広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

支援員さんのいない5年生がスタート

2015年06月15日 | 日々のこと
5年生がはじまり、しばらく経ちました。


今年は大きな変化が2つありました。

まずは、支援員さんの配属がないので、自分自身の力ですべてをしていかないといけないこと。

もうひとつは、クラスが統合され、人数が昨年度の倍になり大人数になったこと。
授業参観で見ていても、教室にぎゅうぎゅうになっている感じでした。

個人のスペースが狭いと何かとトラブルが増える息子。
大丈夫かなあ、と気になっていました。


担任の先生は生徒からも親からも人気があって、怒鳴ったりせずにしっかりと指導してくれるタイプの先生。
良かった…。


放課後も相変わらずお友達と遊びに出かけているようだし、思っていたよりも上手く順応できてるかな?というのが印象でした。


でも、
実を言うと息子は「かなり頑張っていた」ようで…。


色々と気になることが出てきました。

家の小銭入れからお金を持ち出し、お友達と遊びに使ったとか、
お友達に「お前みたいなバカに言われたくねえよ」と言われたとか、
クラスの女の子の足を蹴ってしまったとか…。


息子はまだ吃音があり、ときどきとてもひどくなります。
漢字も皆と同じようには書けなかったり、計算もできない分野があります。
(理科とかは得意ですが。)

視野が狭いようで、ドアにぶつかってしまったり、悪気がなくてもお友達にぶつかってしまうこともあります。
必要以上にはしゃいでしまったり、また、お友達の騒ぎ声がうるさいと注意してしまったり。

今までは、クラスのお友達も笑って許してくれたり、仕方ない、と思ってくれていた部分があったんだと思います。

でも、やっぱりもう高学年。
お友達にも、我慢できない部分が増えたということかもしれないし、
息子自身も今までは気が付いてなかったけど、バカにされているということに気が付くようになったのかもしれません。


お友達の仲間に入りたくてお金を持ち出したり、
バカにされても言い返せず黙って我慢したり、
女の子の冷たい態度やきつい言葉にとうとうやり返してしまったり。

…よくよく聞くとそういうことだったみたいです。


幸いにも、担任の先生がサポートしてくださっていて、本当に感謝です。


こんな時、本当にいろいろと考えますね。


自分自身の周りの人への態度や、配慮はどうだったか反省したり、
息子自身の信仰が成長するようにとか
こんな事をされても敵を愛することは簡単ではないな、とか

でも、
罪人のために、十字架上でも許し愛しつづけたのが私たちの主であるならば
そして、そうやって愛して許していただいたのがこの私であるならば。

ただただ主を見上げて歩めれば…と思うこの頃です。
きれいごとだけじゃないですよね。