知りたがり

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感染症対策の街で

2020-02-29 18:09:42 | 考える

罹患する怖さと、自分がすでに罹患していて感染源となっているかもしれない怖さを抱いて仕事そして生活しなければならない今の姿を記録しておきたいと思います。


木曜日、金曜日と仕事のため、出かけていました。

木曜日の夜のWBSで、人影が消えた汐留の映像が流れていましたが、20時代の紀尾井町から新橋までの道すがら、特に新橋の辺りは相変わらず混雑、ほろ酔いの方が闊歩していました。普段よりは少なかったのかもしれませんが…
JRに乗ると、「厚生労働省…」という混雑緩和を進めるアナウンスが定期的に放送されていました。
その昼間、仕事の場所がテレビのドキュメンタリーで放送された「たい焼きや」さんに近かったため、少し寄り道しましたが、2時間待ちの行列で諦めました。メディアの力の強さに感心しながら、感染症よりまだまだ嗜好品だなと感じていたところでした。

金曜日、大磯の駅前で新商品の試食販売のサポートに出向きました。

商品と客層と、店舗との信頼関係と、商品の品質や季節性を見極めて設定したイベントでした。
状況が刻々と悪化している中で、不安を抱えている時期での開催でしたが、イベント自体は、販売する側は「店舗が良かった」といい店舗側は「商品力があった」といい、おたがいに「気づきがあった」と、関係者全体が納得できる結果に終わりました。
感染症に関することが、まだ、経過観察期間なので、イベントの正否についての回答は導き出せません。

そんななか、いくつかの目を止めることがありました。
試食販売については、かなり気を使われて準備されていましたが、販売を知って買いたいと思っている方、どのようなものか興味がある方は口にされましたが、試食そのものを衛生的ではないと考えている方がいつも以上に多く、食べてみたから買ってみるという方は少なく、試食してもしなくても食べたいから購入されるという方が多いように感じました。
店舗の方も、お客様の手に触れるところは、こまめに消毒していて安心できる状況でした。
入り口のアルコールを入店前と退店前に手にしていかれる方が散見されて、店舗の前より幅広い範囲で、歩道に消毒用アルコールのにおいが立ち込める時間も長かったような気がします。
その歩道を「このにおい嫌い」と大きな荷物を抱えた小学生が通り過ぎていきました。
近隣のドラックストアで買い物をしてきた方が、やけにティッシュペーパーを持っているなと思ったら、棚がからになる騒ぎがあったとのことでした。


天災で右往左往する私たち、国を覆うような人災が来ないことを祈るばかりです。

 


身の回りの気になる衛生環境 お清めとビュッフェスタイル

2020-02-16 21:46:32 | 探す

マスク不足とか、手作りのマスクのリスクとか、いやいやマスクより手洗いだとか、ここのところ、マスク一辺倒のようですが、日々の暮らしの中で、ここは変えていったほうがいいなと思うことがあります。

まったく異なる生活の場面ですが、特に大きな問題ではないかと、二つのことを考えています。

1 神社のお清め(手洗い、手水)

ここのところ、神社への参拝で作法を気にされている方が増えている気がします。長年神社の近くに住んでいますが、年々お参りの仕方が丁寧になっていると思います。

それは、良いことなのですが、手水舎の柄杓に口をつけてお清めをされている方を多く見ます。(本当は、手に取ってが正式で口をつけてはいけないそうですが…)

水道水が流れているとはいえ、きれいに毎回消毒されているとはいえない柄杓、この時期だけでも口をつけないというわけにはいかないのでしょうか?

神社から「衛生的な面からも」注意してとお伝えいただくわけにはいかないのでしょうか?

2 裸の食品の売り場・ビュッフェスタイルの飲食店

裸の食品の量り売りやビュッフェスタイルの飲食店は、好きな量だけとれるとか、出来立てをそのまま買える(食べられる)などのメリットがあります。

けれども、飛沫感染が問題となっている昨今、自由に商品に触れる可能性がある売り方のものは(店の人が量り売りするのではなく)、一時的にでも、また、完全に封をする状態でなくても、息がかからない状態にする必要があるのではないかと思います。

食品の量り売りをパックに入れると、食品表示法の対象になります。また、コストアップにもつながります。
コストについては企業内部での検討になると思いますが、食品表示法については、一時的な緩和措置を考えるなどして、大きなリスクを回避していく必要があるのではないでしょうか?

※ 写真は昨年の大宮氷川神社の二の鳥居です