KONASUKEの部屋

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イネクロカメムシ20200904・05

2020年11月24日 | カメムシ目
イネクロカメムシ。

田んぼで見つけて、指に乗ってきた(笑)

20200904撮影。

20200905撮影。
水に濡れてしまっていた。

灯りに飛来した個体。

①頭の先端は凹まない。
 (ヒメクロカメムシ、オオクロカメムシでは凹む。)
②前胸背に、小さい突起がある。

別名:クロカメムシ
分類:カメムシ目カメムシ科クロカメムシ亜科
体長:8~10mm
分布:本州(福島県以南)、四国、九州
   海岸~低山
成虫の見られる時期:4~10月(年1化)
          成虫で冬越し
エサ:イネ科のイネが主で、他にサトウキビ、マコモ、ヨシなどの、茎や葉、穂などから吸汁する
その他:体色は黒い。
    頭の先端は凹まず、前胸背の突起も小さい。
    類似種の中では、体がほっそりしている。

    類似種①ヒメクロカメムシ
    ・体長は7mm以下。
    ・頭の先はV字型に凹む。

    類似種②オオクロカメムシ
    ・体長は8mmを超える。
    ・頭の先はV字型に凹む。

    ♀は♂よりわずかに大きい。
    ♂は腹端の生殖器両側が後方に突出する。
    イネ科植物の生える湿った草地や水田などの葉上で見られる。
    灯火にも飛来する。
    普通種で個体数も比較的多い。
    林床の落ち葉の下や、朽木の樹皮下に潜り、単独越冬する。
    越冬成虫が、畦畔(けいはん)を経由して水田に侵入する。
    そのため、山林や雑草地に隣接したほ場や中山間部でのイネの被害が多い。
    また、早植え・密植・多肥などにより過繁茂となると集まりやすい。
    暖冬後や夏季に雨が少ない年に多発する。
    羽化後1~2週間で越冬に入る。
    成虫の寿命は10~12カ月。
参考:ポケット図鑑日本の昆虫1400①(文一総合出版)
   かたつむりの自然観撮記
   虫ナビ
   こうち農業ネット
   日本農業新聞
   病害虫・雑草の情報基地
   野生生物を調査研究する会


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