KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
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スズバチ20200830

2020年11月25日 | ハチ目
スズバチ。
幼虫のために、毛の少ないチョウ目の幼虫を、麻酔針で狩る。
泥で鈴状の巣を作るため、「鈴蜂」。

①前胸背板の前縁の橙黄色紋
②中胸背板
③小楯板
④後胸背板
⑤前伸腹節
⑥第一腹節
⑦第二腹節

⑥⑦の後縁に橙黄色紋があります。
調べたサイトの中には、小楯板に橙黄色紋があるとの記述がありましたが。
こうしてみると、橙黄色紋があるのは、後胸背板のようです。
まぁ、KONASUKEの知識も十分ではないので、違っていたらご指摘下さい。

分類:ハチ目 細腰亜目スズメバチ上科ドロバチ科
体長:♂18~20、♀25~30mm
分布:日本全国
   平地~山地
成虫の見られる時期:7~9月(年1化)
          幼虫で冬越し
エサ:成虫・・・花の蜜、花粉、チョウ目の幼虫
   幼虫・・・母バチが麻酔して巣内に貯蔵したチョウ目の幼虫
その他:体色は黒色で、頭楯、前胸背、小楯板(後胸背板?)、第1・第2腹節の後縁は橙黄色。
    後胸背板の黄紋は時に消失する。
    翅はやや暗褐色を帯び、前翅の黄褐色。
    脚は黒色で、褐色部が多い。
    ♂の触角の先端は、鈎状にならない。
    国内のドロバチ類中、最大種。
    一般に♀は♂よりはるかに大型。
    ♂の頭楯は♀に比べて淡色(肩の色より薄い)。
    和名は鈴のような形をした巣を作ることから。
    木の枝や石の表面などに泥を固めた壷状の巣を複数作る。
    幼虫の餌を運び込み産卵した後、巣の周りを塗り固め、さらに泥壁で覆い隠す。
    これは幼虫を寄生バチから守るため。
    道端で巣材の土を集めている姿が良く見られる。
    水溜りで水を飲んだ後、乾いた土に吐き出して柔らかくする。
    単独で生活し、チョウ目の幼虫(毛虫型よりイモムシ型が多い)を狩る。
    樹林と林縁、畑地、公園、社寺林、人家の庭などで見られる。
    昼行性。
    攻撃性はほとんどなく、手で掴んだりしない限り刺すことはない。
    普通種で個体数も多い。
    幼虫は巣の中で越冬する。
    成虫はスズバチネジレバネ、幼虫はオオセイボウ、ドロバチヤドリバエなどに寄生される。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400②(文一総合出版)
   ハチハンドブック(文一総合出版)
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   平群庵昆虫写真館
   みき♂の虫撮り友人帖
   西日本新聞
   自然工房ゆりの木
   そらいろネット


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2 コメント

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Unknown (kazuyoo60)
2020-11-25 18:39:00
スズバチは写しています。ご近所に沢山の種類ですね。ずっとアップなさっておられます。
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kazuyoo60さんへ (KONASUKE)
2020-11-25 20:42:13
コメントありがとうございます。
ありふれた種類だけに、未掲載に気付いていませんでした(笑)
まぁ、一日一種、未掲載種を掲載し続けることが出来たら、還暦までには四千種までいけるかな、と。
KONASUKEの野望であります(笑)
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