昨日、狭山市に用があってでかけました。
お茶の町なので、前職で知己のあった茶業店が、並んでいましたが、神社やお寺が多いなと思っていると、鎌倉街道の説明がありました。
近くには、史跡もありました。
隣に流れている不老川の説明もあり、歴史を感じました。
地図を見たときに、前職で動いていた時に気になった場所もあり、鎌倉街道の奥深さや、おもしろさの一端を感じました。
ママチャリライダーなので、中山道周辺を自転車で移動すると、中山道や、それにつながる古い道、昔は農道だったのかもしれないと思う道には、高低差がないと思っていました。
ただ、以前仕事で、町田市の小野路に行くことが多く、あの鎌倉街道の高低差はなんだったんだろうと、調べて行くうちに、鎌倉街道について調べているWebページが見つかりました。
鎌倉街道上道埼玉編というページで、すごい情報量です。
でも、調べつくしたくなる気持ちもわからなくはない。
そのページの中に、鎌倉街道の特徴という記述がありました。
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鎌倉街道の特徴として高橋源一郎氏の『武蔵野歴史地理』に説明されている内容と、他の多くの研究されている先生方の資料を基に簡単にまとめてみるとだいたいこのようになるようです。
1.なるべく平坦で最短距離を結びそして高低差の少ない坂道を選んでいて部分的には曲がっていても全体としてみれば直線的な道である。
2.尾根や坂道では掘割状の凹道となり、台地や原野では道の両側に土手を築くことがある。
3.二里から三里の間に宿をもうけ、宿のあった辺りには社寺が多い。
4.宿の近辺以外は台地・微高地の尾根を多く通り、又河川流域の段丘を多く通っていることからおのずと村と村の境界を通ることが多い。
http://www.asahi-net.or.jp/~ab9t-ymh/annai/pa1.html
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特徴の1は、中山道で私が感じたのと同じ、人馬の移動しやすさを考えて高低差がすくないこと。
でも、よく調べている方がいるのですね。
勉強させてもらおうと思います。