忙し自慢は仕事ができない人の言い訳とはよくイイますが、
言い訳することにします。
仕事が出来ないというのはなんというかアレですね。
ダメだねぇ。
のっぴきならん事情&繁忙期故に一日寝るのが2時間程度×2回程度×一週間になるとさすがにヘロヘロです。
何書くか分かったもんじゃありません。
数時間後はまた会社だァっと。
こういう状態は流石に運転すると危ないので嫁さんに頭下げて運転手してもらったり。
まぁ、いいや。
てなことでクリスタルエクスプレスの写真です。
いまでは展望室封鎖で、非常に残念なことになっておりますが、どちらかと言うと派手な「ギャバンフェイス」の割に、地味にコツコツと臨時特急をこなす働き者です。
御年23年。
当時最新の足回りも既に4世代ほど前のものとなっており、
120kmの足回りは既に特急としては鈍足類に入り、機器類は130km可能のはずですが抑えめに設定されています。
窓強化は既に実行されたあとです。
目立ちませんが、3D曲面の車体に貼り付けた強化窓はあちこち苦労の跡が見えます。
この角度だと、展望席の強化窓の様子が見て取れます。
結構分厚く張り出しています。
前面窓は平面ガラスというのは意外なこと。
Wデッカーのキサロハ182-5101です。
角の曲面ガラスがなんともユーモアがあります。
半前面展望を実現してみる実験的工作の痕で、確かに真正面こそ見えませんがかなり前面風展望が利く面白い空間です。
先頭車改造も可能じゃないかとついつい思ってしまうような、または封じ込め先頭車ではないかという雰囲気が面白い部分です。
785系先頭車中間改造がこれにできたかも知れない反面、窓埋めをしたことと対照的です。
785系が乗務員室を完全撤去し客室に大型曲面窓が残っていたら結構面白かったのではないでしょうか。
(まぁ、リスクが増えるだけで現実的ではないでしょう)
一方反対側はバツっと切り妻で、隣車との屋根ランカーブ連続性をも無い状態です。
実に愉快な部分です。
クーラーカバーなどの意匠が凝らされながら、屋根の編成単位でのランカーブは実に取ってつけたような流れなのです。
反対サイドです。
とにかく妻処理の殆どが実に愉快な車です。
角の曲面ガラスも実際には単一Rガラスを使いこそすれ、嵌め方にものすごく複雑な形状をしており、
恐らく反射光を嫌ったのでしょう。
窓が垂直に立っているのではなく、微妙に下方向&車体中心方向に捻れ曲げて取り付けてあるのです。
この事実、ものすごく面白いです。
プラグドア採用など、側面はフラッシュサーフェスを心がけていますが、この部分や屋根のでこぼこは通常車両よりランダムなど、「デザイン優先」で機能的なフラッシュサーフェンシングとは違うようです。
曲面窓の上辺は車体とツライチですが、下辺は絞りに掛かっていないのに奥まっているのです。
ものすごい構造です。
台車はTR69です。
出所は国鉄から材料扱いでJR北海道に譲渡されたサロ481-74のものです。
サロが在姿状態の時に銘板や各部を結構詳しく確認したのでほぼ間違いありません。
当時のネガが紛失しているのが悔やまれます。
キロ182-5101
こちらは動力車のため通常ハイデッカーです。
ただ、端部もガラスが嵌っており半前面展望やそちらからの採光にとかく注目した編成であることがわかります。
ドーム屋根といったほうが適切でしょうか。
割りとプレーンかつスマートな中間車です。
先頭車もセミハイデッカーで、床高さが4両4種類あるなかなか面白い編成です。
先頭車にいたってはパノラマカーそのものですが、塗装と相まって実に鋭角的に見える反面、ヘッドライトが割りと旧来常識の範囲に設置されているため、好みが別れると言うか今なら窓中に設置してもおかしくないトレンドですよね。
全てが横割りのデザインゆえ、いまいち野暮ったいと言うか、ボーダーシャツテイストです。
カラーなどは意欲的な反面、ヘッドライト処理は実に堅実です。
こういった前面展望系統デザインに「縦」を取り入れているJR東日本の「ゆう」とは対照的です。
最新の姿に近いカット。
登場以来、塗装も変わらず、キサロハを初期に追加した以外大きな編成的話題も一切無く質素な活躍で北海道の臨時特急用として今も現役です。
外装は綺麗ですが、内装は流石にちょっとくたびれてきており、リフレッシュなどはないのかなと老婆心で思うところです。
↑仮眠しまーす
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