パッチワークの刻印

この道が整備されて30年以上たちます。

水道の配管も30年を過ぎたのでところどころ漏水があります。

家族がおかしいと見つけて、水道局に電話をして修理しました。

水が漏れていたのは自宅側でしたが、配管が壊れていたのはお向かいへの引き込み管でした。

ご近所も水漏れがわかり、仕上げの舗装は同じ日でした。

工事終了の刻印が付きましたが、気が付くと、道路はパッチワークのように工事のあとがあちらこちらに見えるようになりました。

公共の建物のタイルがはがれているところが目立ったり、橋の塗装が剥げてきたり、インフラの老朽化対策について、もっと考えていかなければいけないのかもしれません。

バスに乗らずに歩いてみたら

いつも、バスに乗るのが当たり前になっているのですが、歩こうと思えば歩ける距離なので、会合の後駅まで歩くことにしました。

何度か歩いたことがあるのですが、少し道を変えてみました。

いつもは運動公園の南側なのですが、今回は北側を目指して歩きました。

プールの横を通っていると、客席を歩く人がいます。

肌寒いのに試合？と思って回り込んだら、いろいろな高校の高校生で道も、競技場のほうもあふれていました。

このまま、南下してもよかったのですが、高校生が多く、避けるためにも別の道をとりました。

以前地図で見て、市街地の区画が斜めに入り込んででいたのは知っていたので、それでも最短になる道を考えて歩きました。

すると・・・

何度もとおっている駅前通りと平行に商店街がありました。

歩いてみないとわからないことですが、びっくりしました。

きざったらしいことも。

最近は「勘違い野郎」といわれるようですが、今読んでいる本の中で「キザ」な表現が間々出てきます。

ボードレールの詩の引用などは、先の勘違い野郎と、若い人たちに言われてしまいそうです。

世の中は、教養ブーム真っ盛りのようです。

知識を競ったり、土地の名物を競ったり、はては大人の社会科見学とばかりに工場のラインが紹介されたり…。

また、どこでも考えを表現する機会も多くなっています。

このブログもその一つでしょうか。

先の本なのですが、いくつかの文脈で「きざったらしい」という表現がふさわしいようなところがあります。

しかし、本当の教養に裏付けられた表現は、きざったらしいといってしまえばうそになりますし、ましてや「勘違い野郎」ではありません。

奥深い教養に裏付けられた表現は、いささか「キザ」でも心地よい表現です。

都県境を歩いてみたら

以前は、バスで行ったのですが、歩くのにはちょうどいい距離だと思って中川沿いを歩いていきました。

垳川排水機場を過ぎて垳川を見るとこんもりと右側に緑が続いていました。

中川のほうを見ると、小さな建物と堰が。

堰の向こうはヨットハーバーになっていました。

戻り道、垳川に沿った足立区の遊歩道を歩いてみました。

土の上を歩くのは気持ちがよく、ちょっとしたハイキング気分でした。

八潮駅に戻ると空き地に芝生が広がって、その周りをきれいな花が飾ってありました。

地図を見てみたら、回り道だったようです。

気合の柿の種

近くに２４時間営業の食品スーパーがあって買い物環境が便利になっています。

以前は買い物、空白地帯で、だいぶ昔ですが、買い物バスが来ていたこともあります。

後背人口が望めない。

駐車場スペースが取れない。

など、従前の考え方では出店がためらわれる要素が多くあったのだと思います。

高齢化と、単身者世帯の増加。

２４時間買い物行動がとれることが当たり前になったこと。

数々の要因があり、郊外型飲食店がなくなり、食品スーパーが３年前にオープンしました。

駐車スペースも多くない店舗ですが、徒歩や自転車のお客様も多く、減価償却も少なくて済む建物のように見えますので、収益状況もよいように見受けます。

このほど売り場変更があり、行ってみたら、少し様子が変わっていました。

・・・

うろうろすると、時折売り場から消えてしまい買うことができなかった、「大辛柿の種」が売っていました。

これは、眠気が飛び、口の中が喜ぶ食べ物で、気合が入る食べ物です。

売り場から消えないでほしいと切に願っています。

開かずの踏切

勉強会で見学会があり、これまでよく自転車で通っていた道を歩いて帰りました。

線路をいくつか超えないと帰れないのですが、どの踏切を通ろうかと思いました。

違う道を選択していたのですが、ふと別の道を見ると新しい店舗ができていました。

「違うこと」には興味がわくもので、そちらの道を通ることにしました。

このあたりの踏切は開かずの踏切が多いのですが、相変わらずしまっていました。

列車の来るほうを狙ってシャッターを押したのですが、少し早かったよう。

回送列車を映すことはできませんでした。

踏切の名前を見つけて、ふと立ち止まると、次の警報が鳴り始めました。

あわてて、渡ったところで踏切名を写しました。

こんな名前だったんだと思いましたが・・・

ふと、自家用車で移動するのが日常だったころに、この踏切の名称を言っていたような気もしますし、別の愛称だったのかもしれません。

昔のことを思い出して苦笑いしてしまいました。

深紅のバラの献花

今日、尊敬してやまない女性のお別れの会がありました。

深紅のバラの献花で、故人の遺志と思います。

厳しくて、優しくて、暖かい方でした。

颯爽と生きた方でした。

「こんなことがなければお会いできなかったけれど、こんなことがなければよかった」と、口々に。

会場には、あふれるほどの人が全国から集まってこられました。

着実に、冷静に、信念を持って仕事に向かう姿勢は、たくさんの人に影響を及ぼされたのだと思います。

故人の人柄を映した好い会でした。でも、10年先でも、いえ、20年先でも早すぎた会でした。

帰りに、自分のために花を買いました。

深紅のバラを１本だけ。

８０日間世界一周が流れてきて

昨日、北与野駅にさしかかったとき、聞き覚えのある音楽が大音量で流れてきていました。

こんなところでＢＧＭが流れてくるとは、いったい何をはじめたのだろうと思いました。

ロータリーを進むと、何やら車が走っています。

これだったのかと思いましたが、車が走り続けているので、近くに寄ってみました。

なかなか、細かい動きをしています。

初めて見たわけではないのですが、音楽が印象に残っていませんでした。

説明を読んでみると・・・

平成４年に与野市が作ったもののよう。

針が５分をさして終わりになりました。

すると、

順番に扉が閉ざされていきます。

そして、いつもの壁に戻りました。

１番線から その６３

前回見た型枠が外れ、ホームの基礎ができていました。

見ると架線も引かれていました。

架線は仮設なのでしょうか、さび止めの赤い色がついているようでした。

砂利は未だ敷かれていません。

いったん静かになった工事現場ですが、大きく動くのは、６月３０日の夜と、７月７日の夜のようです。

夜中のコーヒー

コーヒーはフィルターでドリップしたものを愛飲しています。

高いものではありませんし、量産品ですが、好みのブレンドを選んでいます。

でも。

コーヒーに砂糖とクリープは必須です。

それも、砂糖はともかく、クリープはたっぷり目でなくてはいけません。

さらに、シナモンをたっぷり振りかけます。

コーヒーが好きな人や、焙煎にこだわる人から見れば、インスタントでいいのにと思われそうです。

でも、こんなに味をつけても、インスタントとは違います。

音楽を聴きながら飲む夜中のコーヒーはおいしい。

ボストン美術館展

最終日の16時過ぎに、蕭白を見たくて。

吉備大臣絵巻は人の波で見ることができませんでしたが、後で本で見れればと思います。

蕭白は面白かった。

思わず笑いが漏れてしまうような絵がたくさんありました。

凄い筆力で書かれているのですが、本当に楽しい。

絵に気持ちが持っていかれるようでした。

建物の外に出ると、スカイツリーの展望台のあかりが流れていくさまが見えました。

軌道工事用車両

昨日池袋駅で見かけました。

時間がなかったので近づくことができませんでしたが・・・

どうやら線路の砂利・・・バラストに関する機械のように見えました。

もう少し近づけば、機構がもっと見えるのでしょうが。

本当に残念。

ビックサイト西棟

金曜日、展示会終了直前に駆け込みました。

いろいろなコンセプトの商品があって面白かったです。

自動車をはじめとする機械やその要素や、食に関連する展示会は何年かに１回は気になっている分野を見に行くのですが。

「デザイン」はあまり縁がないと思っていて、意識して見に行くことはありません。

と、書いて、思ったのですが、知人が出展するなどの理由で、１年おきぐらいにいろいろなイベントを見に行っているような。

今回も、知人からの紹介で。

会えるかと思いましたが、すれ違ってしまって残念でした。

ビックサイト東棟

何年かに一回、ＦＯＯＭＡに。

今年は、そろそろチェックしないといけない年回りかなと思っていました。

中国の方が多かったようで、熱心に質問されている方を多く見かけました。

西棟にも行こうと思って、後ろ髪をひかれて出口を探していると・・・

知り合いの２社に、それぞれ経営者の方が。

お会いできて、うれしかったのですが。

「蛍の光」が流れはじめてしまいました。

４丁目交差点

昨日は、ほとんど初めての方たちとの会合でした。

４丁目交差点で待ち合わせということで、銀座一丁目からあわただしく銀座通りを歩きました。

暗くなった時間に一人で銀座通りを歩いたのは久しぶりだったので、いろいろなお店の中を窓越しに見ることができて楽しかったです。

松屋銀座をすこし見て歩きましたが、銀座通りにしても、デパートにしてもやはり銀座だなと思いました。

経済状況はよくないし、震災で気持ちがこわばりがちですが。

これだけの色とデザインがあふれていることに改めて、日本の価値を感じました。

会合は楽しかったです。

いろいろな地方の方と知り合いになって、いろいろな文化を知って、華々しくは取り上げられないけれど着実な動きに出会うことは、この仕事をしていればこそ。

戻ると久しぶりに２４時を回っていました。