広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

いつか、誰かの励ましになる

2012年10月12日 | 私の支えの言葉
大変なことを経験するとき、皆さんはどんなことを考えながら過ごしますか?

息子に発達障害の診断が下る前後、
いろいろなことが毎日のように起こり
私は気持ちが折れそうになることもありました。

でもそんな時にも
息子のお友達のママたち、教会のみなさん、
ご近所の方、もちろん私たちの家族…。

いつも、息子のいいところを見つけて励ましてくれました。
本当にいろんな人に支えてもらったなあ、と思います。

そして
いつか私のこの経験も、誰かの励ましになるのだろう。
そんな風に思えるようになりました。


-----****-----------****---------****--------****

「シモン、シモン、サタンはあなたがたを、小麦のように
ふるいにかけることを神に願って聞き入れられた。
しかし、わたしはあなたのために、信仰が無くならないように祈った。
だから、あなたは立ち直ったら、兄弟たちを力づけてやりなさい。」

ルカによる福音書、22:31~32

-----****-----------****---------****--------****


イエスが十字架につけられる前、その後の裏切りを知っていながらも
ペテロ(シモン)に対して言った言葉です。
自分を育ててくれた尊敬する恩師を裏切ってしまうというのは、
ペテロ自身にとっても相当なショックだったのではないでしょうか。

人それぞれに困難な時期というのは来ます。
しかし、イエスはその一人一人のために、信仰がなくならないように
祈ってくださるのだと思います。

そして、いつか立ち直ったら
他の人を励ます存在になることが期待されているのです。

ペテロはその後、キリストの復活を目の当たりにし
自分の命が危うくなることをも恐れない力強い信仰者へと変わっていきます。

どれほど落ち込んで、もう立ち上がれない、と思っていた人も
いつか立ち直れる日がくる。


私も、
この経験を通して、同じような悩みを抱えている方にとって
少しでも励ませるような存在になれたらと願っています。