだと思いました。

もうひとつ、坊さんの恰好をして歩くことは、仏教を身近に感じてもらえることにもなるのではないかとも思います。
ふだんの生活の中に普通に坊さんがいるということ、街中で坊さんを見かけるということが大事なのではないかと。

そういう意味でも坊さんの恰好で歩いてみたいと思います。



報恩講の参り合い

2012-12-06 06:35:26 | 日記
12月4、5日と同じ波積地区のJ寺さまの報恩講にお参りしました。
お寺の報恩講というのは、お付き合いのあるお寺さん同士で参り合いをするのですが、私の参り合いはこのJ寺さまで最後です。
参り合いはたくさんの近隣のご住職さんや時には若さんがお参りされるので、近隣の地区の情報交換の場となります。
若い私にとっては、先輩方のお話を聞けるいいチャンスでもあるのです。その中でお寺の未来の話をすることも少なくありません。私の今の考えを伸ばしたり、修正したりする機会なのです。今回もいろんなアイデアの話が出ました。
来年の参り合いまでに、いろいろ考えたり、実践していきたいと思っています。