箱庭を騙る檻の中の書庫

漫画や小説、音楽などに対する主観的感想。
最近偏り気味です。

黒執事 [1] : 枢やな

2007-03-26 23:40:11 | 漫画[少年]
月刊Gファンタジーにて連載中

英国の名門貴族・ファントムハイヴ家の若き執事、セバスチャンは、
知識・教養・品位・料理・武術などすべてにおいて完璧な存在。
12歳の若き当主、シエルに仕える彼と、すっとぼけた4人の使用人のお話。

RustBlaster(ラストブラスター) の作者による執事漫画。
絵は綺麗なのだが、やはりオッサンは描き慣れていない印象を受ける。
4人の使用人は、ドジばかりで笑いを誘うが、名門貴族がなんであんな人たちを雇ってるんだろ…(←聞くな)

最初の方は、他の使用人がしでかした失敗の後始末に、ありとあらゆる知識と機転を駆使しつつ
奔走するセバスチャンに惚れ惚れしていたが、ここから既に彼がただの執事ではないということを
匂わせていた。
でも、まさか、「私はあくまで執事ですよ」という言葉が伏線になっていたとは…;

シエルの婚約者であるエリザベスが登場する話での、シエルとセバスチャンの関係が一番好きだ。
ワルツの練習をするシーンや寝る前のシーンは、この二人の絶対の関係が垣間見える。
さらわれたシエルが電話越しに「わんっ」と言うのを聞いて、「かしこまりました。すぐにお迎えにあがります。」と言うのもよかった。

お気に入りの台詞は
「1曲お相手願えますか?ご主人様(マイロード)」
「坊ちゃん、おねだりの仕方は教えたでしょう?」


にしても、あの人、デザートを預けた途端、全力(?)疾走どころか爆走したんだろうか…。
そう思ったら、ちょっと笑える。


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