お仕事アシスタント「このこん」デビューしました
お仕事アシスタントのこのこんがデビューしました。「このこんです」で、お仕事アシスタントこのこんから、色々な情報発信をさせて頂きます。気の向くままお付き合いください。
(商標申請中)
https://www.konocon.com/posts/blog1.html
#konocon
#このこん
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はだかの王様の7つのはてな 1「はだかの王様のものがたり」
企業や組織の経営の問題をはだかの王様のものがたりを使って説明する研修を、これまで4回ほど、3回は自社主催で、1回はWebのコミュニティで。
自社主催のとき、受講された方、毎回、ためになったというご意見を頂きました。そこで気をよくして?ではないですが、動画で発信するならこのテーマからと考えて、スタートすることにしました。
はだかの王様(アンデルセン童話 原題「皇帝の新しい着物」)のものがたりは、調べれば調べるほど深いところがあって、組織の経営について、多くの気づきを与えてくれるものだと感じています。
「なぜこのような行動になるのだろう」「そもそもどのような組織なんだろうか」「どうすればよかったのか」など、いろいろ考えてしまいます。
今回は、「はだかの王様の7つのはてな」と7項目を掲げて、考えてみることにしました。
経営の勉強の基本的なところを踏まえて、できるだけわかりやすく動画にすることにしました。
10分以内(最長でも15分以内)を目標につくりましたが、初めの方は、原稿に書いたことをよりわかりやすく説明しようとして、余計回りくどくなってしまったのかなあとも思います。回を重ねるごとに、動画を解りやすくする方法が、わかったような気がします。
興味のある方は見てみてください。
YouTubeチャンネル konocon
2 7つのはてな その1 王様のおしゃれ好きと、町の繁栄の関係は?
3 7つのはてな その2 王様は部下の評価をしたいから騙された?
4 7つのはてな その3 部下が詐欺師の言いなりになったのはなぜ?
6 7つのはてな その5 現場を何回も確認したのにどうしてわからなかった?
8 7つのはてな その7 「はだか」だと気づいたのになぜ行幸した?
昨日1月12日に小池東京都知事が、経済団体にBCP点検を要請したとのニュースがありました。
BCPとは「緊急時企業存続計画または事業継続計画」と中小企業庁が説明しているように、なにかあったときどうするかを予め決めておく計画のことです。
Webでは、様々な情報を入手できますし、支援機関が様々なサービスを提供しています。(公的なリンク集は最後につけておきますね)
すでにできていて変更すればよい方、これから立ててみようと思う方、なんだか気になると思われた方、いろいろな方々がいらっしゃると思います。
また、この短期間で感染が広がってしまって今更と思われる方もいらっしゃるかもしれません。目の前の対応に追われているのに…と思う方もいらっしゃるかも。
BCPに限らず、事業計画を立てることのメリットの一つは、考えることを形にして、自分自身で客観的にみることができること、組織で共有できることです。
いろいろな状況に置かれている方がいらっしゃるとは思いますが、波のように押し寄せてくる状況の中、このコロナ禍での経験を、事業計画のはじめとして、書き出してみるのも良いのかもしれません。
これまでの緊急事態下で、
① 何が起きてどのような問題が起こったのか
② どのように対応したのか できなかったのか
③ これから起こりうることはなにか その対応はどうするのか
これを画像のような表にするのはいかがでしょうか。
本格的に取り組みたい方は下記リンクを参考にしてください。
業界別にはいろいろなものがありますが、いくつか。
介護施設・事業所における業務継続計画(BCP)作成支援に関する研修
自然災害等のリスクに備えるためのチェックリストと農業版BCP
ちなみに都道府県でも産業別にありますが、埼玉県の農業のものを。
アマゾン・プライム・ビデオで、マネー・ショートを見ました。公開されたときに日比谷あたりの映画館で見て以来です。
マネー・ショートは、リーマンショックに至るまでに、サブプライムローンに疑問を感じて動いた人々の話です。
2008年9月18日、埼玉県産学官交流プラザという中小製造業の異業種交流会の会長を務めていた私は製造業の経営者ではないけれど経営に役に立てる別の視点で情報を提供したいと、日本経済新聞の編集論説委員を講師にお願いしていました。破綻から数日、経済への影響は未知数でしたが、編集論説委員の方は駆け込んで約束の講演をしてくださった後、駆け足で帰って行かれました。
それから、定期的な会合に来られる経営者の方々は、顔を合わせるたびに階段を下るように面持ちが暗くなっていきました。(とはいえ、お会いしていた方々は、危機をもちこたえ現在も企業が存続しています)
当時の関与先が専門加工業で、客先の荷物を預かり加工をしていて、いつも加工対象物が在庫置き場からあふれていたのに、足を運ぶたびにどんどん在庫が少なくなっていく様は、怖くて辛いものでした。数か月前に4年続けてやっと成果が出てきてきた人材育成も、終わりになってしまいました。(こちらも、現在も堅実な経営を続けています)
さて、マネー・ショートを見たことで、関連するコンテンツとして、「リーマン・ブラザーズ最後の4日間」というイギリスBBCのドラマが紹介されました。緊迫する4日間、経営責任とは何だろうと改めて考えさせられる内容でした。
さらに、「しんがり」という山一證券の破綻に関するWOWOWのドラマが紹介されました。
私にとって、1997年11月は、中小企業診断士の2次試験に合格し、新しい扉が開き、そして、そのために走り始めたところでした。
自主廃業の涙の記者会見には強烈なイメージがありましたが、関心を持って調べることなどしないで過ごしてきました。
「しんがり」は、自主廃業の後、最後まで真相究明と清算業務を続けた社員たちの話です。
ドラマを見て、もっと本当のところを知りたいと思いました。
原作のノンフィクション、清武英利著「しんがり~山一証券最後の12人~」を手に取りました。
破綻までの道のりの、気持ちの悪くなる「簿外債務」隠し。
一方で自ら「社内調査」により破綻までの道のりを明らかにしようとする社員と無給の取締役。
責任逃れの旧経営陣と腐った組織と断じてしまえばそれまでのことだけれど、「社内調査」を担った常務取締役が経営陣であったことはどう考える?
さらに、本当のところを知りたくなり、「社内調査」に加わった、国広正弁護士の「修羅場の経営責任」を読みました。
「経営責任」という言葉の重さをさらに強く感じました。そして、義憤に駆られながらも、冷静に着実に真相に辿り着こうとする姿に、恐れ多くも自分の不器用さを重ねてしまいました。
なお、国広正弁護士のHPから、山一證券の社内報告書を見ることができます。
SDGs、企業倫理など、社会の中の人や組織として、責任をもった行動が強く求められています。
経営者責任とは何かを、改めて考えることができた数週間でした。
参考
各種配信サイトで見ることができます
日経クロストレンドの記事を読んでいると、サスティナブル エシカル ジェンダーレスという言葉に何度もぶつかります。
いろいろと新しく変えていくタイミングで、スカートのセットアップからパンツのセットアップに変えたいと思っていました。
ビックデーターの時代、セミオーダーを探していると、Web広告が積極的にお知らせしてくれて、出会うことができました。
スカートのセットアップ、つまりスーツは、銀座のテーラーのお得な上着はメンズ仕立てのもので、仕事服としては楽でしたが、パンツのセットアップ(スーツ)で、自分の着たかったスタイルのものが見つかりました。
1着目は、採寸が必要だと思ったので、UNBUILTの渋谷の店舗で採寸してもらいました。2着目以降は、ネットで注文しています。
ジェンダーレスな、エイジレスな、仕事服という考え方が進んでいるのはとてもありがたいと思います。
ワールドのセミオーダーでしたが、アパレル各社取り組みが進んでいるようです。Web広告はたくさんお知らせしてくれます。
セミオーダーは、サスティナブルとかエシカルにも貢献しているのかな?
機械も割と長く使うほうなので・・・サスティナブルに貢献している? というのは違うと思いますが、10年間使っていたLet'noteが、しんどそうにしているので、4代目のLet'noteに代わりました。初めての黒です。
アンドロイド端末の誤作動を嫌って、しばらく使っていた二つ折りのFOMAを卒業して、Appleが2台に、なぜかipadも新しくなりました。
すべての性能が高くなり、すべての作業が軽くなりました。
必要以上に親切なので、ご遠慮しているものもありますが…
機械の性能や情報技術が変わっていくことを早めに体感することも大事だと思いました。
今から8年前、任期付きで公務員になった時、役職の新任研修を受けました。
民間の経営者の話というときに、知人の社長が登壇して、壇上から見つけられて声をかけられて、びっくりしましたが…
それではなく
リベラルアーツ=教養についての講義がありました。
考える力、そのための、素養を育む、教養に値する本を読み自らの思考の柱を作る。
そういった講義内容だったと記憶しています。
まさに、今、私たち市井の人のなかにこのリベラルアーツ=教養が必要だという考えが広がっているのだと思います。
日経新聞で新進気鋭の哲学者が特集されたり、経済×思考のNHKの番組が頻繁に放送されたり、新書に顔写真のついたカバーが更にかけられた哲学の書籍など…
昨日、仕事帰りの駅の書店で、フロムの改訳本を見つけて思わず購入してしまいました。
「愛するということ」というタイトルが、功を奏したのでしょうか、新刊書や話題の本が並ぶ中に5冊以上積み上げられていました。
考えることを考える時代なのだと思いました。
AGRI BATON PROJECTでのライブで、リンク先が読み込めていないところがあったり、伝えきれなかったところもありましたので、リンク集を作りました。
https://www.facebook.com/agribatonproject
令和元年度「食料・農業・農村白書」令和2年6月16日 公表
第1部 食料・農業・農村の動向 第2章 輝きを増す女性農業者
https://www.maff.go.jp/j/wpaper/w_maff/r1/index.html
さやま里芋増産倶楽部
https://www.facebook.com/satoimozosan/
さやま里芋増産倶楽部 ごぼうプロジェクト
https://www.facebook.com/sayamasatoimozosan.gobou
※ 追加情報 農業革新者を悼む
https://blog.goo.ne.jp/konocon98/e/c59d28b42d284f1cf33a2f146178858f
GoGo彩農ガールズ!
https://www.facebook.com/go.go.sainougirls/
セカンドジェネレーション by S.W.A.P.2nd Generation
https://www.facebook.com/NOUJOWALK
Fwakuフェス
https://www.facebook.com/fwakufess/
※ 福島県相双地区の取り組み
さいたまで作った最後のお米
https://blog.goo.ne.jp/konocon98/e/32b0ba4bff328ec34bc38c198a6967a0
開封できなかった油
https://blog.goo.ne.jp/konocon98/e/b4603ac7f505660321a53fad23d95e4b
※ 2016年10月に第64回日本農村生活研究大会公開シンポジウムでの報告
農山漁村の起業活動から、農業の6次産業化へ
―民間と公共の2つの支援の立場を体験して―
https://www.konocon.com/posts/post5.html
※ ならわぬLIVE2018season2 「地域連携推進と“こころ”の共有」で書きたかったこと
https://blog.goo.ne.jp/konocon98/e/cd6eb31799fc55156ef415a4f7ff9457
妹がWEBオープンキャンパスで子ども学コースの説明をしています。
【模擬授業】子ども学コース・小玉亮子教授「子ども学で考える」
研究室Webサイトより
「人はみな、かつては子どもだった、とはよく言われることです。でも、最近の中学生は私たちのころとは違う、といういい方もよく聞きます。「子どもらしい」、という言葉がありますが、「子どもらしくない子ども」もよく話題に上ります。私たちが当たり前のように語る言葉を、あらためて考えてみると、人によって異なる理解をしていることもめずらしくありません。そして、このことは個人的な意見の相違だけでなく、その社会がどのようにとらえるのか、あるいは、時代がど こに向かおうとしているのかによっても、大きく変わってくるように思います。私たちが「子ども」という言葉で語ることの中に、どのようなことが織り込まれているのか、それが時代や社会・文化の諸相の中でどのように異なっているのか。子どもや家族、あるいは学校に関する人々の観念を、時間的、空間的な比較から分析していくことを、私の研究課題としています。」
http://www-p.li.ocha.ac.jp/hdev-kodama/
教養ということばや、横断ということばを見聞きします。今とても大切なことだと思います。
考えを変えたい、視点を新しくしたいと、つまみ食いする哲学や社会学の本の、私の読み方とは違う研究者としての視点は、勉強になりました。
農業関係資料集として、「〇〇をめぐる情勢」「〇〇の現状について」など農産物の状況が分かるリンクを農業生産関連情報としてまとめの記事を作っていましたが、更新頻度がそれぞれ異なり、追いきれないので、それぞれのファイル掲載されているページをまとめました。
米をめぐる参考資料
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kikaku/kome_siryou.html
「最近の米をめぐる状況について」が掲載されています
大豆のホームページ
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/daizu/index.html
「大豆をめぐる事情」が掲載されています
麦関連情報
https://www.maff.go.jp/j/syouan/keikaku/soukatu/mugi_kanren.html
「麦をめぐる最近の動向について」
野菜のページ
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/yasai/index.html
「野菜をめぐる情勢」が掲載されています。
果樹のページ
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/fruits/index.html
「果樹をめぐる情勢」が掲載されています
花き振興コーナー
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kaki/flower/index.html
「花きの現状について」が掲載されています
施設園芸のページ
https://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/engei/sisetsu/index.html
「施設園芸をめぐる情勢」が掲載されています
【有機農業関連情報】トップ ~有機農業とは~
https://www.maff.go.jp/j/seisan/kankyo/yuuki/index.html
「有機農業をめぐる事情」が掲載されています
畜産をめぐる情勢、国際交渉、統計データ等
https://www.maff.go.jp/j/chikusan/kikaku/lin/l_hosin/index.html
「《畜産業全体》《牛乳乳製品関係》《食肉鶏卵関係》《飼料関係》《家畜改良増殖関係》《畜産環境関係》の情勢について」が、直接あるはリンク先に掲載されています。
お茶のページ
https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/cha/ocha.html
「お茶をめぐる情勢」が掲載されています
薬用作物のページ
https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/yakuyou/yakuyou.html
「薬用作物をめぐる状況」が掲載されています
仕事の関係で、子育て関連の情報収集をしています。
社会福祉の観点から厚生労働省、教育の観点から文部科学省、より幅広い視点「子ども子育て支援法」から内閣府、その他関連団体と、広範囲にわたる組織、実務に直結する文書の情報量も多く、情報収集のリンク集も数を数えたくないほど多くなり、じっくり読み上げようと2ページを1枚に、4ページを1枚にと印刷してダブルクリップで止めた資料もかなり積みあがってきました。
現場に直結した情報収集をしていると、学生向けのテキストを読み込むことで、俯瞰した見方ができるようになるので、そういった本を探して読むことがあります。
任期付きの公務員をしているときに、行政、公共、自治体、地方自治などについて基本的な考え方を知りたいと思って本を探していたら、放送大学のテキストが役に立ちました。
農業分野では様々な情報収集をしていますが、岩波の農業経済学のテキストが役に立ちました。
加工専門業の仕事をしていたとき、「分かり易い」という本よりも、熱処理などの技術的な入門書のほうが役に立ちました。
そういえば中小企業診断士の受験講座の講師をしているときも…きりがないですね…
さて、この「幼児教育」という書籍は、教育課程用の教科書で、「はじめて学ぶ教職」と副題にあるように、幼児期の子どもの教育全般について書かれています。
編著者は私の妹で、少し前に本をもらっていました。斜めに読んで良い本だとは思っていました。
ここにきて、情報収集が進み、情報の俯瞰が必要だと思い、今度はきちんと読んでみることにしました。
幼児期の教育についての考え方の基本的なところを、学問的論理性(…私の造語)で知的好奇心が刺激されて楽しい時間でした。
こんな経験を、そういえば、そう遠くない昔にしたなと、子どもの大学の入学式の「教養」と「考察」について語られた講演を思い出しました。
筋の通ったしっかりした仕事をするなと、分野違いの姉ですがうれしくなって妙に興奮してしまいました。
父とは学問領域が全く異なりますが、大学教員のDNAが受け継がれて、更に進化している気もします。
私もさらに研鑽していきたいと思います。
違う分野の仕事をしていたので、読もうと思いながら積みあがってしまっていた本を読みました。
1 2030年のフード&アグリテック
野村アグリプランニング&アドバイザリー(株)編
先端テクノロジーの紹介ということで事例が70示されていています。
フード&アグリテックの5つのセクターとして
① 次世代ファーム…植物工場 陸上・先端養殖
② 農業ロボット…ドローン 収穫ロボット ロボットトラクター
③ 生産プラットフォーム
④ 流通プラットフォーム
⑤ アグリバイオ…代替タンパク ゲノム編集
が取り上げられています。
個々の動きは、様々なメディアで断片的に取り上げられていますが、事例を並べて読むことで、戦略的側面、経営資源の問題、利害関係者の問題など、読み手の立場によって様々な見方に役立つ内容だなと思いました。
少し読みにくかったですが…
2 逆転の農業
吉田忠則(日本経済新聞編集委員)著
日経のWebメディアなどで、吉田さんの記事を読んでいて、そのダイジェスト版かと思い手に取りましたが、書籍の構成にこそ醍醐味がある本でした。
「逆転」と書かれていましたが、「現状」を書いたものでした。
「技術・農地・人の三重苦を超える」と副題に書かれていましたが、「農業」「技術・農地・人」にかけられているフィルターはなかなか剥がれない、ところが「現場」の変化のスピードは速い。
農業者の方、農業関連ビジネスの方、さらにはそこに興味のある方には必読の本だと思いました。
こちらは数時間で一気に読めました。
どちらも鮮度がある本だったので、1月発行、3月発行で、積み上げてしまって失敗したかなとも思っています。
とは言っても、会社の年齢です。
22年前の今日から、会社組織にして仕事をはじめました。
「なぜ会社にしたの?」と、家族から聞かれました。
理由がないわけではないのですが、今になって振り返ると、さほど重い決断をしたわけではなかったのかなと思います。
法人にして損をしたこともあると思いますが、法人にしておいて良かったことがたくさんあり、今に至っています。
…人の権利の一部が法によって与えられた法人、法によっていかに定められようとも、人がそれぞれ異なるように法人も異なる個性がある。
…しかし、人が時代に翻弄されるように、さらに、資本主義の担い手である仕事を行うための法人は時代に翻弄される。
「未来への大分岐」という本を昨年ふと手にして読みました。2月から3月にNHKEテレで欲望の資本主義として、マルクス・ガブリエルがニューヨークで様々な人と対話するドキュメントが放送されました。
未だ見に行けていませんが、ピケティの「21世紀の資本」が映画化されました。
ゆでガエルの寓話のように、徐々に変わってきた世界の中で慣らされてしまった私たちに、警鐘を鳴らしています。
奇しくも今日見た、NHKBS-Pのダークサイドミステリー「ナチスをだました男20世紀最大の贋作事件」のなかで、その事件の背景には、「人は自分の都合の良いように解釈をしたがる」ということが挙げられていました。
「都合の良い解釈で逃げないように」「誰かのせいにしないように」ならば「どうするのか」「どう考えればよいのか」に向き合っていかなければならないと思います。
先人の石垣が崩れないように、しっかりした石垣を積み上げていく、小さな石でも役に立つ穴太の石組みの石としてさらに邁進していきたいと思います。
テレビの予告編に映った横顔が、9年前のあの日、その前3年間にお会いした方でした。
相双地方農村女性起業塾(2009年3月~2011年2月)の講師として南相馬に年数回行く仕事を引き受けていました。
そこで、石井さんにお会いしました。
「いろいろな油を搾っている、なんでも搾れるので…」という話を聞き、こんな油も搾れるんだと頂いたのがこの「ひまわり油」と「あけび油」でした。
震災があり、開封がためらわれて、そのままになっていました。
今日の放送は、浪江町から持ってきた安全な種を福島で栽培し、浪江町の除染後の土地を荏胡麻で肥やすという話でした。
相双地方農村女性起業塾に参加されていた30余名の方は、地域のリーダーの方々で、当時の相双地域の活性化の役割を担っている方ばかりでした。
震災後、参加されていた方々をメディアで拝見することも多々あります。
今回も石井さんの前向きな姿を拝見できて、頭が下がるばかりです。
そして、同時に、お役に立てることがあるはずなのに、できていない自分自身への歯がゆさを感じています。
https://www4.nhk.or.jp/P6048/x/2020-03-09/21/19173/2096193/
罹患する怖さと、自分がすでに罹患していて感染源となっているかもしれない怖さを抱いて仕事そして生活しなければならない今の姿を記録しておきたいと思います。
木曜日、金曜日と仕事のため、出かけていました。
木曜日の夜のWBSで、人影が消えた汐留の映像が流れていましたが、20時代の紀尾井町から新橋までの道すがら、特に新橋の辺りは相変わらず混雑、ほろ酔いの方が闊歩していました。普段よりは少なかったのかもしれませんが…
JRに乗ると、「厚生労働省…」という混雑緩和を進めるアナウンスが定期的に放送されていました。
その昼間、仕事の場所がテレビのドキュメンタリーで放送された「たい焼きや」さんに近かったため、少し寄り道しましたが、2時間待ちの行列で諦めました。メディアの力の強さに感心しながら、感染症よりまだまだ嗜好品だなと感じていたところでした。
金曜日、大磯の駅前で新商品の試食販売のサポートに出向きました。
商品と客層と、店舗との信頼関係と、商品の品質や季節性を見極めて設定したイベントでした。
状況が刻々と悪化している中で、不安を抱えている時期での開催でしたが、イベント自体は、販売する側は「店舗が良かった」といい店舗側は「商品力があった」といい、おたがいに「気づきがあった」と、関係者全体が納得できる結果に終わりました。
感染症に関することが、まだ、経過観察期間なので、イベントの正否についての回答は導き出せません。
そんななか、いくつかの目を止めることがありました。
試食販売については、かなり気を使われて準備されていましたが、販売を知って買いたいと思っている方、どのようなものか興味がある方は口にされましたが、試食そのものを衛生的ではないと考えている方がいつも以上に多く、食べてみたから買ってみるという方は少なく、試食してもしなくても食べたいから購入されるという方が多いように感じました。
店舗の方も、お客様の手に触れるところは、こまめに消毒していて安心できる状況でした。
入り口のアルコールを入店前と退店前に手にしていかれる方が散見されて、店舗の前より幅広い範囲で、歩道に消毒用アルコールのにおいが立ち込める時間も長かったような気がします。
その歩道を「このにおい嫌い」と大きな荷物を抱えた小学生が通り過ぎていきました。
近隣のドラックストアで買い物をしてきた方が、やけにティッシュペーパーを持っているなと思ったら、棚がからになる騒ぎがあったとのことでした。
天災で右往左往する私たち、国を覆うような人災が来ないことを祈るばかりです。