ブログ 古代からの暗号

「万葉集」秋の七草に隠された日本のルーツを辿る

謎解き詠花鳥和歌 薄と鶉ー5

2011-02-12 12:06:41 | 日本文化・文学・歴史
『古事記』の歌謡で「ももしきの大宮人は鶉鳥・・・」と歌われている「天語歌」がどのような時代背景で 詠まれたものかを『古事記』(講談社学術文庫209)で訳注者の次田真幸(1909年~1983年)氏の解説を 参考にして考えてみたい。  三重の采女の歌、大后の歌、天皇の三歌は「天語歌(あまがたりうた)なり」とされている。天語歌とは 宮廷で歌われた歌曲の名称で、似たものとしては八千矛神の妻問い物語として . . . 本文を読む
コメント