明日は、久慈地区で読書ボランティアに携わっている方々の研修会です。といいながら、コムさんの漫談になる可能盛大です
。
読み聞かせの手法の基本の確認と、簡単な本の修理方法の講習などをします。突然参加しても構いません。
8月31日（火）13：30～ 久慈合同庁舎6階大会議室です。
現在参加者37名です。
なぜか、本業で、こちらにも関わっています。参加者総勢1091名が久慈にやってきます。イベントの仕切りを学ぶにはいい機会だと考えています。
ちなみに私は、当日大ホールできっかけだしをします。舞台監督ですね。
今日は、わたしの主張久慈地区大会。16名の発表がありましたが、みんな中学生らしい発表でした。心を動かすって、いろいろな形があるんですね。
今度、ワークショップで、表現力を使って、単調な言葉をどれだけ心を動かせる言葉に昇華させられるかということをやってみたくなりました。
ちなみに、今回の『わたしの主張久慈地区大会』の仕切りは、川崎鉄男さんでした。お疲れ様でした。
本業に係わる周辺業務が忙しくなっています。
昨日は、宮古市新里の生涯学習センターで、手作り絵本の講習会の講師で呼ばれていってきました。これで、手作り絵本は、久慈市山形図書館、久慈市立図書館、の三本をこなして、今期の講座の自分担当分は終わりました。
今日は、県北青少年の家の『県北フェスティバル』の中で、読み聞かせコーナーを設置していただき、1時間読み聞かせライブを行いました。単独ライブ1時間枠は初めてでしたが、結構いけました。
読んだ本は、『うんちっち』『おまえうまそうだな』『うえきばちです』『ぐりとぐら』『三匹のヤギとガラガラドン』『ももひめ（オリジナル）』『そらまめくんとながいながいまめ』『もったいないばあさん』。絵本を並べて、リクエストを取って読み聞かせをしてみましたが、いい感じでどんどんリクエストをしてくれました。
手遊びも、一つと、牛乳パックのパタパタ絵本作りもしました。子ども達に、「エコだねぇ。」といわれて、これも好評でした。
来週は、28日は二戸で、31日は久慈で、読書ボランティアの研修会を開催します。
ということで、脚本は、今、一本5ページほど書いていますが、基本的に書く時間と、体力が無くて滞っています。いい感じにまとまってきたら、こちらもアップしたいと思いますので、もうしばらくお待ちください。
ＳＣＥＮＥ １１ もういちど
男３と、女１は、メインステージの方へやって来る。そこは、もうすでに、川原公園。とっぷりと日が暮れ夕やみが町に迫ってきている。
男３ ここだ。…ここで、合言葉を言えば、奴は出てくる事になっている。
女１ 合言葉。
男３ そう。
女１ 何て言えばいいの。
男３ 『ナスがママならら、パパは誰？』これだ。
女１ 間違いないわ。そのギャグ、彼が最近思いついて、頻繁に使ってた
わ。
男３ じゃぁ、俺は行くよ。
女１ えっ。
男３ 二人の会話を立ち聞きするような野暮な男じゃないよ。…じゃぁ。い
い思い出つくれよ。
女１ ありがとう。あの…。
男３ …何だ。
女１ ぶしつけですいませんが、私たちの結婚式に出席してくれますか。
男３ あんた、本気で、あいつを人に戻そうとしてんのか。
女１ はい。
男３ パンダのままでもか。
女１ それが彼だってわかるんだったら、みみずだって構いません。
男３ 借金はどうするんだ。
女１ 私が全て返済します。
男３ ……………。
女１ 日取りは、次の日曜日で大安の日です。場所は、これから彼に訊きま
す。
男３ …呼んでくれるんだったら、喜んで出席してやるよ。自分たちの人生
だ。
後悔しないような結論を出すんだな。
女１ はい。
女１が、深々と礼をする中、男３去る。女１、少しの間、目を閉じ気持ちを落ち着かせる。その後、思いっきり深呼吸をして大声で叫ぶ。
女１ 『ナスがママならら、パパは誰？』そのギャグ、つまんないって言っ
たでしょ！
男１、ぴょこっと顔を出す。女１は、まだ目を開けない。
男１ さすらいの武闘家さんは、やっぱり嘘つきじゃない。
女１ あの人結婚式に呼んだわよ、場所はちゃんと押さえてるの？
女１振り替えるが、そこにはやっぱり本当にパンダがいたので、愕然として膝を折る。
女１ そんな余裕ないわよね。
男１、うなずく。女１、大きくひとつ深呼吸して話し出す。
女１ 何よ、その格好。
男１ そんな言い方は無いんじゃない。これでも意外と気に入ってるんだけ
どな。
ＳＣＥＮＥ ９ 警察官出陣
警官、電話を受けている。慌ただしく働いている様子である。
そこへ男２が現われる。
警官 ですから、本署からの応援を至急いただきたいんです。凶悪なんです
よ。何せ、美女を二人も襲ったんですから。美女は関係ない？。関係あ
りますよ。襲われてるんですから美女なんですよ。美女じゃなきゃ襲わ
れない。美女と野獣だから絵になるんじゃないですか。野獣と野獣じ
ゃ、ふざけあいっこなんですよ。事件にはならないんですよ。
男２ …あのぉ。
警官 それにですね、襲われたうちの一人は女子校生の、それも処女なんです
よ。何で分かるんだって。そりゃぁ分かりますよ。長年のカンっていう
やつですか。伊達に警官やってませんよ。
男２ …すいません。
警官 射殺すべきです。保護して動物園に送るなんて甘いことを考えちゃいま
せん。そんな、だめですよ。これ以上健全なる市民を犠牲にするわけに
はいきませんから。
男２ …すいません。
警官 …………………。
警官、電話口を押え、にらみをきかせて男２を見る。
警官 今取り込み中！。…何、今、私の後ろで、『すいません。すいませ
ん。』って懺悔している一市民がいるもので、…私は正義のみかたの警
察官ですから、どんな市民でもないがしろにしないで対処するので…。
はあ。それじゃぁ、応援部隊の件宜しくお願いします。
警官、電話を切る。男２に向き直り話しだす。
警官 お待たせしました。用件は何でしょうか。
男２ 人を捜しているんですが。
警官 何丁目の誰さんですか。私は忙しいので、自分で訪ねていって下さい
ね。
男２ いえ、そうじゃなくて、家出…いえ、蒸発なんです。
警官 水蒸気ですか。
男２ えっ。蒸発って言ってもそういうことじゃなくてね。
警官 冗談が通じない人ですね。…いつからですか。
男２ いつからって。
警官 その人が居なくなったのはいつですか。
男２ ほぼ一週間です。
警官 そしてその人は、誰なんですか。
男２ 山崎という男なんです。
警官 関係は。
男２ そんなことまできくんですか。勿論…ありません。
警官 あなた、何か勘違いされているようだ。あなたとその方のご関係はとお
ききしたんですよ。
男２ あぁ、そうなんですね。ちょっとそっちの筋の人と関わりを持ったもの
ですから。…関わりって、ちょっと会っただけですよ。何かあったって
言うわけじゃありませんよ。勘違いしないでくださいよ。
警官 分かりましたから、先走って自分で墓穴を掘るようなことは言わないで
下さい。…それじゃぁ、この紙に、蒸発した方のことを詳しく書いてお
いて下さい。それと、書き終わって、お暇でしたら、この交番の留守番
をお願いします。