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講座やセミナーを組み立てること その5

2018-11-23 20:05:49 | 考える

その2、その3、その4では、組み立て方についてふれましたが、今回は少し角度を変えて。

組織の問題解決の方法として、組織内インストラクターの育成というサービスを提供しています。

教育訓練の体系ができている組織では、不要なことですが…

規模の小さな組織、成長過程にある組織では、トップダウンでの指示や講話、会議や、外部専門家による講義はあるものの、OJT(業務のなかで仕事を覚えてもらう)が主で、組織内のoff-JT(集合研修)が形式的であったり、報告会やプレゼンテーションに終わってしまうことも場合もあります。

組織の「ありたい姿」を実現するための、人材育成の仕組みを作ることは、知識や知恵、技術の共有化により受け手が成長するだけでなく、組織内インストラクターの成長につながります。

また、組織内インストラクターが、通常と異なる業務に携わり、隠れた能力や知識、業務への習熟までの過程での取り組み姿勢などで、これまでの評価と違った一面が見えることが少なからずあるため、人材登用のあらたな可能性が生まれます。

このようなことから、組織内インストラクターの養成は、リーダーの仕事の能力を高めてもらいたい場合や、横並びの組織のなかからリーダーを養成したいといった場合に有効な方法です。

インストラクションの技法や、プレゼンテーションの技法は、洗練され、また、PCがあることで、よりビジュアルで具体性の高い演出も可能になりました。

もちろん、そういったものを活用することも大切です。

が、組織には組織の数だけ個性があります。

その組織の個性をどのように伸ばすのか、「ありたい姿」を達成するための人材育成をどのようにするのかを体系的に考えていくお手伝いをしたいと考えています。

・・・・・

写真は、先日プルドポークを食べたくて入った飲食店の壁面です。
アメリカンテイストを演出するための絵です。
上手なのか…、作者は有名なのか…、などと考えてしまいますが、一枚一枚の絵が個性的で素敵です。
組織の個性、そこで働く人の個性、そしてお客様のそれぞれの個性、その個性が響きあう仕事ができれば、より豊かに暮らせるのではと考えます。
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講座やセミナーを組み立てること その4

2018-11-12 12:05:05 | 考える

その1で、「ドメイン」「マーケティング」「オペレーション」それぞれにポイントがあるとしましたが、今回は「オペレーション」について考えてみます。

タイトルを、「講座やセミナーを組み立てること」としましたが、この「組み立てること」は、サービスの提供の場で完成するものですが、事前の「オペレーション」にあたる部分で、目標とする品質を目指して準備しておくことが大切になります。

いくつかの場面を想定して、考えてみましょう。

■ 体験教室の場合

① タイムスケジュールを立てる
体験してもらいたい内容に直接にかかる時間、準備や片づけなど間接的にかかる時間、属人的な理由で時間が前後する場合があるのでその時間を見込む。

② 教材・手順書を作る
体験してもらいたい内容の、教材・手順書を作る。再現性が求められるときは、過程の写真などを入れ込み、状態の変化が分かるようにする。
また、衛生的な管理が必要でメモなどを取らずに理解してもらいたい場合は、口頭での説明の内容を書面に書いておくようにする。
理解をしてもらいたい内容が多い場合は、全ての内容について書き込まず、事前にメモを取ってもらいやすい教材を用意する。

③ 原材料等の準備をする
全体の時間の配分の中で、原材料等の計量等から取り組んだ方が良い場合と、計量小分けしていなければその後の対応に手間取る場合があるが、体験教室のコンセプトとしてどちらの方法がふさわしいかという検討と、衛生的な面等での検討をして、準備をしておく。
原材料等に特徴がある場合、特徴と言っても、農業生産物であれば作り手の想いや、購入したものであっても他との差別化できるものであれば、②の教材・手順書に記載するようにする。

④ 体験する場の管理について
調理室、加工室の場合、危険なものの取り扱いや、衛生手順の徹底が必要になる。
屋外の場合、圃場内などでは、危険予知行動が必要になる。
これらの必要事項のレクチャーの時間をタイムスケジュールに読み込むとともに、分かりやすい掲示、ラミネートしたもので基本事項の徹底等を行える準備をしておく。

⑤ 協力体制
複数で運営するとき、サポートを頼む方がいる場合、①~④まで事前に理解しておいてもらう。
加えて、仕事をしてもらう場所や位置取りについて、事前の打ち合わせを入念にする。

といったことが、ポイントになりますが、内容や時期などにより検討しなければならないことが増えてきます。

■ 講座やセミナーの講師の場合

① テーマと内容の整理をする
参加される方や依頼される方から「期待されている情報や特技」と、それについて話したい内容の整理をする。
中心となる大項目を立て、中項目、小項目と順に組み立てていく方法、主要構成要素を、洗い出し、ストーリを組み立てていく方法、その他自分にとってやりやすい方法で講座の全体構成を考える。
実習・演習が組み込まれる場合には、「期待されている情報や技術」と、時間等の制約条件のなかで、何が出来るのかアウトラインを考える。

② タイムスケジュールを立てる
講座の構成要素の時間配分を考え、「期待されている情報や特技」を効果的に提供できるかどうか考える。
①で考えた内容を取捨選択し、時間配分を考える。

③ スライドショーのコンセプトを考える(使う場合)
PowerPointで原稿をつくり、プロジェクターやモニターで映すということが、一般的になっているが、スライドショーについては、いくつもの考え方があり、期待されている情報や特技の提供方法として最もふさわしいものとするように基本コンセプトを考える。
・スライドで、提供する情報全てを整理しページごとに情報を書き込み伝える。
・ビジュアルを重視し、写真を中心として、具体的な現場情報を伝えるものとする。
・スライドを、板書(黒板・ホワイトボードでの重点記述)の代わりと考え、具体例の写真を加えるなどする。
      等
さらに、教材として配布するかどうか、配布するなら全部なのか一部なのかも検討する。

④ 教材を作る
先ず前提として、配布資料が必要かどうか、そのボリュームはどのくらいが必要かということを検討する。
また、スライドショーのコンセプトによって、配布できる教材の内容も変わる。
教材は、最終的な、サービスの品質に関わってくるが、講師の差別化のための要素となる。
話す場面以外に、演習や実習、グループワークを組み込む場合があるが、テーマと内容につなげていくための、枠組みとその説明がきちんとしておかないと、参加された方が躊躇してしまい、グループワークの場合、ただの交流会になってしまう。(それを目的にする場合は別)

⑤ シナリオ、ノート、書き込みを用意する
講座やセミナーの場合、原稿を棒読みしては納得感が得にくいが、何をどのように説明するかを組み立てるためには、シナリオを作ってみる事も大切。スライドのノートを作るのも同じ効果。
話をするのが得意な方なら、ポイントを書き込んでおくことも有効。

といったことがポイントとなりますが、内容の習熟度、プレゼンテーションの得意不得意によって、変わってきます。

リテールサポートの研修講師をしていた時の方が、今よりも、参加者の方との関係性の結び方が上手で、さらに、研修の講師としてはいい気になっていたと思います。
ただ、その時怖かったのが、自分の経営の知識の未熟さでした。具体策や手法は話せるものの、それによって得られる利得が小売店経営全般にどのように生かせるのか、その肝心なところが整理して話せない自分のふがいなさでした。

それは、大学の専攻が食品化学分野だったため、まさか、そんな仕事に就くとも思わず、経営学の体系的な知識を得ていなかったからです。販売士の資格を2級まで取り、日経を3紙読み、事務所の経済雑誌や商業関係の雑誌を読み漁りましたが、不安は消えませんでした。

中小企業診断士の資格を取ったのは、そのためで、さらに、と経営学の論議を戦わすことになるとは、考えてみもしないことでした。

分野は様々ですが、経験則で語れることには限界が来ます。
自分が、「講座やセミナー」を組み立てるときには何が必要か考えて、不足する要素、必要となる要素の吸収を貪欲に進めることが大切だと思います。

・・・・・

午前中に常磐線に乗ると必ず進行方向左側の席に座っていました。
なぜかというと、晴れている日は、右側の席は他の路線に比較して非常にまぶしく、大好きな沿線の景色を見続けられないからです。
先日、雨模様のため、右側に座りました。霞ケ浦を見ることができました。
少し、位置を変えると見えるものがあります。
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講座やセミナーを組み立てること その3

2018-11-10 13:46:13 | 考える

その1で、「ドメイン」「マーケティング」「オペレーション」それぞれにポイントがあるとしましたが、今回は「マーケティング」について考えてみます。

書籍やWeb媒体などによる情報発信や、各種媒体により名前が売れるなど、自ら「情報や特技」について広く周知することによって、独自事業でも、依頼されても、2で取り上げた「ドメイン」が明らかなものとなり、マーケティングにも有利になり…ということではなく…、講師として情報提供した時に、その講座やセミナーに参加した方に満足を得てもらえるか…というサービス・マーケティングについて。

依頼された講座やセミナーの場合お客様は、依頼主なのでその関係も大切ですが、サービスを提供する相手の満足が、依頼主の満足につながるという考え方が大切だと思います。

さて、参加した方の満足を得るために、「みだしなみ」と「時間管理」という常識だけど大きく価値を左右することについて考えてみたいと思います。

① みだしなみ
「清潔感のある服装」という大前提に加え、参加してくださる方に話す内容を信頼して頂く服装・みだしなみが大切です。

職業生活の最初の頃にインストラクター研修を受講した時、講師をする時には、スーツを着ること、ブラウスを着ること、ボータイのブラウスでないときは、スカーフを巻くこと、あるいは、女性用のネクタイを着用することがきちんと見える身だしなみだと教えられました。
男性並みの服装という意味もあったのかもしれません。

だからという訳ではなく、私は必ず上下同じ生地のスーツを着ます。ファッションも進化し、女性のワークスタイルも多様になりました。けれども、見せたい自分を演出するために、多彩な服を着こなすのは私には負担です。自分のセンスがないことが分かる程度の感性は持ち合わせています…

自分の服装のセンスがないことは置いといて、服装について考えてみたいと思います。

ひとつは、話す内容に合っているかということです。
ライフスタイルを語る人が、リクルートスーツでは違和感があります。
料理人などの清潔でなければならない業種の人の爪が伸びていたら、ネイルが派手だったら、内容に信頼できないと考える人も多いのではないでしょうか。

もうひとつは、参加される方との関係です。
余暇時間に関することであれば、「楽しさ」や「安らぎ」など、テーマに沿った自分を演出することで、参加される方の満足を得られるかもしれません。
一方仕事に関することであれば、「知識の提供」が求められます。事例発表で自分の業務の話のみをするといった場合は、話す内容に合わせればよいのですが、テーマに沿った講演などであれば、きちんとした服装だと参加される方に感じてもらうことが大切です。
スティーブ・ジョブズならジーンズでも大丈夫かもしれませんが、多くの組織で喜ばれない服装を避けることで、印象を悪くしないことも心得ておきたいことです。

更に、今の自分を見せることも大切ですが、今後の仕事の展開をどのように描くか、ということも、考えておきたいことです。

② 時間管理
中小企業診断士の講座の講師をしている時にほめてもらったことがあります、内容をではなく5分か10分前に終わるのが良いと言われました。質問時間を残して時間前に終了し、質問が無ければそれで終わりということをほめて頂きました。皮肉なのかなと一瞬思いましたが、誠実な方が、「時間が決まっているのだから、その時間内にきちんと終わってほしい」と話してくださいました。

時間が長引いてしまうことは、依頼された講座であれば関係者すべてに迷惑をかけることになります。独自事業で予定の時間に終わらないことは、自分への負荷をかけること、それは頑張れば良いのかもしれないけど、他の仕事への影響が無いとは言い切れません。
自分が伝えたいことだけが参加される方にとって欲しい情報ではないこと、自分が用意したものを話し切ることではなく、講座構成の中での役割を認識して行動することが、最終的には参加されることの満足につながることを考えていかなければなりません。
(こんなこと書いていますが、時間が超過することも無いわけでもなく…反省しています)

サービス・マーケティングでは、サービスの提供側と受け手側の関係をどのように結ぶのかによって品質が決まってきます。
人と人の問題なので、個人的な好みや、相性に左右されます。見た目が〇割などとも。

だから、目指したいのは、「あなたのことは好きじゃないけど(と思われてもいいけど…もちろん、好きの方がいいけれど)、あなたの言っていることは納得できる」ということ。

つづく

・・・・・

写真は、はるな愛さん。今日参加したイベントで、すごいなあと。
イベントの目的に合ったテーマで、解りやすく、そして自らの立場をはっきり示し、それを生かすことの大切さを話されました。
みごとでした。

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講座やセミナーを組み立てること その2

2018-11-10 00:56:53 | 考える

その1で、「ドメイン」「マーケティング」「オペレーション」それぞれにポイントがあるとしましたが、今回は「ドメイン」について考えてみます。

「ドメイン」とは、顧客層、顧客ニーズ、独自技術の組み合わせで事業領域を明らかにすることですが、これを講座やセミナーを組み立てることで考えていきたいと思います。

講座やセミナーでは、顧客層「このような方に」、顧客ニーズ「こんな情報や体験を欲しがっている」、独自技術「私の持っている特技や情報を提供する」のですが、この事業領域が大きければ、マーケティングとオペレーションに力点をおいて独自事業として伸ばせるものだと思います。

農業者の方に体験教室をお勧めする場合がありますが、その根拠は、この事業領域を大きく持てるかどうか見極めがついた時です。
食への関心を持つ方々は多く、多様なニーズがあり、そのニーズに対応できる経験や見識がある…。

さて、
このような独自事業や、あるいは「企画提案」などといった場合は、マーケティングとオペレーションに力点を置けば良いのですが、講座やセミナーの講師を依頼された場合、「参加される方」、「参加される方のニーズ」が読み切れない場合や、「期待されている情報や特技」とのギャップがある場合も。

「参加される方」や「参加される方のニーズ」については、
① 募集前に依頼されている場合が多いため、募集後の参加される方の状況などを知っておく。
② 依頼主が実施した過去の講座のコンセプト、内容等可能な限り把握し、自分以外に講師がいる場合は、その方々の過去の実績や考え方の基本などを知っておき、自分の立ち位置をはっきりさせる。
③ 過去の経験があれば、参加される方と参加される方のニーズの振れ幅の大きさを想定しておく。
など、いくつかの方法があります。

「期待されている情報や特技」とのギャップがある場合は、
① 自分の持っているものと、期待されているもののギャップを埋めるため、自分の持っている情報や特技の棚卸をする。そして、関連付けて体系化する、さらに合致する原理原則(フレームワークと呼ばれるものなど)を活用し組み立て直す。
② 依頼されたタイトルで、依頼者は何を成果にしたいかをきちんとヒアリングする。それでも、伝えられることと自分の持っている情報や特技にギャップが大きいと感じたらタイトルの変更を申し出る。
③ ギャップが埋められないときは、断る。
など、「自分には何ができて、何ができないのか」をきちんと伝えていくことが大切です。

「チャンスを生かしたい」と思う人がいます。
過大な要求にこたえることによって成長する方もいます。
でも…人に何かを伝えることは、自分の自己実現の欲求のためにすることではありません。

ただ、一方で、自分自身の能力を限定して考えてしまう人もいます。
「期待されている情報や特技」を期待されたのは、自分が見えていない能力を他の人が評価したからかもしれません。
最初からバリアを張り、自分の殻を割ることを恐れてはいけません。

つづく

・・・・・

写真は、東海道線で、横浜方面を見たときに見えた重たい雲を写したものです。
晴れた空だけを見たら、遠くの重い雲に気付かないかもしれません。
想定したように、戸塚を越えたあたりから、灰色の空、多摩川を越えたあたりから雨脚が激しくなり、荒川を越えると空が明るくなりました。
道のりの先のヒントに気付くと、これからのことが考えやすくなります。
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講座やセミナーを組み立てること その1

2018-11-08 14:12:17 | 考える

仕事の中で、講座やセミナーの講師をすることがあります。
することがあります…と言うより、大切な仕事の要素です。

また、仕事の中で、「体験」や「教室」をすすめたり、ご相談を受けたりすることがあります。

自分の仕事の中で、また、自分自身が受け手となって感じたことから、講座やセミナーを組み立てることについて、考えていることを。

最初の仕事で、小売店支援のための研修会の講師をしたのが、今の仕事までつながっています。

最初の最初、サンドイッチシステムの導入の仕事をしていた時、5日間の研修、5日間オープニング支援、一応の枠組みはあるものの、最初の上司に企画書を書くことを命じられました。
何度も、何度も…
企画の段階で、理解できるものを組み立てる重要性を教えてもらいました。
右も左も分からない新入社員に、仕事の基礎を徹底的に教えてくれた最初の上司に出会えたことは、本当に幸せでした。

本社に変わり、販売に関する研修会の内容を組み立て、講師をするという仕事になりました。
ありがたいことに、インストラクター養成研修などを複数受講させてもらい、研修の構成をまなび、企画書を書き、上司にアドバイスをもらいました。
(そして何度も修正…ここでも…当たり前…)
インストラクター養成研修で、見られる仕事だという意識を強烈に印象づけてもらったことは、とても価値があることで、お行儀の悪い私ですが、最低限のマナーを守れているのはこの機会があったからだと思います。

中小企業診断士の資格を取り、資格取得のための塾の講師の声をかけて頂きました。
ほどなく試験制度が変わり、新しい受験科目の新しいテキストを作成し、講座を組み立てました。
そのための勉強は、自らが資格の受験生であったときよりも厳しいものでしたし、社会経験がある高学歴の方々に対する情報提供として、合格という果実をつかんでもらうために有効なものであるかということ、などなど、厳しく、けれども充実した時間でした。

このような、仕事を学ぶ大きな機会だけでなく、人の前で話をすることは、そのたびに、どうすれば伝えられるか試行錯誤の積み重ねです。
そして、そのたびに、より良くするためにはどうすれば良かったのかと、自省する日々を重ねています。

この仕事ってなんだろうと考えた時、「ドメイン」「マーケティング」「オペレーション」それぞれにポイントがあるなと考えました。
まるでコンサルタントみたいですね。そういえば、私は経営コンサルタントと呼ばれる仕事でした…

カタカナ言葉の多用良くないですね。
符号だと思ってお付き合いください。

つづく

・・・・・

写真は、上野東京ラインの東京行きのグリーン車です。
長距離の移動で、仕事をしたい時などに利用しますが、東海道線の駅で乗車するとグリーン車の車両すべてのブラインドが降りていることがありました。
行く先が見えないことは、不安なことです。
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ならわぬLIVE2018season2 「地域連携推進と“こころ”の共有」で書きたかったこと

2018-10-14 17:36:06 | 考える

ならわぬLIVE2018season2開催します。
「地域連携推進と“こころ”の共有」で書きたかったこと
2013年10月20日(土) 13:30~16:30 大宮ソニックシティ904会議室

農業協同組合経営実務2018年増刊号「こころの協同」に執筆させて頂きました。

以前、3年ほど、農商工連携や産業連携、アグリビジネスのマネジメントについて連載させて頂いていた雑誌です。

これまで、20年余り、現場で知り得てきたこと。考えてきたこと。
これに加えて、
民間のコンサルタントとして関わっていた分野に、公共の立場で携わることができるという、思いがけない仕事に着かせて頂き、知り得たこと、考えたことを、地域連携の視点でまとめたものを執筆しました。

執筆の概要は下記になります。

1.地域でつながることと地域連携
(1)地域連携…地域ぐるみの連携
 地域の意思が共有化され地域連携により実現した四万十市西土佐地域の事例。
(2)地域連携…事業者同士の結びつき
 農業者の想いを実現し出来た事業者同士の結びつきのさやま里芋増産倶楽部の事例。
(3)地域活動
 私自身が代表をしていた、農業、商業、工業、サービス業の異業種交流組織の事例。
(4)地域連携とこころの共有
 「こころの共有」と「収益力」の関係について考えてみました。
2.地域連携推進のためのポイント
(1)知り合うこと
 知り合う段階について、①知り合う、②情報の共有を図ること、③知恵の共有を図ること。
(2)ビジョン・目的を共有すること
 単なる利害関係の調整を超えるために、共有すること。
(3)コスト・利益を共有すること
 「こんなはずではなかった」にならないために。
3.埼玉県で取り組んだこと
(1)農業の6次産業化についての見解
 埼玉県での仕事に取り組む際に、私がもっていた問題意識は、①経営管理能力の向上、②商品力の向上。
(2)農商工連携・6次産業化の支援とこころの共有
 埼玉県で提案したこと、取り組んだこと。
4.こころの共有からこころの協同へ
 カリスマでもない、仕掛け人でもない、地道な活動こそ。

ならわぬLIVEでは、2.3.を中心に、文章にできなかったことについて、より具体的にお話しできればと思います。
胸の中に止めて頂き、これからの実務にお役立てください。

皆様のご参加をお待ちしております。

申し込み、詳細は、弊社ページをご覧ください。

農業協同組合経営実務2018増刊号についてはamazonで電子書籍で購読できます。

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オーガニゼーションズ 第2版

2018-09-24 12:51:13 | 調べる

ここのところ、「ティール組織」など流行の本から、学術的なところまでと、組織の本を読んでいます。

厚めの本が多いので、どの本を読むにも時間がかかってしまっていたのですが、もっとも時間をかけてしまったのが、この「オーガニゼーションズ第2版」です。

現場での現象に、理論的な裏付けがないかなと思って本を読んでいるのですが、この本は、このところ読んできた本の中で、極めて面白い本でした。

内容は、難解でした。

帯に「本書の先進性は、半世紀以上経てなお失われていない」書かれています。

組織というものを経済学、行動科学、システム論などから多面的に捉えています。

学究の徒ではない私ですが、学問的面白さも満載でした。

でも、もっとも面白かったのは、



本文の下の、訳者脚注で、原典の記述の矛盾から、原典の出典の版ごとの記述の違いにもあたっていて、さらには、図表まで加わっていたりしています。

本文の難解な部分、解釈の難しい部分が説明されているところもあり、まるで、大学の講義を聴いているようだなと。

ちなみに、私は文系の学問をしたことは大学の一般教養くらいなので、こういった講義を聞いたことは皆無ですが…

訳者の意図なのかもしれませんが、第2版への序文が本文の後にあり、本文のおさらいをさせてもらっているようでした。

もっと読まなくちゃいけない本があるなと改めて思いました。
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農業女性のキャリアアップ

2018-09-17 14:48:17 | 考える

3年8か月の公務員生活を終えたところで、お声掛け頂き、埼玉県の農業版ウーマノミクス事業「農業女子キャリアアップ講座」(パソナ農援隊受託)のお手伝いをして3年目になります。

講座全体の担任の先生のような役割で、おわったあともいらぬおせっかいをしています。
とはいっても、ちょっと背中を押すていどで、あとは、皆さんどこまでも走っていける感じです。

上記の写真は、2期生が始めた情報発信のページです。

セカンドジェネレーション by S.W.A.P.2nd Generationでは、NOUJOWALK 〜農女✖︎農場〜として、メンバー同士がお互いを紹介するという情報発信を始めました。

https://www.facebook.com/NOUJOWALK/



1期生は、GoGo彩農ガールズ!として活動しています。イベントに出店したり、ポテトチップをつくったり、実働を活発に続けています。

https://www.facebook.com/go.go.sainougirls/

農業女性の応援を続けてきた中で、女性たちの仕事への取り組み姿勢が大きく変わったと感じています。

「農家の嫁になった」というよりは、「ファミリービジネスとして農業に取り組んでいる夫の妻になり、役割を営んでいる」

「兄弟が居ないので私が後をとった」というよりは、「後継者として農業に取り組んでいる」

明確な意思を持って、「農業に就職した」「農業で起業した」・・・「農業に転職した」

そして、多様な職業体験と、多彩なスキルを持っているということを、ここのところ強く感じています。

また、今回スタートした、NOUJOWALK 〜農女✖︎農場〜、Web上で、様々な情報が行き交い、完成度が高まって行くのを見ることができたのは、とても気持ちの良いものでした。

ご興味のある方は、ぜひご覧ください。

https://www.facebook.com/NOUJOWALK/

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新しい街に その1

2018-09-12 15:47:01 | 構造物 みつけた

大宮駅東口の再開発工事がスタートしました。

西口に遅れること何十年になるのでしょうか?

工事現場といえば、白い鋼板で囲まれて中が見えないというのは一昔前。



過去の街並みを写す写真



工法の説明



のぞく場所もあるので覗いてみれば現場が見える



現場内にも危険表示



整備された場内。

朝には点呼も見えるのでしょう。

見えるというのは、窮屈だけど、隠れていることによって、不透明なことが起きないことより良いのかもしれません。

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「20th ANNIVERSARY LIVE1998-2018」 現場から見た経営学と農業経営 開催しました!

2018-03-27 18:53:06 | 考える

ならわぬLIVEとして自社イベントを開催してきました。

今回は、「20th ANNIVERSARY LIVE1998-2018」 現場から見た経営学と農業経営 というテーマで3つのsessionを開催しました。
これまでのならわぬLIVEでは、sessionごとにテーマを変えて、今課題だと考えていることを主題としました。
今回は、4回目の商品開発わい!わく?研究会に3人のゲストスピーカーをお願いしました。

写真はお客様から頂いたお花です。
思わぬプレゼントがうれしかったです。

session1は、「門前の娘ならわぬ経営学を語る」というテーマで、父の学術的経営学と、私が現場でであった「経営」についてリンクさせしながら、話をさせて頂きました。



父が昨年7月に亡くなったことから、父の考えていたことを改めて整理しようと思いました。

父の経営学研究の原点からひもとくことを、私が現場で感じたことをつなげるという試みをしました。

自分自身が、直面するものから知識を広げてきたため、今回父の本を改めて目を通してみて、より知識を得て、考え方を整理しなければならないという思いを強く持ちながら、スライドをまとめました。

写真は、ブログの記事にもしましたが、父が晩年に改めて考察していたチャールズ・バベッジの話をしているところです。


session2は、第4回商品開発わい!わく?研究会「商品の、ひと、こと」で、埼玉県庁に在職中に農業の6次産業化の担当をさせて頂きましたが、その当時関わらせて頂いた3人の方と、問答形式で話をするという機会にしました。




はじめに、「行列のできるトマトと6次産業化総合化事業計画によるコンテナガーデンの取組」ということで、有限会社トマト園芸代表取締役立澤淳一さんに、①トマト生産のこだわりとにじいろトマトジュース、②店舗での直接販売のメリット、③顧客ニーズから生まれたコンテナガーデンについてお話し頂きました。

時間が足りないほどの熱いお話を頂きました。

トマト園芸Web




二人目は、「自農場産「武州豚」による本格ドイツ製法のハム・ソーセージの品質向上の取組」ということで、株式会社坂本ファーム「バルツバイン」店長坂本健将さんに、①加工技術向上のためのチャレンジ、②ハム・ソーセージ加工用の武州豚肉質改善、③ドイツ国際コンクール受賞の効果についてお話頂きました。

受賞件数の多さに、参加されていた皆さんが驚かれていました。

バルツバインWeb




最後は、「自農園産の果実を生かしたシフォンケーキ等加工品の商品開発と販路開拓の取組」ということで、株式会社渋谷農園「QuiQui」代表渋谷しょうこさんに、①未利用果実だからできた商品開発、②つながりを大切にした商品開発と販路開拓、「店」があることでできたことと、広げたいことについてお話頂きました。

農家の嫁の立場からチャレンジを続ける渋谷さんに共感が集まりました。

QuiQui


session3は、「図で読み解く農業経営の多角化」ということで、「A3」1枚にまとめたシートから、農業経営の多角化の具体的なポイントについて、オペレーションとマーケティングの両面から説明しました。

参加された農業者の方から、好評でした。

今後、研修などに活用していきたいと考えています。


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ならわぬLIVE「20th ANNIVERSARY LIVE1998-2018」 現場から見た経営学と農業経営

2018-03-19 19:32:34 | 考える

2018.3.24(土)ならわぬLIVE開催します!

session1 15:00~16:30
 門前の娘ならわぬ経営学を語る
 父河野重榮(獨協大学名誉教授)が、昨年7月に亡くなりました。学究の徒として、経営学
 と向き合った父の学説を娘としてより多くの方に知って頂ければと思いました。現場で
 学んだ経営学の視点で、語ります。

session2 17:00~18:30
 第4回 商品開発わい!わく?研究会「商品の、ひと、こと」
 農業の6次産業化による商品開発について、3人の6次産業化に取り組む方との対話を通
 じて、考えます。
 ① 行列のできるトマトと6次産業化総合化事業計画によるコンテナガーデン
     有限会社トマト園芸 代表取締役 立澤淳一氏
 ② 自農場産「武州豚」による本格ドイツ製法のハム・ソーセージの品質向上
     株式会社坂本ファーム バルツバイン 店長 坂本健将氏
 ③ 自農園産の果実を生かしたシフォンケーキ等加工品の商品開発と販路開拓
     株式会社渋谷農園 QuiQui 代表 渋谷しょうこ氏

session3 19:00~20:00
 図で読み解く農業経営の多角化
 6次産業化等、農業経営の多角化に取り組む時のポイントについて、一枚の図から読み
 解いていきます。

どこからでも参加可能です。

会場  大宮ソニックシティ 603会議室 さいたま市大宮区桜木町1-7-5
参加者 88人
参加費 5000円(1日)

ご興味のある方の参加お待ちしています。
なお、facebookページで、session2でお話し頂く方の紹介をしていますので、ぜひご覧になってください。

facebook 河野経営研究所

概要についてはWebページを参考にしてください。

Web 河野経営研究所特設ページ

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フードビジネスの分析を見て気になったこと

2018-03-14 17:44:57 | 調べる

今年度、多分…最後の北陸出張。
行きの北陸新幹線では、いつもの「さつまいも」アイスクリームは食べませんでしたが、帰りの東海道新幹線では、「抹茶」アイスクリームを食べました。
どちらも、大豆ではなく卵を使った商品です。
言い換えると、乳化するのに、大豆のレシチンではなく、卵のレシチンが使われています。
と、食に関しては袋の後ろの表示が気になってはしまいますが、袋に表示されたものが、食卓に多くのぼるようになっている気がします。

経済産業省経済解析室がフードビジネスの説明をしています。



この資料の中で、気になる事があったのでまとめてみたくなりました。



一年の差ですし、割合の変化としては、わずか0.1%ですが、飲食サービスの割合が増加しています。
食の変化のなかで、インバウンドの影響も多いようですが、さらに、表を掘り下げてみたいと思います。



食料品工業5系列の中では肉類が増加。単なる単価の上昇か。あるいは、肉加工品の多段階化が進んでいて、外食、中食、内食に対応しているのか。
2010年からの伸び率ですから、セブンイレブンのサラダチキン販売以降の食肉加工品、それも食事の問題解決型商品の売上の上昇が影響しているのかもしれません。



飲食料品卸売業が、低迷を脱してきているようすが示されています。
いわゆる食材問屋が、青果を扱うようになってきている影響でしょうか。
ハーブ類をはじめとする「つまもの」や、ヨーロッパ野菜といわれる海外品種の野菜を飲食店向きに流通する担い手として、これまでの青果卸ではなく、総合食材卸が担い手となったり、地域の食料品店が担ってきた学校給食への納品を総合食材卸が行ったりと、これまでより取扱い範囲を広げた卸売業によるものかもしれません。
また、青果の中規模、小規模流通の新しい形態が生まれていることも影響しているかもしれません。
もちろん、インターネットを活用した商取引の範囲が広がっていることも全体に影響していると思いますが…



最後に、今年度は、仕事で列車の出張を沢山させて頂けました。以前より、遅めの時間がすいているような気がします。これは、働き方改革の影響と、パブレストランや居酒屋で飲んで帰る人が少なくなった影響???

参考

3業態揃って前期比上昇。第3四半期の低下分を回復し、2017年通年も前年比上昇で、名目事業規模186兆円に到達したフード・ビジネス

食料品工業は2期ぶりの上昇。清涼飲料、酒類、肉製品の回復もあり、2017年は3年連続上昇で指数水準も100超。

食料品流通業は前期比1.1%と3四半期ぶりの上昇で2017年通年も前年比上昇。卸売の上昇寄与によるもので、卸売の事業規模も2016年から2兆円ほど増加している。


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美しいけど。大変。

2018-01-31 22:52:16 | 移動中 みつけた

ここのところ、出張で北陸に行きます。

毎回、雪の写真を撮っていましたが、ついに昨日までの出張では、写真を撮りませんでした。

一面の白い世界はきれいです。

慣れてしまったのかな。

写真は、関東の雪、東武鉄道の車両を映したもの。

北陸に慣れたつもりで、関東に雪が無いのが違和感、などと言っていましたが…

この時の雪は未だ亡くならず…

あまいあまい、あまい考え…

SNSの福井の方の近況など見ると、

と、

この雪はただ事ではない…



話は違っちゃいますが

その1週間前

少し、長い同じような車両を写してました。

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雪の街から、雪の街に

2017-12-18 20:06:57 | 移動中 みつけた

先週水曜日、雪の福井から移動しました。

溶けやすい、初冬の雪を踏んで、金沢に向かいました。

石川県は雪があまり無く、北陸新幹線で金沢からトンネルを抜けると、雪。



写真は、富山駅の手前の神通川の雪。

だんだん雪が薄くなって、荒れる日本海。



写真は、糸魚川。

そして、長いトンネルを抜けると。



上越妙高は、深い雪、さらに、車窓に吹き付けていました。

ところが、次の長いトンネルを抜けると。

長野は、雲ひとつない青空。



浅間山の雪も心なしか、先日より少ない感じ。

関東平野は、さらに、雪の気配などどこにもなく。



赤城の山から続く山並みは、晩秋の風情。

埼玉の圃場は、ブロッコリーの深い緑。

大宮で20分の乗り換えで、秋田へ。

暗くなった新幹線は、雪の気配が見えず秋田新幹線に。



秋田県に入ると雪、写真は大曲駅。

7時間で、変わる景色。

風土が変われば文化も変わる。

多様な風土には、多様なあり様が。

そんなことを感じた移動でした。

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ならわぬLIVE 臨時開催します!!!

2017-12-04 00:23:34 | 調べる

第3回 商品開発わい!わく?研究会

「グラッセ」といわれる商品を考える緊急研究会! 商品が増えるその前に、作戦会議をしませんか。

「グラッセ」という名称がついている商品群、農産物の付加価値を付けるのに、なかなか良い商品だと感じています。とはいうものの、売れる商品にしていくためには、差別化できなければなりません。商品開発のケーススタディにもなりますので、興味のある方のご参加をお待ちしています!

当日のカリキュラムは

1商品をポジショニングしよう!
 市販されている商品を現在20数点サンプリングしています。(毎日、少しずつサンプルが増えています。)
 商品そのものをポジショニングして、商品比較をします。

2加工方法を検討しよう
 市販されている商品の加工方法と、商品価値を上げるための加工の工夫について検討します。


日時  2017年12月9日(土)14:00~16:00
場所  埼玉会館 5A さいたま市浦和区高砂3-1-4
参加者 食品の商品開発に興味のある方  22名 先着順
     参加費 5000円(先行商品の試食品代等込)

FAXかメールで必要事項をご記入の上申し込みください。
Fax 048-644-3527
narawanu.live(a)konocon.com
※ (a)を@に変えて申し込みください

氏名
連絡先 □自宅   □勤務先     該当するものに☑をしてください
住所
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皆様の参加お待ちしています!!!
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