KONASUKEの部屋

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シロテンウスグロヨトウ♀?220808

2023年08月20日 | チョウ目
シロテンウスグロヨトウ?
ヒメサビスジヨトウ、シロモンオビヨトウなど類似種が複数おり、同定には自信ありません。

♀は中横線(前翅の中央の暗色の帯)の外側に黄白色の点があります。
ヒメサビスジヨトウに似ていますが、本種は前翅の外縁が丸味を帯びるそうです。

①前翅内横線
②前翅中横線:暗色の帯状
③外横線
 ⓐ後縁付近でやや外側にふくらむ
④亜外縁線
⑤前翅外縁:丸みを帯びる
⑥白色点:純白ではない

分類:
チョウ目ヤガ上科ヤガ科キリガ亜科
翅を広げた長さ:
28~34mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地
成虫の見られる時期:
6~8月(年2化?)
前蛹で冬越し
エサ:
成虫・・・不明
幼虫・・・ヨモギ類、タンポポ類、エゾギク、スイバ、インゲンマメなど各種の草本の葉や花、クリの葉を食べ、枯葉を好む
その他:
前翅は暗い灰褐色。
ヒメサビスジヨトウに似るが、本種は前翅の外縁が丸味を帯びる。
(ヒメサビスジヨトウ♂は、前翅の外縁中央付近がやや内側に窪む。)
また、キバネシロテンウスグロヨトウは内横線の内側、外横線の外側が淡色の帯状。
中横線は暗色の帯状。
♀は中横線の外側に白色点があるが、純白ではない。
個体によってはこれを欠く。
外横線は後縁寄りで、やや外側にふくらむ。
樹林と林縁、草原、路傍、公園などで見られる。
夜行性で、灯火に飛来することも多い。
普通種で個体数も多い。
土中で繭を作り、幼虫のままで越冬する。
参考:
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑
かたつむりの自然観撮記
渓舟の昆虫図鑑
島根大学ミュージアム
岐阜大学教育学部理科教育講座(地学)
あおもり昆虫記
四国産蛾類図鑑
ZUKAN
flicker

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