ホソコヤガの一種。
アヤホソコヤガなどに似ていますが。
前翅前縁の基部寄りに、細い黒線が並ぶ点が違います。
「四国産蛾類図鑑」と「愛知県豊川市と東三河の蛾類観察」では和名を「マエグロホソコヤガ」としているようですが、他のサイトでは確認できませんでした。
また、「四国産蛾類図鑑」では学名を「Araeopteron nigrizonatum」としていますが、これも他では確認できませんでした。
「 . . . 本文を読む
シマフコヤガ。
一見、地味ですが、なかなかに美しい蛾です。
頭頂部は白い。
①前翅内横線:暗色
②前翅外横線:暗色
③前翅中横線:暗色の帯状で、前・後翅つながる
④亜外縁線
ⓐ光沢のある淡色の鱗片群
⑤後翅外縁寄り:やや橙色を帯びる
⑥前翅前縁:黄色の斑点が並ぶ
⑦前翅頂は尖る
⑧前翅外縁:凹む
⑨腎状紋:暗色の小点
⑩縁毛:紫赤色
⑪頭頂:白い
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科ベニコヤガ . . . 本文を読む
ベニシマコヤガ。
①前翅内横線:不明瞭
②前翅外横線:前縁付近で内方に急激に曲がる
③横脈紋:暗褐色
④頭部:白色
別名:
ツマベニシマコヤガ
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科ベニコヤガ亜科
翅を広げた長さ:
14mm内外
前翅の長さ:
6~7mm
分布:
本州(関東以西)、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
7~8月(年1化)
幼虫で冬越し?
エサ:
成虫・・・詳細不明
幼虫・・・地 . . . 本文を読む
シロテンウスグロヨトウ?
ヒメサビスジヨトウ、シロモンオビヨトウなど類似種が複数おり、同定には自信ありません。
♀は中横線(前翅の中央の暗色の帯)の外側に黄白色の点があります。
ヒメサビスジヨトウに似ていますが、本種は前翅の外縁が丸味を帯びるそうです。
①前翅内横線
②前翅中横線:暗色の帯状
③外横線
ⓐ後縁付近でやや外側にふくらむ
④亜外縁線
⑤前翅外縁:丸みを帯びる
⑥白色点:純白ではな . . . 本文を読む
ホシコヤガ。
①内横線:二重
②暗色帯:内縁は直線的
③三角形の黒色紋
④腎状紋:淡色環のある黒色点
⑤外横線:二重、内側の線は淡紅色
⑥亜外縁線
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科スジコヤガ亜科
翅を広げた長さ:
20mm
分布:
本州(関東以西)、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
5~9月(年2化)
蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・キツネノマゴの葉
その他:
前翅はや . . . 本文を読む
トサカフトメイガ。
過去に幼虫をアップしていますが、今回は成虫をアップ。
ピンボケ&ブレブレですが。
もっと良い画像があったら、差し替えようと思います。
①前翅基部:暗紫色を帯びる
②内横線:外側に湾曲する
③外横線:外側に突出し、鋸歯状
分類:
チョウ目メイガ上科メイガ科フトメイガ亜科
翅を広げた長さ:
33~41mm
前翅の長さ:
14~20mm
分布:
北海道(南部)、本州、四国、九州
. . . 本文を読む
コネアオフトメイガの♀。
♂は触角の基部に突起があります。
翅の真ん中が淡色で、付け根と先が黒褐色で緑がかります。
以前、アップしていますが、その際はピンボケ画像だったので、再掲載。
少しくたびれた個体。
①前翅基部:黒褐色
②灰白色で直線状
③外横線:灰白色
ⓐ一度括れ、外縁に戻る
ⓑ内側は黒褐色で縁取られる
Ⓒ外側は外縁まで黒褐色
④横脈点
⑤下唇鬚:キバ状に上向
分類:
チョウ . . . 本文を読む
ハジマヨトウ。
昨年の今日、撮影しました。
ようやくお披露目(笑)
幼虫はタケノコの中に潜り込むそうです。
ネット上の画像を見ると、見た目、ハマオモトヨトウの幼虫のまだら模様が筋模様に変わったような雰囲気ですね。
①前翅基部:暗褐色
②腎状紋:斜傾する
③白色条
④暗褐色の三角形紋
⑤胸部背:毛束がある
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科キリガ亜科
翅を広げた長さ:
30~50mm
分布:
本州 . . . 本文を読む
マエモンコヤガ。
マエモンコブガに斑紋が似ているので、コブガ科かと思って。
でも、どうもしっくりこない。
ついに「みん蛾」総当たりを敢行!
ようやく探し当てました。
①頭部:褐色
②前翅前縁:二つの褐色の三角形紋
③黒色紋
④②と③の間にはすき間がある
⑤前翅後縁:暗色の紋はない
分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科スジコヤガ亜科
翅を広げた長さ:
19~20mm
分布:
本州、四国、九州
垂直分布 . . . 本文を読む
ナマリケンモンと思われます。
この個体は、ちょっと特徴が薄いようです。
しかも全体に緑がかっていて。
KONASUKEは、どうも緑がかったヤガ上科とは相性が悪いらしく。
同定に2か月近くかかりました。
いつも苦戦させられます。
胸や脚の特徴はヤガ上科っぽいな、とは思ったのですが。
環状紋はともかく、腎状紋がハッキリしなくて。
触角は櫛の歯状で、どっちかというとシャクガの仲間を思い起こさせます。
. . . 本文を読む
ヒトスジシマメイガ?
ほとんど資料がありません。
今回、かなり疑問手です。
そもそも普通、メイガ上科の蛾なら、触角を前翅の上に載せて止まるのが常道です。
しかし、他に有力な候補も見つからず、とりあえず疑問符付きでアップしておきます。
もし、正解をご存知の方があれば、ぜひ、ご教授下さい。
①外横線:内側を黒く縁どられる
ⓐ他種より外側に位置する
ⓑ中央付近で外側に曲がる
②内横線:外側に湾曲す . . . 本文を読む
クロテンシロヒメシャク。
モントビヒメシャク、タカオシロヒメシャクと酷似しており、正確には交尾器を確認することが必要です。
そのため、同定間違いの可能性があります。
①前翅内横線:淡褐色(黄色っぽい)
②前翅中横線:淡褐色(黄色っぽい)
③前翅外横線:淡褐色(黄色っぽい)
※②③はほぼ平行
④翅頂付近の外縁:1~2個の小黒点
⑤後翅M3脈:あまり尖らない
⑥前・後翅横脈点:欠く個体が多い
翅を . . . 本文を読む
モモブトスカシバ。
透明な翅に、毛だらけの後脚。
飛んでいるのを見ると、何となくハチやアブとは違う感じ。
オカトラノオに吸蜜に来ていました。
昼行性で、白い花が好きとのこと。
分類:
チョウ目スカシバガ上科スカシバガ科スカシバガ亜科
翅を広げた長さ:
♂16~26mm
♀17~30mm
前翅の長さ:
10~12mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地(~低山地が中心)
成虫の見られる時 . . . 本文を読む
ヤシャブシキホリマルハキバガ。
かなり大きく、一見してキバガの仲間とは思えません。
以前はホソバキホリマルハキバガと呼ばれていましたが、ヤシャブシを食草とすることが分かったため、改称されたようです。
①黄白色の線が目立つ
②赤褐色の毛塊が点在する
③黄白色で縁取られた瓢箪型の暗色紋がある
RDB:
高知県・情報不足
旧名:
ホソバキホリマルハキバガ
分類:
チョウ目キバガ上科マルハキバガ科マ . . . 本文を読む
ニセウンモンクチバ。
ウンモンクチバに酷似しますが、本種はやや小型で、後翅外縁近くが橙褐色を帯びることが多いそうです。
残念ながら、レンズに水滴がついていたようで、一部画像が不鮮明です。
後翅外縁部は橙褐色を帯びることが多い。
(水色矢印部分)
分類:
チョウ目ヤガ科シタバガ亜科
翅を広げた長さ:
32~40mm
前翅の長さ:
17~19mm
分布:
本州、四国、九州
垂直分布?
成虫の見られ . . . 本文を読む