北斗星1号
上野19時03分発
札幌翌日11時15分到着
が定刻の列車です。
今回(2011年9月26日)、東京にいる間に色々ありまして、飛行機でなくとも良い条件になり北斗星に前日に取得して飛び乗ったのですが。
結果的に札幌に到着が翌日16時58分(5時間43分遅れ)の21時間55分の旅になりました。
前回に北斗星に乗った記事
ドキュメント・列車追跡【北斗星1】
ドキュメント・列車追跡【北斗星2】
ドキュメント・列車追跡【北斗星3】
そして今回。
その顛末です。
上野駅です。
時間は18時15分です。
チケットは取ってあるものの、B開放ですがこの直前にソロに切り替えることが出来ました。
既に台風により東北船内で信号障害復旧のため日本海回りで迂回が決定しており、ある程度の遅れは承知で乗り込みます。
前日の札幌行きは上野着車両が届かなかったためにB開放中心のオハロビーをつけた、極めて1988年に近い編成で北上したことまでは確認しておりました。
きっぷは迂回とわかっていても目時経由で発行されました。
表示が既におかしいです(笑
北斗星大宮行
確かに東北線は大宮までしか通りません。
経由地の変更がアナウンスされます。
18時33分
このホームにいた小金井行きの通勤列車が走り去ります。
既に激パ隊の皆さんは待ち構えています。
総数発車までに100名を超えていました。
18時48分入線してきました。
後ろからフラッシュが焚かさります。
!!!
そう、これが激パ隊の獲物・・・
牽引機がEF64-1053です。
ラストナンバー・・・
国鉄が新製した機関車としてもラストマシンではないか・・・な?
ヘッドマークなしですが、北斗星の牽引はEF64-1000に委ねられることになりました。
辛うじて外見的に特徴的な釜ではなかったですが、今後迂回があればまた特徴的な釜があると大変な騒ぎになるんでしょう。
18時51分
列車は据え置かれました。
面白い事になりましたね。
金帯丸妻のハネフとロクヨンの接続部で列車特定写真になるかな?
これならどうでしょう。
北斗星テールとロクヨン。
「北陸の堀出し写真じゃないんだよ!」
という角度を粘ってみます。
動画もYOUTUBEにアップされていました。
http://www.youtube.com/watch?v=CVKpSIPhDAk
【青森】
牽引機
EF641053
オハネフ252
オハネフ25216
オハネ25563
オハネ25565
オハネ25552
スハネ25501
スシ24504
オロネ24501
オロハネ25501 ←本日の搭乗車両
オロハネ24552
オハネフ2512
カニ24-507
【上野】
で入線です。
普通なら札幌には逆に入るのですが、今回はちょっと違いそうです。
抑えのカットです。
列車はカメラの放列の中、定刻19時03分に上野を発ちました。
さて本日のお部屋です。
オロハネ25501 9号室
オハネ25の初期車を改造したAB個室車です。
1988年に運用開始第一弾改造車の一員ですね。
オハネ25 22 昭和49.7新製→オロハネ25 551 昭和63.2改造
食事タイムスタートです。
半室ロビー。
今日の特徴的なことといえば、2号車に入るオハネフ25-216でしょうか。
この車、
ご覧のように開放Bなのです。
本来オハネ25-560番台(オールソロ)の場所です。
検査抜きがされていると思われます。
じゃ、ただの代車じゃん。
・・・。
極めて限定的マニア視線なんですが11号車にも毎日開放Bは連結があります。
が、これは東日本所属の開放Bでして、これは北海道所属の開放Bなんですね。
通常の北海道所属Bはこのように簡易仕切りが入った4人コンパートメント(扱いは開放Bと同じですが)です。
モケットもご覧のようにローズピンク。
が、
オハネフ25-216は
ベージュです。
この車、本来は北斗星運用を外れ、はまなすでも繁忙期にしか動かないような「惰眠貪り系」車番として記録されます。
北斗星フリークなら「おお、突発予備車が入った!」と小躍りする展開です。
基本的にオハネフ25北海道編成部分ではコンパートメント改造したオハネフ25 2, 4, 8, 15の4両だけで
3,7,216は本来北斗星に入らないんですね。
しかしながら、はまなすでも何故か運用に入りにくくオハネフが入るとしたらかなり多くの場面で「オハネフ25-3,7」がなぜか登板が多く216はかなり少ないと。
非常にいやらしいくらいオタク的なことです。
はまなすに連結された時。
昨年夏。
北斗星用の2号車正規メンバーは先も書いたようにオールソロですが検査にはここに開放Bが入ります。
1号車要員・オハネフ25-2,4,8,15
は除き
JR北海道が持つ開放Bハネは
・オハネフ24-501,502
・オハネ24-501,502,503
・オハネ2511,15
・オハネフ25-3,7,216
10両もあリまして。
はまなすにはどれか往復で2台~4台が回るとはいえ、結構な高難関で今回216が入って来ました。
基本、216は編成端に入らないせいか?白幕でした。
東日本のハネフは端部に入らないものの
北斗星にしかまず入らないせいか
北斗星表示だったのとは対照的。
20時00分
籠原を通過します。
速度はそこそこに。
カレチが迂回の案内を繰り返し行います。
20時22分
高崎を運転停車。
上信電車が真横に見えたので、一番高島屋側の線に入ったかと。
撮影するなら敷地外から64金帯ハネフブルトレが撮影出来るかと。
21時20分
パブタイムがスタート。
場所は水上付近
21時31分
水上駅運転停車。
22時03分ころ
越後湯沢に運転停車。
割と長く止まり15分ほど止まったと思います。
22時16分
越後湯沢を発車。
22時50分ころに先頭に向います。
居ました。
こんな角度でどうでしょう?
EF64-1053が北斗星を牽きましたアリバイカット。
長岡に入る直前、EF64-1053の吊りかけ音が非常に大きな音で唸るのを聞きました。
ウォーーーーーーーン・・・ォーーーーーーーーーーンとね。
23時14分
長岡到着。
23時17分
開放作業が始まりました。
23時18分
一旦離れるEF64-1053
結構激パ隊が居ました。
その数30人ほど。
こちらも写り込んで居rんだろうなぁ・・・
車内は5名のマニア。
23時21分
完全に切り離されて後処理も終わり
すぅううううっと離れていくEF64-1053
23時29分
EF64-1053は目の前から消えました。
23時25分
カレチ氏3名が後ろからマニアを生暖かく見守っていましたが、発車準備で車掌室へ。
23時26分
別線を機回しで去っていくEF64-1053
23時31分
交代の機関車が見えてきます。
もちろんEF81です。
EF81-134
工場入場などで有名な釜です。
厳しい胴受けが特徴的ですね。
23時36分接近終了。
23時37分
連結。
連結が終わると我らマニアは最前線から撤退をします。
カレチが上野に比べると3人に増えています。
一名は、ここの地の利に明るい案内補助役かな?
「ここからも下り?連絡は…ああ、ここで機関車交換したから良いのか」等、
勝手の違う動作を確認して出発前打ち合わせをしています。
「一番線は、もう貨物通過位ですね、改札からの階段がありましたが、みな今は閉鎖してしまいました」等とカレチに案内をする地元補助カレチ。
本来の北斗星常務のカレチは東北専業なのでしょうか。
カバーする方が付いたようです。
ここで23時40分
23時43分
長岡を出発。
これは普通の機関車交換と考えられますが、のちのちまでこの機関車交換がカレチから案内されるのでした。
スシでは食堂クルーが営業を終えて賄い中
別卓にある食事は上野駅からの二名分だったので地元補助カレチはすぐ降りるか、ここで乗務か?
00時24分
新津運転停車
1分の停車。
迂回路線は当たり前ですが全て運転停車。
新津のホーム表示は
「寝台特急青森行1時33分」発車だが、
もちろんこれは「あけぼの」の時刻表示。
実際は00時25分発車。
ホームでカメラを抱えながら階段降りきり、
突然来た獲物に間に合わず唖然とするファン3名あり。
「えええ!!??」っと呆然と列車を見送って居ました。
ちょっとカワイソウかな。
GPSで位置確認しながら乗っています。
なんと便利な時代になったのだろう。
通過駅すらコレで確認できます。
00時57分
金塚駅に運転停車中
真っ暗な小さい駅だ
01時16分
平林駅に運転停車中。
即座に発車
15秒停車か?
01時24分
村上駅を通過。
01時31分
間島駅に運転停車中
カモレ待ちかな?
01時46分
桑川駅に運転停車
それにしてもあまりに短時間停車
駅はすべてGPSでラクラク確認。
03時04分
酒田駅に運転停車。
列車に軽い前後動作あり。
対抗ホームにキハ111-214
駅ホーム表示は臨時寝台特急青森行が二本の表示がある。
1本はこちら1本はあけぼのであろうかと。
一分少々で発車
全く映らないのですが、室内を暗くすると北極星と北斗七星がずうっと見えているのです。
平野を走る日本海回りだからこそかもしれません。
これは素敵なハプニングでした。
04時33分
秋田駅に運転停車。
05時25分
鷹巣駅を通過。
何故か駅前後を非常に低い速度で。
天候は深い霧。
陽は既に充分明るいです。
06時02分
大館駅運転停車。
外はやはり霧。
撮影はなんとか可能です。
改札ホームから綺麗な編成写真が撮れるかと。
各駅には臨時列車にも関わらず、極めて安定した停車時間です。乗降が出来ないだけで。
カレチ放送も青森前から再開かな?
現在、札幌に入線する向きとは逆転の編成進行状態です。
06時25分
長峰駅通過
カレチ放送開始。
計画から20分遅れ、総合3時間遅れ長岡機関車交換によるもの。
札幌14時15分到着を予想。
青森信号所で方向転換することです。
06時26分
食堂只今開店。
函館から朝食用弁当の積み込みの案内。
06時32分
大鰐駅運転停車
06時52分
食堂車へ。
満席でロビーカーで待つように指示を受けるます。
07時17分
新青森通過。
駅のショボさにビックリした。
やはり仮接続駅だからか。
それにしても八戸より数段落ちる…
同時に食堂に招かれました。
あら、また朝定食が和洋で別れましたね。
いつからまた別れたのかな。
07時19分
青森信号所着
機関車はED7913が待機しているのが見える。
逆方向に連結
洋定食を頂きます。
食事していても、一向に動く気配がありません。
そう、日本海回りだけではなくドラマ?はここからまだあったのでした。
↑ブログ容量のため「続く」