KONASUKEの部屋

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モモブトスカシバ230629

2023年07月01日 | チョウ目
モモブトスカシバ。
透明な翅に、毛だらけの後脚。
飛んでいるのを見ると、何となくハチやアブとは違う感じ。
オカトラノオに吸蜜に来ていました。
昼行性で、白い花が好きとのこと。

分類:
チョウ目スカシバガ上科スカシバガ科スカシバガ亜科
翅を広げた長さ:
♂16~26mm
♀17~30mm
前翅の長さ:
10~12mm
分布:
北海道、本州、四国、九州
平地~山地(~低山地が中心)
成虫の見られる時期:
6~9月(年1化)
終齢幼虫で冬越し
エサ:
成虫・・・花の蜜(白い花を好む)
幼虫・・・アマチャヅル、カラスウリ、キカラスウリ
その他:
羽化直後は翅に鱗粉(黒褐色地に灰白色の斑紋)があるが、脱落して透明になる。
後脚は長い剛毛の毛束が密に生えて太く見える。
(アシナガモモブトスカシバはふ節が長く、毛塊から飛び出る)
毛は複数の色のものが混じり、黒褐色、茶色、銀灰色。
(オオモモブトスカシバは黄褐色、橙褐色、黒褐色)
頭部・胸部背、触角の先端はオリーブ色。
腹部背は黒色で、腹部各節後縁に、細い白色の筋がある。
触角は先に行くほど太くなり、先端はカギ状に曲がる。
触角の柄部は白黒斑。
昼行性。
ホバリングしながら吸蜜する。
訪花する際、後脚を擦り合わせる。
下草の生えている林、林縁で見られる。
普通種だが個体数は少ない。
五月晴れの午前中に産卵している♀が見られる。
羽ばたきながら前脚で食草に触れ、腹端を食草の裏に押し付ける。
産卵直後の卵は小豆色。
幼虫は食草の茎に潜り込み、虫こぶを作る。
参考:
学研の図鑑LIVE新版昆虫(学研プラス)
Digital Moths of Japan
みんなで作る日本産蛾類図鑑
かたつむりの自然観撮記
岐阜聖徳学園大学教育学部川上研究室
かのんの樹木図鑑
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身近な生き物の記録~昆虫と野鳥と時々その他~
狭山市の自然【昆虫】
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