鉄道模型工作記録帳

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KATOの165系のモーターを交換すると良くなる。

2014-03-14 12:01:25 | HO製作のあれこれ
決して、コストパフォーマンスが良いかというと微妙なのですが。
KATOの165系クモハ165のモーターを取り替えた例です。

お客さんが中古で購入したらしいこのクモハ165。
なんとも走りが良くないということでアケてみたら、

マイクロエースのモーターに交換されていたんですね。

実は、マイクロエースのキハ183系やキハ40系などの電車気動車モーターは、正直あまり評判がよろしくありません。
走りムラやラッピッド気味など1/80にしては興ざめする走りの個体が非常に多いものです。

さらに、実はKATOの床下モーター動力のモーターとフライホイールと軸の六角穴。すべてが完全互換なんですよね。
まるで後発のマイクロエースがKATOからまるごとそっくり寸法を移植したような・・・そんなものなのです。

ですから、KATOのモーターとフライホイールは無加工で、マイクロエースにはいります。
逆もしかりです。

で、どうもお客さんの中古は「@この移植後の残党」だったようで、マイクロエースモーターを積んだクモハ165だったんです。


2014-01-31 17.28.13.jpg

それを、エンドウのLN14高速型両軸モーターに交換してみたら

2014-01-31 17.16.06.jpg
こうなります。
ウエイトを削る必要があるんですが、それをLN14に合わせて削ると、そのまんま固定を特にシナイまでも

2014-01-31 17.18.43.jpg
床下機器の内寸をこのように14mmにまで狭めるだけで、搭載が可能になります。

2014-01-31 17.16.36.jpg
繋ぎはシリコンチューブで充分です。

コアレスモーターになりますので、実にスムーズになります。
惰性はしませんが、トルクフルで実に静か。
逆に変に「フライホイールが振れるおそれがある」より遥かに静寂な走行となりました。

ただ問題はLN14がメーカー・問屋さんにも品切れになってしまっていることでしょうか。
現有のLN15でも積めるので、ちょっと削る量が多いくらいが問題ですが、それ以外はなんとかなるでしょう。

メリットは「接着やネジ止め必要なし」という加工法ができるということですね。
ウエィトを削るのはチョット骨が折れるかもしれませんが。
(すいません、ウチではフライスを使いました)

KATOのモーター時代より、トルクに溢れ静かなので「何かあった時に」オススメできますね。

2014-01-31 17.18.51.jpg

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