知りたがり

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日本ものづくりワールド2016

2016-06-24 23:11:01 | 調べる

昨日、機械要素技術展(総称 日本ものづくりワールド 2016)に行ってきました。

3年8か月ほど、農と食関連に集中していたので、ずいぶん久しぶり。

そういえば、昨年くらいから展示会の招待券も届かなくなっていました。

ここの所毎週東京ビックサイトに来ていますが、出かける用に合わせて・・・でしたが、今回は、じっくりと。

出店社が2,350社ほどということで、東ホールだけで足りずに、西ホールにも。

誘導するために、飲料の交換券を窓口別にあちらこちらに設定してありました。



私は東1から入り、飲料は西4で頂きました。

経営者を存じ上げている埼玉県の会社や、日本IE協会の見学会で行った会社が、ブース出展をきちんとした戦略でされていて、底力を感じました。

「造形」と言われていたものが、「3D」となり、バーチャルリアリティも含めて盛況で、来場者も技術者というよりもクリエーターと名乗っているような方たちが多かったような気がします。

コアのところよりも、データー管理や翻訳などの周辺分野のIT活用が気になりました。

とはいうものの、こういった展示会は2年以上間をあけてしまうとトレンドはつかみにくいので、見えるものが見えていたのかどうか…

西ホールに移動しようと会場を出たところに商談机が並んでいました。



今後の、そして来年の会場予約のボードがあり、出展のための商談が進められていました。



決まったところに紙を貼っている人もいました。

とにかく情報のボリュームが大きくて、展示会での速読が得意と思っていましたが、まだ、消化しきれていない感じです。

企業とは、経営とは。2016年6月に考えたこと。

2016-06-22 12:09:06 | 考える

日経ビジネスの2016.06.20 No.18461を、読んでいたら、ソフトバンクグループの報道が飛び込んできました。

企業とは、経営とは、今考えていることを、記録しておきたいと思います。

1.日経ビジネスから

日経ビジネスで、企業統治について「ストップ暴走社長」という特集が組まれています。

・私は「裸の王様」にはならない…暴走は仕組みで止める

・「辞められない」が経営リスクに

と、記事が続いていますが、私が納得できたのは、東レの日覺社長の「欧米流を押し付けるな」という記事でした。

インタビュー記事の中で、下記の記述が本質をついているような気がします。

「そもそも、ガバナンスのあるべき姿は、現場を把握している人が責任を持って、株主の承認を得て経営すること以外にない。…」

「会社は社会の公器。株主はステークホルダーの一つであって、株主だけの利益を追求するのは金融資本主義だ。時価総額だって人気投票の結果でしょう。僕は、企業価値そのものの定義をやり直す必要があると思っています。」

新卒で製造現場を希望されたとか。

就任以来日経平均が1.8倍のところ2.2倍に。

コーポレートガバナンス改革の立役者、伊藤邦雄先生を社外取締役に迎えている点を指摘され、笑い飛ばされている(ごめんなさい)。

2.ソフトバンクグループ

孫社長は、「急にさみしくなった」「現役に欲が出た」「待たせるわけにはいかない」。

米機関投資家からの書簡についての問題解決をリリースした直後。

「ワンマン」辞任の難しさ露呈とメディアは言うが、ここまでの経緯から、ニケシュ・アローラという人を自身と社会におけるかけがえのない人材と考え守ったのではないか?

3.利害関係者について

が、昨年恩師の山城章先生の学説を日本マネジメント学会で説明したときに、資料作成を手伝った経緯から、先生の学説で私が感じたことを少し。



経営については、よくピラミッド型で表されます。

山城先生の考え方は、包摂すなわち包み込むものとして示されています。

作業の現場を熟知していること、それは経営層であってもということです。

外縁の黒い太い線が利害関係者を表します。

企業は黒い線で囲まれたゴムまりのようなもので、伸びたり膨らんだりするもので、それでも、内円は同じようにあるものだということだと思います。

利害関係者は、下図のように説明されています。



利害関係者は、もちろん株主ではなく、多様な広がりがありますが、私がこの山城先生の図を見て感じ入ったのは、中心にある「経営体自主」という文字です。

高松外伝(ぶどう餅が食べたかった)

2016-06-16 02:28:35 | こんなこと

香川県の三本松というところの名産でぶどう餅というものがあります。

高松にもお店があって、そこのぶどう餅を買って帰ろうと思いました。

インターネットで調べたところ、お店のWebページはなかったのですが、いろいろ見ていくと休日は9時からということで、お店が空くまでの時間、玉藻城に行ってみることにしました。

写真の紫陽花は、高徳線の駅から撮ったもの。

歩いても良かったのですが、昔住んでいたあたりを列車が走るので乗ることにしました。

この斜面には、子供のころの友達との思い出があります。



玉藻城(讃岐高松城)は、子供のころ何回か訪れたことがあります。

海城で、今でも海を臨む場所にあります。



よく覚えているのがこの堰で、潮の満ち引きで流れが変わります。



ちょうど干潮の時で、海に向かって潮が流れていきます。



天守閣跡から見下ろした内堀ですが、すべて海水で、今は鯛が放流してあるようです。



なので、庭園の川には水が流れていません。



中庭に蘇鉄といった、少し違った風情があります。

一回りした後、目的の買い物に・・・



中央通りの並木の木は、子供のころよりずっと大きくなっていました。

ところが・・・

目的のぶどう餅のお店は、日曜日が定休日になっていました。

残念・・・

帰り道は、



子供のころ習っていたお琴の発表会をした文化会館。



よく遊びに行った香川県庁。

懐かしいところを通って、宿泊所に帰りました。

ぶどう餅は買えませんでしたが、楽しい朝の散歩でした。

タスク会と父母の60年

2016-06-13 23:16:44 | 門前の小僧

父が大学の教員として初めて勤務した香川大学のゼミの卒業生の会があります。

タスク会といって、昭和50年からはじまり、東京、大阪、高松の三か所を順にめぐり毎年会が開催されています。

先日、父が教員となって60年、父母が結婚して60年ということで、高松の栗林公園の近くで、総会と60年を祝う会が開催されました。

長年にわたるゼミ卒業生の方との交流ですが、香川大学当時、官舎が大学に近く、学生の方が来られることが多い家庭でした。

家でゼミがあって、ゼミでもそれ以外でも学生の方が来られて、母が食事を出すなどということも、日常茶飯事でした。

香川からこちらに変わってきても、お子さんを連れてこられたり、出張のついでなどと連れ立って来られたりしていました。

さて、このタスク会ですが、私は、20年近く前から、挨拶をさせて頂く程度で、何回か出席させていただくことがありましたが、卒業生の方と会でじっくり話をさせて頂いたのはこれが初めてでした。

企業の最前線で仕事をされてきた方が多く、強烈な職業意識と、さらにそれを実現できる能力を持っておられる方が多く、最初にのぞかせていただいた時の、胸がどきどきするような、活気は刺激的でした。

年を重ね、現役でいる方はわずかになってしまいましたが、それでも、今回話をさせて頂いた何人かの方々は、仕事や社会に対する視線が鋭く、磨いたものは錆びないと強く感じました。

ゼミの会がこれだけ続いたことは、父の個性的なキャラクターによるものもあるとは思いますが、学閥のないなかで仕事に立ち向かった方たちの帰れる場所だったのではないかと、ふと、自分に照らして思ったり、羨ましかったりしました。

卒業生だけでなく、そのご家族や、父の転任で卒業までおつきあいできなかった方も来てくださって、家族として感謝に堪えません。

ありがとうございました。





なおこの会の記念号として、ゼミの会報「タスク10号」が、第1回卒業のタスク会会長のご尽力により出版されました。

「GE」の本で2日間

2016-06-05 22:34:09 | 調べる

過去の資料の整理をしていて、きちんと読もうと思っていた2014.12.22.の日経ビジネスのGEの記事。

行動基準が2014年に変わったという内容を掘り下げて知りたい気持ちになりました。

昨日と今日、3冊の本を読んだのですが、「すごいな」。

日本GE株式会社代表取締役・GEキャピタル社長兼CEO、安渕氏の2冊の本が、とても読みやすい。

書籍として、かなり充実した内容を解りやすく伝えることができていることに驚きました。

「リーダーシップを育てる」

私なりに、もう少し咀嚼したいと思います。

interiorlifestyle TOKYO 2016 に行ってきました

2016-06-03 02:53:13 | 探す

出かけたその足で、ビックサイトまで。

デザイン関連の展示会は、見るだけで楽しくなります。

美術館にいるようなわくわくした感じ。


アトリウム特別企画ゾーンでは、写真を撮ってSNSで発信しようということで、「伝えたくなるデザイン」。

エリア区分も

GOT IT!

CRAZY!

WOW!

FINE!

KAWAII!


福永紙工とテラダモケイがこのゾーンにあると事前に分かっていたので、楽しみにしていました。

紙でできた椅子



小さな刺繍。

季節の風物詩と、季節の和菓子。



浮世絵。



蕎麦猪口。

ロゴも昔風。



ディスプレイが素敵。



ライフスタイルということで、食の展示もありました。

フライヤーのデザインや、商品そのもののデザインが興味深かったです。

なかほら牧場のケータリングカーがあって、食べたことのないものが・・・

フローズンヨーグルトと、プリンを食べてしまいました。


ちょっと「浦島」

2016-06-01 19:54:21 | こんなこと

民間に戻って2か月。

異業種交流会に戻って、暖かく迎えて頂いたり。

法人ならではの事務処理をしたり。

勤め人から、極めて小さな会社でも経営者のスタンスにあっという間に戻ったり。

こっちの生活がやはりベースだな、などと考えていましたが・・・

なかなか、「あ、変わった」ということも沢山。

たとえば・・・




勤めていたところにもあったカタログですが、必要なものを探すとき見てはいたのですが・・・

よく見ると、品ぞろえの充実が半端ではない。

小さなテイクアウトのお店をすぐに始めることができるような消耗品の品揃え・・・

メディカルとは言うものの介護用品が・・・



ネットのお付き合いが変わると・・・

Webメディアの変化も面白い。



数日間病気で学校を休んだ後通学した小学生の時の気分。