ナミアオハムシダマシの赤銅型と思われます。
アカハムシダマシと迷いましたが。
「今井正一とE-アシスト」によると、「背面から見て腿節は一様に黒~黒褐色」とあるので、この個体には当てはまらないと思います。
アカガネハムシダマシは、「ほぼ糸魚川ー静岡線以西の本州と九州北部に分布」となっているので除外。
消去法でナミアオハムシダマシの赤銅型としました。
ただ、ナミアオハムシダマシは、「体背面は基本的に金緑色、関東南部でごく稀に赤銅色~銅緑色。」とあるのが若干、気にかかる。
また、原産地は関東南部低地とのことで、この表日本型(東北、関東、東海などの太平洋側)は、
「肢や触角の黄褐色部は広く、腿節先端部のみが狭く黒色で強い緑色の金属光沢がある。」
とあり、この点はこの個体には当てはまるだろうか?
裏日本型(東北、北関東、中部地方などの日本海側)の
「肢や触角は黒色部が広く、腿節基部の黄褐色は狭く」
はどうだろう?
何か、触角は表日本型に近く、腿節は裏日本型に近い気がする。
裏日本型に、赤銅型はいるのだろうか?
まぁ、アオハムシダマシの分類は、今後も研究が進んで行くと思われるので、いつか、タイトルの変更もあるかも知れません。
分類:コウチュウ目ゴミムシダマシ科ハムシダマシ亜科
体長:9~12mm
分布:本州、四国、九州
平地~低山地(やや山地性)
成虫の見られる時期:5~8月(年1化)
幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・クリ、コガクウツギ、アカメガシワ、リョウブなどの花粉、花の蜜
幼虫・・・朽木
その他:金緑色の金属光沢を持つ。
関東南部でごく稀に赤銅色~銅緑色の個体が見られるという。
触角は2節まで黄褐色、先端に向かい暗色となる。
脚は腿節基半が黄褐色、腿節端半と脛節は体色と同様。
各種樹林と林縁の草上・樹上で見られる。
昼行性で、各種の花で見られ、白~薄黄色の小さな集合花を好む。
普通種で個体数も多い。
♀は森林内の薄暗い湿った朽木の中などに産卵すると言われる。
参考:かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
TAKAO 599 MUSEUM
今井正一とE-アシスト
アカハムシダマシと迷いましたが。
「今井正一とE-アシスト」によると、「背面から見て腿節は一様に黒~黒褐色」とあるので、この個体には当てはまらないと思います。
アカガネハムシダマシは、「ほぼ糸魚川ー静岡線以西の本州と九州北部に分布」となっているので除外。
消去法でナミアオハムシダマシの赤銅型としました。
ただ、ナミアオハムシダマシは、「体背面は基本的に金緑色、関東南部でごく稀に赤銅色~銅緑色。」とあるのが若干、気にかかる。
また、原産地は関東南部低地とのことで、この表日本型(東北、関東、東海などの太平洋側)は、
「肢や触角の黄褐色部は広く、腿節先端部のみが狭く黒色で強い緑色の金属光沢がある。」
とあり、この点はこの個体には当てはまるだろうか?
裏日本型(東北、北関東、中部地方などの日本海側)の
「肢や触角は黒色部が広く、腿節基部の黄褐色は狭く」
はどうだろう?
何か、触角は表日本型に近く、腿節は裏日本型に近い気がする。
裏日本型に、赤銅型はいるのだろうか?
まぁ、アオハムシダマシの分類は、今後も研究が進んで行くと思われるので、いつか、タイトルの変更もあるかも知れません。
分類:コウチュウ目ゴミムシダマシ科ハムシダマシ亜科
体長:9~12mm
分布:本州、四国、九州
平地~低山地(やや山地性)
成虫の見られる時期:5~8月(年1化)
幼虫で冬越し?
エサ:成虫・・・クリ、コガクウツギ、アカメガシワ、リョウブなどの花粉、花の蜜
幼虫・・・朽木
その他:金緑色の金属光沢を持つ。
関東南部でごく稀に赤銅色~銅緑色の個体が見られるという。
触角は2節まで黄褐色、先端に向かい暗色となる。
脚は腿節基半が黄褐色、腿節端半と脛節は体色と同様。
各種樹林と林縁の草上・樹上で見られる。
昼行性で、各種の花で見られ、白~薄黄色の小さな集合花を好む。
普通種で個体数も多い。
♀は森林内の薄暗い湿った朽木の中などに産卵すると言われる。
参考:かたつむりの自然観撮記
虫ナビ
TAKAO 599 MUSEUM
今井正一とE-アシスト
キレイなものを手元に置きたいという、少々残酷な欲求は、誰しもある程度、あるものかも知れません。
実際にやるかどうかは、ともかくとして。