わたしのいえ・プロジェクト

マイホーム新築の記録と、それにまつわる、アレやコレ。

09/03/13(金)都税事務所の家屋調査

2009-03-13 22:37:12 | HouseからHomeへ

調査員が来た。

本日、新築したいえの、固定資産税、都税額の標準となる、評価額を算定するための家屋調査をしてもらいました。

2/27 東京都都税事務所から「家屋調査のお願い」なる書類が郵送で届く。
新築したいえの、固定資産税、都税額の標準となる、評価額を算定するために、家まで調査員が来て調査するとのこと。
日程を決めたいので、こちらから連絡して欲しいと書いてある。
当日こちらで準備しておくべき書類も書いてある。
・建物平面図
・建物仕様書、仕上げ表
・工事請負契約書
・確認済証

3/9(月) 本当は前の週末の3/6までに連絡して欲しいと知らされていたが、週明けに電話で都税事務所に予約を入れる。
本人が立ち会う必要はなく住んでいる誰かが立ち会えばいい、と案内されていたが、わたしが自分で立ち会いたい。
金曜日の朝一番を指定。
「9:30~10:00の間で伺えます」とのこと。
家屋調査を、土日のどちらかでもやってくれればいいのだが、お役所仕事は国民へのサービス業という認識がない。
役所は、部署によっては土曜日曜休みではなく、日曜月曜休み、とかにすべきだ。

3/13(金) 13日の金曜日。
9:30 インターフォンがピンポンと鳴る。
モニターで覗くと背広姿の男が写る。
朝一番の約束どおりに家屋調査員が到着。
ネットで得た情報から、てっきり調査員は2人組みで来ると予想していた。
実際は違い、一見で分かるほど気の弱そうな青年が一人だけやって来た。
玄関前で、怪しいものではございませんと、プラケースに入った調査員の名札を提示される。
そんな名札を見なくても、一見し、一声聞いて、危険人物でないことはすぐに分かる。
調査員は、マニュアルに書かれたような、型通りの礼儀正しさと挨拶をする。
2階に上がってもらう。

調査員(小声)「早速ですが、書類の方を拝見させてください。

まずは、こちらで用意した書類見せる。

食卓で書類作成開始。
先方が持ってきた調査票に、こちらで用意した図面類の内容を確認し、書き写したりしている。
用意すべき書類に「仕様書・仕上表」とあったので、室内仕上表と、外部仕上表、軸組みの材料表を用意しておいた。
仕上げ関係は、これらを見れば全部分かる。
こちらで準備した平面図から、調査票に間取りを書き写している。
わたしは正面に座って、じーっと、無言で、作業を見ている。

調査員:「時間がかかりますので、やりかけのお仕事、新聞読むとかほかになにかなさっていて結構です・・・。」

午前半休をとっているサラリーマンだ、やりかけの仕事なんてない。
書類を書くのをじっと見ていてもいいのだが、彼がやりにくそうなので、その場を離れ新聞を読むことにする。

調査員:「りました。

15分ほどで、書類作成終了。

調査員:「水周りだけ見せて下さい・・・

1階へ案内し、風呂場・洗面所を1分、トイレを30秒、見てもらう。

調査は以上で終了。
全ての部屋の仕上げを一つ一つ、確認していくのかと思っていたのだがあっさりしたもの。
1階のほかの部屋は用意した書類、図面に書いてある仕上げをそのまま書き写したようだ。

2階に戻り、最後に説明と質問。
税金の標準価格の評価は、1月1日の時点の状況で評価される。
新築住宅については、最初の3年は減免される。
わたしのいえの大きさだと、建物の税金は全額減免される。
4年目からは、そのときの建物評価額に対して、固定資産税1.4%+都税0.3%、合計1.7%の税金が発生するので、税額が上がる。
3年ごとに建物、土地の評価額の見直しが行われる。
見直しは、そのときの物価情勢(土地価格や、建物の材料や建設費)と、建物については経年劣化をあわせて評価する。
見直し時の現地調査はない。
6月に納税通知書により、評価額が通知される。

最後に、調査票を見せてもらう。

気の弱そうな見かけ通りに、文字にも力強さがない・・・。
空欄も多いが、後で埋めるのだろうか。

9:55、調査員を玄関まで送り、型通りに礼儀正しさで、調査員退場。

終了。

こんな感じの現地家屋調査でした。
事前にネットで調べた情報とは違い、せっかく半休をとったのに、予想外にあっさり終了してしまいました。
部屋の仕上げも、図面にある仕上げ表をそのまま書き写して行きましたし、ロフトの天井高さを実測することもなかったです。
まぁ、仕上げに関しては、主な部屋は移動するときにチラ見で確認していたのかもしれません。
でも、少なくとも、現場に入って設計変更した主寝室や多目的室の壁の珪藻土施主塗り仕上げは、調査票には設計図どおり「ビニルクロス仕上げ」と書かれていました。
台所の食洗器の有無も調べられませんでしたし、そもそも調査票に「食洗器の有無」なんて欄はなく、台所に関しては、「システムキッチン3m」とだけ書いてあります。

調査票の欄を見ても、評価の基準としては、ものの有無、大きさ(面積)や、個数(部屋数)が大事で、それぞれの仕様(仕上げや付帯の設備)はあんまり評価に関係のないとの印象を受けます。

まぁ、何はともあれ、これで住宅新築にまつわる行事は全て終了したことになります。

6月の納税通知書が楽しみです・・・。

 

 

ん・・・?

 

 

いや、いや、全然楽しみじゃないです。

 

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