広汎性発達障害(自閉症・ADHD)の男の子を育てるクリスチャン・ホームの日記

素敵な青年に育ったにいにと一緒に、サポート活動もするようになりました☆

弱さの中でこそ輝くもの

2012年06月30日 | 私の支えの言葉
我が家のキッチンに飾ってある聖書のことばです。

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すると主は、「わたしの恵みはあなたに十分である。
力は弱さの中でこそ十分に発揮されるのだ」と言われました。
だから、キリストの力がわたしの内に宿るように、
むしろ大いに喜んで自分の弱さを誇りましょう。

(第二コリント12:9)
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息子が発達障害と診断されてから、「弱さ」というものを
感じることが多くなりました。

息子を見ていて、
「この算数の問題がどうしてもできない」
「お友達とトラブルになり、先生から連絡がきた」

自分自身に、
「優しく諭せず叱ってしまった」
「何だか悲しくなって泣いてしまった」

そんなことがいくつもありました。

息子とスムースに会話できないもどかしさ。
お利口なお子さんを見ると何とも言えない思いも…。

決して息子が嫌いなわけではありません。
でも、
「あんな風に楽しく親子の会話ができたらいいのに…」
なんて、うらやましく思ってしまうこともありました。


そんな時
よく励まされたのが冒頭の御言葉です。


神様の恵みとは
弱さのうちにあらわれる、と書いてあります。

しかも、

完全に。


裕福で、社会的にも立派で、外見も素晴らしく、
何事にも申し分ない人を見て感嘆するのは当たり前ですよね。

でも「神様の恵み」は少し違う形で出てくるようです。

弱いところに、完全にあらわれる。

それを知っていると、大変なことを通り抜ける時にも
なんだか心が励まされます。


ご自分の御子であるキリストが十字架という
最も悲惨な最期を遂げるという、神様のご計画。

人間には計り知れないその最期の後に
復活という希望が隠されていました。


苦しい事を乗り越えたあと、
神様は素晴らしい計画を用意してくださっているのでしょう。

雨の後の虹のように。

それを楽しみにしたいと思います。