ヒメシロフアオシャク20200730

ヒメシロフアオシャク。

この日は、４頭の個体を確認した。

全体は鮮やかな緑色なのに、淡い褐色の斑紋があって、ハゲや汚れのように見える。

①内横線
②外横線
ともに白く細く不明瞭。
③前翅外横線の外側に小さい白斑。
　類似種のシロフアオシャクでは、大きい。
④後翅外横線の外側の淡褐色部に、一部緑の部分がある。
　類似種のシロフアオシャクでは、ここが全て淡褐色になる。

分類：チョウ目シャクガ科アオシャク亜科
翅を広げた長さ：２４～３２ｍｍ
前翅の長さ：１３～１５ｍｍ
分布：本州（関東以西）、四国、九州
　　　垂直分布？
成虫の見られる時期：７～８月
　　　　　　　　　　越冬形態？
エサ：成虫・・・花の蜜
　　　幼虫・・・ヒサカキ
その他：鮮明な緑色で、内・外横線は白色で細く不明瞭。
　　　　前翅の外横線の外側の後角部と、後翅の外横線の外側の大部分が淡褐色。
　　　　（よく似たシロフアオシャクでは、後翅の外横線の外側に緑色部はない。）
　　　　後翅裏面の翅端には黒斑がある。
　　　　♂の触角は繊毛を具えた鋸歯状、♀は微毛状。
　　　　灯火に飛来する。
参考：みんなで作る日本産蛾類図鑑V2
　　　虫ナビ
　　　廿日市市の自然観察（昆虫）
　　　フォト蔵
　　　暁の蛾類図鑑