R45演劇海道

文化の力で岩手沿岸の復興を願う。
演劇で国道45号線沿いの各街をつないでいきたいという願いを込めたブログ。

夏の演劇情報(1)こどもエンゲキ体験はじめの一歩~夏組~

2012-06-30 21:17:56 | インポート

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 盛岡市の文化振興事業団主催で、盛岡劇場で実施している、こどものための演劇体験プログラムです。

 過去に、釜石市民劇場に出演してくれた子が、参加してくれたこともありました。

 沿岸地区でも、盛岡に宿泊できる場所があるとか、行き来が可能な場合は、是非参加してみてください。

 

 また、久慈地区や二戸地区でもスタッフが充実してきましたので、行政関係の方で、子どものためのワークショップをご検討の場合は、ぜひご相談ください。

 これから、数日は夏の演劇イベント等の紹介をさせていただきます。

 有益な情報が一つでもあることを願っています。


久慈市民おらほーる劇場2012始動間近!

2012-06-29 19:18:33 | インポート

 劇団ではない、毎年創って毎年解散の市民劇場。来るものも拒まず、去る者も負わずのゆるやかなシステムが、なかなか良い感じで6年目に入ります。

 役者でもなく、スタッフでも無いけれど、お客さん以上スタッフ未満の舞台に寄り添っている人たちもたくさん増えてきています。前に出演した人たちとかですね。

 そんな、家族がどんどん増えていくことも、市民劇場の醍醐味ですね。

 

 昨年『水族館狂詩曲』が、終わってからもう、半年以上経つのですが、去年参加した人たちの半年後も様々です。父になったアメリカ人、テレビデビューを果たした麻由ちゃん、変わらない生活を続けている者…。私の知らないところで、凄いことを果たしている人もいるかもしれません。

 

 あまちゃんのオーディションを受けた人も居るようです。

 

 仕事上でも、いつどこに行くかわかりませんし、去年と今年が同じなんてあり得ない生活をしてきた私にとって、変わらない生活を続けている者のカテゴリーに自分が居るということは、とても嬉しい幸せなことだと思っています。

 おらほーるもそろそろ動きだしそうな予感です。

 いつ、GOが出てもついていけるように、一歩でも前進しておきましょう。

 


岩手県広い!

2012-06-26 21:25:40 | インポート

 四国四県と同じ面積を擁する岩手県ですが、今日は、面積だけではない広さを実感しました。

 

 本日、仕事の関係で花巻に行って来たのですが、朝、久慈を出るときの気温は9℃。スーツを着込んでもちょっと肌寒い感じでした。

 スーツを着てネクタイをしたまま、花巻に。車から降りたって、周囲の人を見たならば、スーツを着ている人はおろか、ネクタイをしている人も皆無。みんな半袖。だって、気温は32℃

 

 その差23℃とは、これ如何に?

 久慈も気温が上がったのだろうなと思って、夕方帰って来たら14℃。

 本当に、沿岸は避暑地ですね。

 暑さに耐えられない内陸の方、エコな生活をしたいという方は、是非久慈にいらっしゃって住んでください。


先週の仕事

2012-06-24 19:58:47 | インポート

 先週は、案外本業も忙しい日々を過ごしました。

 ワークショップのコーディネートが月・水・土の三回ありました。

 普代村の教育振興運動のリーダー研修会(本年度、地域の子どもたちにどんな活動をしていくかを考えるワークショップ)が、月曜の夜。

 久慈市の放課後子ども教室の担当の方の研修会(今、子ども教室を運営していて、困っていることを解決していくワークショップ)が、水曜日の午後。

 

 久慈市の高校生ボランティアの研修会(レクリエーションの実技と、ボランティアとは何かを考えて、今年の活動の方向性を出すワークショップ)が、昨日の土曜日。

 その他にも、社会教育関係の方々の研修会を二戸で開催して、もぐらんぴあの宇部修社長に講演をしていただいたり(水曜午前)、一戸で図書館関係の方々の会議を開催したり(金曜午後)と、良いお仕事をさせていただいております。

 仕事が忙しいので脚本ができないとか、芝居をしているので本業がおろそかになるとか、活動が言い訳になったり、マイナスになることが無いように、日々精進して参りたいと思っています。

 『白樺姫』は、全体の5分の1ほどは、書きすすめております。もう少し、全体構成がまとまりましたら、あらすじだけでなく、本篇もアップしていこうと思います。

 もう、少々お待ちください

 

 

 

 


白樺姫(プリンセス・シラカバ)

2012-06-22 21:08:13 | インポート

 

【あらすじ】<o:p></o:p>

 

 ラクヨウ族は、平庭高原に先祖伝来住み続けている小人属だ。彼らは、人間と接触すること無く、その存在を人間に知られることも無く、ひっそりと生活を営んでいた。<o:p></o:p>

 

しかし、小人属の中でも、人間に近づき文明を発展させようとしているシンヨウ族という種族もあった。二者は、相容れること無く、好戦的なシンヨウ族がラクヨウ族の村を焼き打ちし、ラクヨウ属は、平庭の大地から内間木の洞窟内にある隠れ里に、逃げ伸びる。<o:p></o:p>

 

 その頃、介護と自閉症の子供の世話に疲れ果てた女性、堅那子は、父と息子を連れ、人生の幕を下ろそうと、平庭高原を訪れていた。<o:p></o:p>

 

 三人は、崖で足を滑らせ、法面にできていた、穴に落ちてしまう。その穴は、ラクヨウ族の抜け穴につながっており、ラクヨウ族の隠里に舞い込んでしまう。<o:p></o:p>

 

 ラクヨウ族の小人たちは、それぞれが身体に不自由さを有するが、それをそれぞれの特徴ととらえ、何の負担にも感じずお互いを尊重して生活していた。<o:p></o:p>

 

 その様子を目の当たりにし、堅那子は、心が救われ、次第に小人族と親しくなってゆく。<o:p></o:p>

 

 その頃、全滅させたはずのラクヨウ族が生き延びていることを知ったシンヨウ族は、抜け道を発見し、ラクヨウの隠れ里を襲撃することを企てる。<o:p></o:p>

 

 果たして、ラクヨウ族は、生き延びることができるのであろうか。<o:p></o:p>

 

 そして、シンヨウ族は何のために、ラクヨウ族を滅ぼそうとしているのだろうか。<o:p></o:p>