


『月精寺』 のテンプルライフを少々体験させてもらい、
普段の生活からは想像できない贅沢な時間を過ごさせていただきました。

再び平昌の町に下りてきて、

ホテルやコンドミニアム等の建設ラッシュと道路整備の進む平昌を後にして、

バスは、次の目的地に向けて走り出しました。
こんなときに、バス旅の疲れるがとれる甘いお菓子の差し入れは有り難いです。

バスのスピードが速すぎて、どこの料金所を通ったのか見ることも出来ませんでした。

信号でバスが停まったときに案内板にあった 「미시령 (弥矢嶺)」 の文字…

料金所からも 「미시령 (弥矢嶺)」 の文字を読み取ることができました。
でも、地図帳を広げても場所が特定できない…
走行中に 「新しい道ができていてナビにも表示されない」 と運転手さんが言っていたと、聞いたっけ。

しばらく走ると、そびえ立つ韓国独特の岩山が見えてきました。
これが 「雪岳山」 です。
「雪岳山」 は、一つの山の名前ではなくいくつもの峰の集まった山全体を呼ぶそうです。
花崗岩の峰々がいつでも雪が積もったように白く見えるところから 「雪岳山」 の名が付いたとか。

私の席が山側ではなかったので、とても優しいYuckyさんが、わざわざご自分の写真を送って下さいました。
こういうお人柄が、みなさんから親しまれ信頼されている理由だと思います。 ありがとうございます。


その中でも最高峰は大青峰 (テチョンボン) と呼ばれている山で、海抜1,708m。
済州島の漢拏山 (ハルラサン) と小白山脈の南端の智異山 (チリサン)に次ぐ、韓国で3番目に高い山です。

こちらもYuckyさん撮影の1枚!

そして、私たちは 「雪岳山」 の内陸側、 「内雪岳 (ウチソラク)」 を走っています。
道路沿いには、「ファンテ」 の食堂がたくさん建ち並びます。
「ファンテ」 は、この辺りの名物だそうです。 「ファンテ」 について → こちら

朝鮮半島東部を貫く太白山脈で最も高い部分をなす 「雪岳山」 は、
美しく切り立った峰に奇岩・怪石などが調和を成す日本ではあまり見られない山ですね。

気温が低いのか、桜がまだきれいに咲いていました。

もうこの先は、大型の観光バスは入れないということで、テンプルステイでお世話になる
『百潭寺』 の関係者の方が四駆のバンで迎えに来て下さいました。
恐ろしく細い山道を 車が1台しか通れないような山道を ずんずん車は進んでいきます。

対向車は時々現れるのですが、ところどころにある待避所で上手くすれ違います。
私じゃあ、この道の運転は無理かも…

ヨンシル川に沿って、車はどんどん山中へ。
この渓谷の眺めは素晴らしかったですよ~

「内雪嶽百潭寺」 の立派な門が見えてきました。
どうやら目的地に到着したようです。


スリルたっぷりの山道のドライブが終わりました。
※ Yuckyさんのブログ → 「Yucky's Tapestry」
【百潭寺 (백담사)】
江原道 麟蹄郡 北面 百潭路 746 (강원도 인제군 북면 백담로 746)
ソウル地下鉄7号線「上鳳(サンボン)駅」で下車し、2番出口から出てまっすぐ5分ほど歩くと 「ソウル上鳳ターミナル」
「ソウル上鳳ターミナル」から百潭寺行き直行バスに乗ります。約4時間30分。
百潭寺 www.baekdamsa.org/(韓国語)
百潭寺テンプルステイ baekdamsa.templestay.com(韓国語)
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