広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

知識よりも大切なこと

2013年03月29日 | 私の支えの言葉
知識は人を高ぶらせ、愛は人の徳を建てます。

         コリント人への手紙第一 8:1


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聖書には「知識」という言葉や「知恵」という言葉が
たくさん出てきます。


この聖句はコリントの教会に宛ててパウロが書いたものですが
当時の教会には様々な理解の人たちがいたようで、

偶像は神様ではないのだから
「偶像に供えた肉を食べても関係ない」と思っている人々と、

「いくら何でも一度偶像に供えたものは食べるべきではない」
という対立があったようです。

パウロはそのような人々に向かって、
「愛は人の徳を建てる」と語りかけています。

相手が傷ついたり、怒ったりするのならば、
せっかく神様が与えてくださった
身近な人なのだから

大切にしましょう。

自分の意見を押し通すだけでなく、
引いてあげることも大事ですよ。

と、言っているのです。


ちょっと考えると、
今でもこのような対立って起こりますよね。


おじいちゃんおばあちゃんが
可愛い孫のために飴やアイスクリームを買ってくれる。

でも虫歯にさせたくないママは
「そんな甘いもの食べさせられません!!(知らないんですか!)」

みたいな…。


全部禁止!も楽しみがなくなってしまうし、
毎日いくらでも、というのも困る。

それぞれの立場の思いを知るのは大切ですよね。


うちの場合は、

「発達障害の子を持つ親だからこうしなきゃ」
「あの子はADHDだから気をつけるべき」みたいな

私自身も本やテレビで知識を増やすたび、
自分の思い込みとか、
子供の障害名に影響されてしまうこともあるし、

どうしても周りにそういう目で見られることもあります。

「これが絶対正しい」と思ってしまうと
それに縛られて苦しくなってしまうこともある。

(パパの息子への接し方で、
「ペアレントトレーニングではやっちゃダメって習ったよ!」とか
文句言っちゃうときもあるし。)


でも、
うまいこと息子をコントロールしながらも
みんながハッピーでいられるような。

知識だけではなくて愛で
息子の心を建てあげたいと思います。

簡単ではないですけどね、頑張りましょう!