食道がんと闘う自然爺の活動

自然の中での暮らしに憧れ、自作の山小屋を起点に自然と戯れていたが、平成21年10月、食道・胃がんが見つかり手術。

『早松茸』

2012年09月27日 21時47分45秒 | 日記

字の如し、早く採れる松茸ではなく松茸もどきの茸だ。姿、形は松茸と同じ、香りも素人

の私たちには区別はつかないから、『松茸の吸い物です』と出せば誰もが『流石,松茸』と

賛辞する。

国産の松茸が採れなくなり外国産が代用として売られているが、歯ごたえや香りを比べる

と、あんなものにお金を払って食べる気がしない。以前に経験したものを比較すると北朝

鮮、韓国、中国に悪くなっていく。最近は中国産が結構な値段で売られているし、カナダ

産なる白い松茸もある。

さて早松茸、今年の出来具合はどうかなと思っていたら、農協のスーパーに地物が初出

されていた。当地でもスーパーなどに早松茸が売られることは滅多になく、まとまった

量、つまり豊作の時だけ。6本入って2000円だから、早松茸ごときにしては高い。

さりとて、初物だからと奮発して購入し、娘たちにも裾分けをしたから、美味しい吸い物

に舌鼓を打ったことだろう。すると近所の人がお裾分けと早松茸をくれた。

この辺りの人は本松茸ではないから『早松茸だから、汁にして食べて』と格下の扱いをす

る。十分すぎるほどの秋の香と味を運んでくれるのに。今年は豊作なのか、別の人からも

頂いた。山では栗の収穫も始まり食欲の秋に美味しい物が目白押し、それには健康な身

何よりだ。食べることができる、これだけでも感謝々、それに美味しさが加わると、何

至福な時。

                                   初物の早松茸

                川面に映る彼岸花

 


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