江津市内のH寺さまのお彼岸法座に、お取次ぎにお参りしました。
このお寺は、昭和50年に坊守様が亡くなられて以来、誰も住んでいません。
年間のご法座は、代務のご住職と、このK地区の方々で
勤められてきました。35年にわたって、です。
私はこの5年くらい、3月のお彼岸には必ずお参りさせていただいていました。
しかし、ご法座が終わって、お世話の代表の方が
「もう私たちは年をとったりして、我々の力では今のようにご法座を営むことが
もうできません。年間のご法座をかなり減らしていこうと思いますので
3月のご法座は、これから取りやめにしようと思います…」
とおっしゃいました。
ちょっとショックでしたが、ご法座を勤めるご苦労はよくわかっているので
何も言えませんでした。
これだけ熱心にお聴聞をされる方々が、自らご法座を減らすなどと言うことは
きっと身を切られる思いでしょう。
過疎の地にて法灯を守る難しさを知らされたご縁でした。
このお寺は、昭和50年に坊守様が亡くなられて以来、誰も住んでいません。
年間のご法座は、代務のご住職と、このK地区の方々で
勤められてきました。35年にわたって、です。
私はこの5年くらい、3月のお彼岸には必ずお参りさせていただいていました。
しかし、ご法座が終わって、お世話の代表の方が
「もう私たちは年をとったりして、我々の力では今のようにご法座を営むことが
もうできません。年間のご法座をかなり減らしていこうと思いますので
3月のご法座は、これから取りやめにしようと思います…」
とおっしゃいました。
ちょっとショックでしたが、ご法座を勤めるご苦労はよくわかっているので
何も言えませんでした。
これだけ熱心にお聴聞をされる方々が、自らご法座を減らすなどと言うことは
きっと身を切られる思いでしょう。
過疎の地にて法灯を守る難しさを知らされたご縁でした。
当地にも500年以上住職が去ってから法灯を門徒さんが守り続けている寺がひとつだけあります。応仁寺という寺で、前住さんの名前は 蓮如 といいます。それにしても法灯がひとつ、ふたつと消えていくのは寂しいですね。まず守られていた皆さんにご苦労様と言わせていただきます。拝
その時感じるのは、やはり、地域のお同行の方々のご苦労です。
いつもご法礼以上のものをいただいています。
枯れた花をポイッと捨ててしまうか
丁寧に処分するか
新しい花を生けかえておくか。
私はどれだろうかな。