
最近は「勘違い野郎」といわれるようですが、今読んでいる本の中で「キザ」な表現が間々出てきます。
ボードレールの詩の引用などは、先の勘違い野郎と、若い人たちに言われてしまいそうです。
世の中は、教養ブーム真っ盛りのようです。
知識を競ったり、土地の名物を競ったり、はては大人の社会科見学とばかりに工場のラインが紹介されたり…。
また、どこでも考えを表現する機会も多くなっています。
このブログもその一つでしょうか。
先の本なのですが、いくつかの文脈で「きざったらしい」という表現がふさわしいようなところがあります。
しかし、本当の教養に裏付けられた表現は、きざったらしいといってしまえばうそになりますし、ましてや「勘違い野郎」ではありません。
奥深い教養に裏付けられた表現は、いささか「キザ」でも心地よい表現です。
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