しゃかしゃか母、旅に出ました

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【神秘の森・コンチャワル】済州島ファムツアー⑤2015/11/9

2015年11月28日 | 2015/11済州島ファムツアー3日
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「ピクニックガーデン駅」 で機関車を下車して、“エコロード” を散策するようです。

それにしても、紅葉が目を楽しませてくれ、ほんとうにいい季節に連れてきていただけました。



“エコロード” には、ショートコースとロングコースがあり、私たちはショートコースを歩きます。

この辺り一帯は、済州保存資源1号に指定されているところだそうですよ。



歩きやすいように歩道の部分には、火山岩が敷き詰められており、

その両脇には、神秘の森・コッチャワルの様々な植物を見ることができます。



そもそも 「コッチャワル」 の意味は、済州の方言で 「うっそうとする森 = コッ」 と

「いばらなどが生い茂る = チャワル」を組み合わせた言葉だそうです。

それが特異な火山地形の上に広がっています。

      

この特異な火山地形というのは、ほとんど土壌がない岩がごろごろした地帯で、開墾が不可能で、

済州島の人たちからは、利用価値がないと見放された土地だったそうです。

しかしこれが幸いして、コッチャワルの自然生態が今まで保存されこれたことに繋がるとか。

ひらがなで道しるべが書いてあるのが、おもしろいですね。

この森、とても気持ちがよくて、今度は 「ちょうきょり」 の方を歩いてみたいものです。



ミョウガの葉です。

少し奥に入っていくと、山菜もたくさん採れるそうですよ。



小動物や虫のお家。  ほんわかしますね。



済州島では、おいしい水が有名で、ペットボトルでもたくさん販売されていますが、

それは、ここコッチャワルで作られるお水だそうです。   コッチャワル一帯に雨が降ると、

雨水が穴の開いた溶岩を通り抜け、濾過されて地下に流れ込み、地下水となる仕組み。



その溶岩の細かな穴から地上にもマイナスイオンがたくさん放出されているとのことで、

この “エコロード” を歩いている間に、何度も深呼吸をしましたよ。



再び 「ピクニックガーデン駅」 に戻り、最初の 「メイン駅」 まで機関車に乗車しました。

この葉のないバラは、東大門にもある電飾のバラです。  曇っていたので、花心が光っていました。



済州の自然が作り上げたコッチャワルの探索は、とても楽しいものでした。

私たちは、傘を差すほどでもない曇り空の元、散策しましたが、晴れた日にはまた別の顔を見せてくれるかも。

でも、私は日差しのきつくないこのような日に、ここを訪れることができて、ほんとうによかったと思っています。

溶岩石で構成されたほぼ温度の変わらない土壌のため、北方限界の植物と寒帯南方限界の植物が共存している

世界的に見ても、ここだけにしかない場所でもあるコンチャワル。

また季節の違うとき、天気の違うときに再び訪れてみたい場所になりました。



【エコランドテーマパーク (에코랜드 테마 파크)】
済州市 朝天邑 大屹里 1221-1 (제주시 조천읍 대흘리 1221-1)
営業時間(機関車出発時間) : 夏季 始発8:30/最終 18:00  冬季 始発8:40/最終 17:00

矢印 : エコランドテーマパーク
 〔取材協力:済州観光公社〕

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