G Fantasy Comics。連載終了。この巻のみ。
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吸血鬼傭兵専門学校・千年学園。
ここで、学園長の養子であり学園一吸血鬼らしくない吸血鬼・アルと、
人間の転校生・ケイの二人は出会う。
それが、世界に背負わされた運命とも知らずに---。
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人間と吸血鬼が共存する世界。
数は圧倒的に少ないが、人間をはるかに凌駕する能力を持つ吸血鬼の犯罪に対し、
吸血鬼による対吸血鬼の特殊部隊が作られた。
そして、世界中から有望な吸血鬼を集め、特殊部隊への養成を行うのが
吸血鬼傭兵専門学校・千年学園。
吸血鬼は、己の力を媒介に血統武器と呼ばれる特殊能力を発動させることができる。
血統武器や発動される能力は個人によって様々である。
主人公であるアル(アルドレッド)には、吸血鬼に必ず備わっているはずの
血統武器を有していない唯一の吸血鬼でありながら、エリートクラスに所属し、
その前向きさや人望で、班長も勤めている。
そこへやってきた『二人目』の人間、終夜荊(よすがら けい)。
クールで運動音痴(笑)な彼は、アルの班に配属されることに。
その日、月が二つに分かれる『双つ月夜』が
世界を狂わせていく。昔話だったはずのその現象がもたらすものは、
今までのアル達の世界を破壊するものだった。
狂気に支配されたクラスメイトにより、目の前で次々と仲間が倒れる中
血統武器がないため満足に戦えず絶望に打ちひしがれるアルに
ケイは自分の血を飲むよう告げる。
アルがケイの血を口にしたとき、ケイの体が変化し武器へと変化した。
アルとケイは、出会うべくして出会った『双つ月夜』がもたらす異変への切り札。
だが、それは同時に、アルとケイ自身を破滅へ向かわせるモノだった。
というのが、大まかなストーリー。
絵が結構綺麗だったので、雑誌連載時にチェックしていた作品。
とはいえ、全6話のうち、前半3話しか読んでなかったが;
正直なところ、ラスト2話がちょっと駆け足過ぎかなという印象を持った。
その生い立ちから「あきらめること」が身に付いているケイが、
軍人としての致命的な弱点(←血統武器がないこと)を物ともせず、
自分の道を信じて走るアルに影響を受けたのは分かるけど、それでも
彼に対してそこまで思い入れできるのものなのかなーとか思ったり。
まぁ作中で、『お前の足跡を道しるべに 俺が歩いた14日間』という台詞が
出てきてるので、ケイにとっては大きな出来事…なんだろうけど…
なんかいまいち冷めた目で見てしまう;
それ以上に、アルが敵方に単身殴り込みに行くというシチュがまた
唐突に思えて…。
だいたい、ケイがいなかった時に手も足も出なかったクセして
『ケンカは負けなし。心配するな』とか言われてもなー;
終わり方を見る限り、どうやら無事(かどうかは分からないが)に
帰っていらっしゃったようで……
そこだけ見たらハッピーエンドだけど、それでよいのかなーとか思ったり…
千年学園のもう一人の人間の生徒・煉獄院のキャラとか
ケイの受け受けしいとことか(←ぉ)は好きなんだけどな。
前述した通り絵は綺麗なのだが、読後はなんとなく物足りなさを感じるかも。
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吸血鬼傭兵専門学校・千年学園。
ここで、学園長の養子であり学園一吸血鬼らしくない吸血鬼・アルと、
人間の転校生・ケイの二人は出会う。
それが、世界に背負わされた運命とも知らずに---。
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人間と吸血鬼が共存する世界。
数は圧倒的に少ないが、人間をはるかに凌駕する能力を持つ吸血鬼の犯罪に対し、
吸血鬼による対吸血鬼の特殊部隊が作られた。
そして、世界中から有望な吸血鬼を集め、特殊部隊への養成を行うのが
吸血鬼傭兵専門学校・千年学園。
吸血鬼は、己の力を媒介に血統武器と呼ばれる特殊能力を発動させることができる。
血統武器や発動される能力は個人によって様々である。
主人公であるアル(アルドレッド)には、吸血鬼に必ず備わっているはずの
血統武器を有していない唯一の吸血鬼でありながら、エリートクラスに所属し、
その前向きさや人望で、班長も勤めている。
そこへやってきた『二人目』の人間、終夜荊(よすがら けい)。
クールで運動音痴(笑)な彼は、アルの班に配属されることに。
その日、月が二つに分かれる『双つ月夜』が
世界を狂わせていく。昔話だったはずのその現象がもたらすものは、
今までのアル達の世界を破壊するものだった。
狂気に支配されたクラスメイトにより、目の前で次々と仲間が倒れる中
血統武器がないため満足に戦えず絶望に打ちひしがれるアルに
ケイは自分の血を飲むよう告げる。
アルがケイの血を口にしたとき、ケイの体が変化し武器へと変化した。
アルとケイは、出会うべくして出会った『双つ月夜』がもたらす異変への切り札。
だが、それは同時に、アルとケイ自身を破滅へ向かわせるモノだった。
というのが、大まかなストーリー。
絵が結構綺麗だったので、雑誌連載時にチェックしていた作品。
とはいえ、全6話のうち、前半3話しか読んでなかったが;
正直なところ、ラスト2話がちょっと駆け足過ぎかなという印象を持った。
その生い立ちから「あきらめること」が身に付いているケイが、
軍人としての致命的な弱点(←血統武器がないこと)を物ともせず、
自分の道を信じて走るアルに影響を受けたのは分かるけど、それでも
彼に対してそこまで思い入れできるのものなのかなーとか思ったり。
まぁ作中で、『お前の足跡を道しるべに 俺が歩いた14日間』という台詞が
出てきてるので、ケイにとっては大きな出来事…なんだろうけど…
なんかいまいち冷めた目で見てしまう;
それ以上に、アルが敵方に単身殴り込みに行くというシチュがまた
唐突に思えて…。
だいたい、ケイがいなかった時に手も足も出なかったクセして
『ケンカは負けなし。心配するな』とか言われてもなー;
終わり方を見る限り、どうやら無事(かどうかは分からないが)に
帰っていらっしゃったようで……
そこだけ見たらハッピーエンドだけど、それでよいのかなーとか思ったり…
千年学園のもう一人の人間の生徒・煉獄院のキャラとか
ケイの受け受けしいとことか(←ぉ)は好きなんだけどな。
前述した通り絵は綺麗なのだが、読後はなんとなく物足りなさを感じるかも。
懐かしい記事へのコメントをありがとうございます。
今は『黒執事』を執筆されている枢やな先生の
初期の作品ですが、さすがにキャラは魅力的ですよね。
殺戮描写は、個人的には軽い方だと思っていましたが、
グロいと感じられましたか。
血の描写などが苦手な方は、要注意かもしれません。