鉄道模型工作記録帳

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旭川通運

2008-11-02 23:42:46 | 模型工作雑ネタ日誌

仕事の疲労から、2日間模型いじりチョット休止。

北海道の専用線を回ったときの記録を。
というか廃車体とか、形式写真やら、地味に数万枚の写真があルンですけどね。
北海道に点在する廃車体に至っては恐らく9割はあるんじゃないかな。
アチコチのサイトではただ数葉の紹介ですが、案外模型化用にねちっこく撮った写真もあるので、追ってご紹介します~。


こういうシュールな風景も結構あったり今もある北海道です。

お花と鉄塊になった機関車。

旭川通運は、永山の石油ヤードで入れ替えをするための入れ替え機械が歴代に渡ってあり、元は全てDLというものです。
一部では有名になっておりますがDD11が在籍した・または保存されているという記述があります。
が、現実はありません。

その機関車は某YT保存データベースサイトでも間違ったままの解釈で紹介されていました。

この写真一枚で全て解決です。
旭川通運D32です。
元々大分交通に在籍した機関車で、DD11に良く似ていますが、ほんの一回り小さいサイズとなっております。

これは現役を退いた直後。平成3年ころの姿です。
既に機器の撤去が進んでおり、マスコンがなかったと思います。

次は平成13年くらいに見学に行ったときのものです。

そのまま朽ちて行っておりました。
社員さん曰く、社長さんか大切にしていたらしいのです。

部品が既にかなり取り外しており、この冬、もう一度このあたりを通りかかったときの姿が最後に見た姿です。

反対側。
既にぼろぼろでした。


エンジンはDCと同じDMH17系2台であったようです。


移動機とDLの合いの子のような大きさです。


大していい角度を残していません。


側面1


台車通しの牽張棒はありません。


DD11に見えないわけでもありません。


大変古い車ですが、私鉄型というだけで余り注目を浴びませんでした。

今は恐らく解体されているようです。

その次に主力となったのは

日本最後の稼働DD13・1次型だったDD13-40です。


平成16年前後まで稼働していました。


平成6年ごろまでは主力であり、その後は予備機でした。

これも残念ながらJRからDE15-1521を購入して退役となってしまいました。
以前旭川運転会に行って退役を知り、

この写真のとき。
このときは敷地外のこの角度のみで撤収。
(敷地外からこの角度は撮影することが出来ます)

改めて。

各プレート類が外された平成20年秋の姿。


大変残念な退役です。


この小型燃料タンクが特徴。


正面から。


シールドビームは別付けです。


このビームも少なくなってしまいました。

ちなみに日本最後のDD13中期型も見に行っていました。

近江鉄道DD13-104です。
これは下回りが後期型のウィングバネでしたね。
もうこの車も解体されたようです。


何度か行っていましたが、このDD13-40が最後に稼働していたのは3代目?の元苫小牧埠頭D5603が検査に入っていたときでした。


流石に剥がしては貰えませんが(苦笑

エンジンは片方づつ点検に出すそうです。


これはボンネットらしいです。

エンジンが取り外されて点検を受ける札幌交通機械に運ばれており、このときDD13-40が動いていましたが、動いているところには近寄らないようにということで、遠くの姿はあったものの、良い写真がありません。

現在はこのD5603も予備機となり、元JRのDE15-1521がメイン機になっています。

あいにく、DE15-1521は平成20年時では機関庫に入っており、いずれまた収めに行こうと思います。


台車はDD13と良く似ています。


苫小牧の塗装のままですね。
これは旭川通運色になりませんでした。


そろそろこの車も終焉でしょうか?


   ↑あと釧路ともう2個の専用線がありますが、もう二個はまず見学無理。輪西と室蘭は無理。

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