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KONASUKEの部屋

最近はすっかり昆虫ブログと化してます(笑)
生物のこと、笠間のこと、時々政治

クロハナコヤガ220710

2023年06月27日 | チョウ目
クロハナコヤガ。 小さなヤガの仲間。 ①下唇鬚:黒褐色 ②頭部・胸部:白色 ③前翅内横線:白色で、やや不明瞭 ④前翅中横線:黒色で、外方に角張る ⑤前翅外横線:白色で、やや不明瞭 ⑥前翅亜外縁線 ⑦台形の黒褐色紋:前翅前縁と⑤⑥で囲まれる ⑧腎状紋:2小黒点からなり、白環で囲まれる ⑨前・後翅外縁:点列が並ぶ 別名: クロハナアツバ 分類: チョウ目ヤガ上科ヤガ科ベニコヤガ亜科 翅を広げた長さ . . . 本文を読む
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アカマエヤガ230624

2023年06月26日 | チョウ目
アカマエヤガ。 居たのは、「ビオトープ天神の里」の作業小屋。 ある論文によると、この種は夏前に羽化し、盛夏を屋内などで越夏休眠するらしいです。 もしかしたら、越夏休眠に入るところを邪魔したかな? 通常、前翅の内外横線間を結ぶ黒い縦条が出て、環状紋と腎状紋を結ぶんですが。 この個体は、環状紋と腎状紋が黒く縁どられる程度なので、判断に迷いました。 でも、前翅基部の黒い縦条とか、環状紋・腎状紋の形と . . . 本文を読む
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アカテンクチバ220710

2023年06月25日 | チョウ目
アカテンクチバ。 茶色地に、困り顔のハロウィンのカボチャみたいな模様(笑) 「~クチバ」とくれば「シタバガ亜科」と相場が決まっているんですが。 前翅の外縁のギザギザした感じとか、茶色っぽい地味な模様とか、いかにも「クチバ」っぽい。 実際「クチバ」で検索したしね。 ところがギッチョン、「トモエガ亜科」でしたねぇ。 ( ̄▽ ̄;) 以前はシタバガ亜科に分類されていたけど、トモエガ亜科に変わったんだとか . . . 本文を読む
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ヒメコスカシバ230616

2023年06月21日 | チョウ目
ヒメコスカシバ(ヒメスカシバ)。 乗っている葉っぱはサツキ。 小型であることがお分かりいただけると思います。 この記事を編集中に、過去に撮影して記事にしていたことが判明。 当時は知識が乏しく、コスカシバと誤認しました。 本種は腹部背面第2,4、6節の後縁に黄色の細帯がありますが。 コスカシバでは4、5節です。 ①前翅・後翅:透明 ※羽化直後は前翅に鱗粉があるようだ ②腹部:第2、第4、第6節後 . . . 本文を読む
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キイロツヅリガ♂220710

2023年06月18日 | チョウ目
キイロツヅリガ。 黄色地に、うっすらと、紅色の横線や外縁の縁取りがあります。 ♂のようです。 ♀は地色が暗くなる傾向があって、横線ももっとハッキリしていることが多いようです。 分類: チョウ目メイガ上科メイガ科ツヅリガ亜科 翅を広げた長さ: ♂15~18mm ♀15~32mm 分布: 本州(関東地方以西)、四国、九州 垂直分布? 成虫の見られる時期: 5月、7~8月 越冬態? エサ: 成虫・・・ . . . 本文を読む
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ヒメキホソバ220710

2023年06月17日 | チョウ目
ヒメキホソバ。 黄色い翅にゴマダラ模様。 類似種はないので、同定は容易。 東北以南は山地性だそうです。 分類: チョウ目ヤガ上科ヒトリガ科コケガ亜科 翅を広げた長さ: 第1化28~30mm 第2化22~26mm 分布: 北海道、本州、四国、九州 東北以南では山地性 成虫の見られる時期: 5月、7~8月、9月 越冬態? エサ: 成虫・・・花の蜜 幼虫・・・地衣類 その他: 前翅は黄色地に細かい点を . . . 本文を読む
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ゼニガサミズメイガ220710・18

2023年06月16日 | チョウ目
ゼニガサミズメイガ。 橙黄褐色地に白い斑紋があります。 地色は、冒頭の個体のように明るいものと、この個体のように暗いものがあるようです。 ①前・後翅外縁部:地色より明るい ②前・後翅亜外縁部:白色帯 ③前翅翅底部の白紋:三角形 ④後翅亜外縁部:銀白色紋はない ⑤後翅中央の白色帯:黒帯で囲まれる RDB: 宮城県:準絶滅危惧種 分類: チョウ目メイガ上科ツトガ科ミズメイガ亜科 翅を広げた長さ: . . . 本文を読む
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ヨツスジヒメシンクイ220710

2023年06月15日 | チョウ目
ヨツスジヒメシンクイ。 小さい蛾です。 画面の左下にチラリと写っているのが、ノコギリカミキリの脚。 これだけでも、どれだけ小さいか、お分かりいただけるのでは? ヤブマメヒメシンクイ(食草:ヤブマメ)という類似種がいるそうで、同定間違いの可能性もあります。 ところで、この蛾の最大の特徴である4本の縞模様ですが。 複数のサイトで、「外縁の中央付近にある」旨の記述が見られます。 しかし、どう見ても . . . 本文を読む
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クロマダラシロヒメハマキ220629

2023年06月13日 | チョウ目
クロマダラシロヒメハマキ。 よく見られる種のようですが、資料は少ない感じです。 ①前翅前縁の中ほどに大きなカギ状の黒紋がある ②外縁に近い方に、ヒメハマキガ亜科特有の斑紋がある 別名: ゴマダラシロヒメハマキ、クロマダラシロハマキ 分類: チョウ目ハマキガ上科ハマキガ科ヒメハマキガ亜科 翅を広げた長さ: 16~19mm 分布: 北海道、本州、四国、九州 垂直分布? 成虫の見られる時期: 6月~ . . . 本文を読む
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アカグロマダラメイガ220629

2023年06月12日 | チョウ目
アカグロマダラメイガ。 資料が少ないです。 分類: チョウ目メイガ上科メイガ科マダラメイガ亜科 翅を広げた長さ: ? 分布: 北海道?、本州、四国?、九州 山地 成虫の見られる時期: 夏 越冬態? エサ: 成虫・・・? 幼虫・・・不明 その他: 前翅は淡褐色~赤褐色。 内横線は波状をなし、その内側は赤味が強い。 外横線は中央部で外側に突出する。 全体に青みがかる。 灯火に飛来することもある。 個 . . . 本文を読む
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モンシロクロノメイガ220629

2023年06月11日 | チョウ目
モンシロクロノメイガ。 前回はモンシロルリノメイガ。 何ともまぁ、紛らわしい名前。 他にも ・オオモンシロルリノメイガ ・モンキクロノメイガ ・コガタシロモンノメイガ などがいて、印象もちょっと似ているものだから、ややこしい。 特にモンキクロノメイガは似ています。 ネット上にも誤同定がちらほら。 食草については、「飼育下におけるモンシロクロノメイガSyllepte segnalis(Leech) . . . 本文を読む
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モンシロルリノメイガ2206029

2023年06月10日 | チョウ目
モンシロルリノメイガ。 黒褐色地に黄白色紋があります。 前翅の大きな黄白色紋は、外縁側が凹んでいて、(コ)ヨツメノメイガの黄白色紋に形が似ていますね。 後翅に柄杓型の紋があるノメイガはいくつかいますが。 本種では柄杓の底がしっかりと角張っていますね。 そして、前縁側に出っ張りがあります。 よく似ている種にオオモンシロルリノメイガがいますが。 斑紋は丸味を帯びて互いに繋がりやすく、後翅の基部にも黄 . . . 本文を読む
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セウスイロハマキ220626

2023年06月09日 | チョウ目
セウスイロハマキ。 茶色でテカテカしてて、点々と黒点・・・。 何と言うか・・・ 美味しそう!(笑) だって、何か、大学芋っぽいんだもの(笑) 前翅中央の黒色鱗の隆起がまた、黒ゴマっぽくてgood! ①前翅前縁:弧を描く  a)茶褐色、特に前方が濃い ②前翅後縁寄り:淡黄色 ③鉛色の光沢のある不明瞭な横帯; 見る角度によって見えたり見えなかったりする ④前翅中央:黒色鱗の瘤起が並ぶ 分類: チ . . . 本文を読む
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オオキバラノメイガ220626

2023年06月09日 | チョウ目
オオキバラノメイガ。 大型のノメイガで、黄色地に黒褐色の横線があります。 翅はしばしば紫っぽい光沢があるようです。 ①前翅内横線:S字状にカーブし、後縁で外側に流れる ②前翅前縁中央寄り:大小2つの黒褐色紋  a)横線とつながってしまうことがある ③前翅外横線:「く」の字に外側に曲がる  b)繋がることがある ④しばしば紫色の光沢がある 別名: トチノメイガ 分類: チョウ目メイガ上科ツトガ科 . . . 本文を読む
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マダラニジュウシトリバ220621

2023年06月06日 | チョウ目
マダラニジュウシトリバ(旧名:ニジュウシトリバ)。 前々から見てみたかった蛾です。 前後翅が、それぞれ6本の枝に分かれており、羽毛状になっています。 4枚の翅が6本ずつに分かれるので、 4×6=24 「二十四鳥羽」ってことですね。 何とも傾(かぶ)いていて、カッケ~! 連想するのは天狗の羽団扇か、諸葛亮孔明か? ジュディ・オングのあの歌が脳内に流れてしまうのは、KONASUKEだけ?(笑) い . . . 本文を読む
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