R45演劇海道

文化の力で岩手沿岸の復興を願う。
演劇で国道45号線沿いの各街をつないでいきたいという願いを込めたブログ。

過去の自分から教えられたこと

2009-12-29 10:02:17 | インポート

 今日、一年を振り返って、2009年の日記のページをペラペラとめくってみたら、

『人と人のつながりは、相手を許すことから始まる。』

 と、ありました。

 いいものを創ろうとして、自分だけが正しいと思い込んで、自分の主張を押し付けちゃぁいけませんね。過去の自分の言葉に教えられた気分です

 更に、士気にも関わるので、自分のテンションを落としてはいけない。嫌だなぁ、と思えばその空気が全体に広がって関わっている皆さんがポシティブになれない。

 あまり主張しないながらも、自分らしさを持って提案をしていく…。そのバランスの維持こそ、私に求められている調整力なんだと感じています。 

 年が改まるのをきっかけに、もう一度心持をリセットして、新しい舞台、新しい活動に向き合っていけるように、年末年始はメンタルトレーニングをしていきます。

 


1月公演に向けて

2009-12-26 23:35:35 | インポート

 時期をずらして、2回公演をするということは、こんなにも苦しいものだとは思っても見ませんでした。経験したことがないのでよくはわかりませんが、臨月というか、つわりがひどいとでもいうか、そんな状態です。日々、吐きそうです。

 周囲から寄せられる期待感という重圧。それを、各役者スタッフも受けているのですね。参加している皆さんには、非常に申し訳ないことをしてしまいました。

 良くはしたいけれども、走りすぎて転倒してしまったのでは、元も子もない。今日、安藤美姫の安定したスケーティングを見て学びました。

 1月公演は、確実に加点して、優勝を目指すのではなく、3位入賞を目指すと決めました。初めて見る人たちに、入賞圏内まで行っていることを認識していただこうと思うのです。

 決して妥協ではなく、攻めの姿勢は持ちつつも、守るものは守って確実に行けるところまで行きたいです。

 『がんばります!』とは、言いません。自分を追い込みたくないので…。とりあえず、やれることをやれるだけやりたいと思います。

 皆さん、ご協力、ご支援よろしくお願いいたします。


緊急告知!

2009-12-23 21:24:54 | インポート

 おらホール劇場の皆さんへ緊急の告知です。

 次回公演に向けて、もっと良くしようとして、それぞれアイデアを持っているようですが、それぞれが自分のアイデアを他の役者や、他のセクションに指示を出し始めて、芝居が壊れ始めています。

 それぞれが良くしようとして提案しているのはわかりますが、それぞれが見ている方向が微妙に違えば、創りあげてきたものが分解に向かうの必至です。

 ということで、以下のことだけには留意してください。

  他の役者の台詞や演技をいじらないでください。

  自分の分は工夫改善をしても構いません。自分で変えようと思うのは納得ができるから、前へ進めます。でも、演出以外のところから、それぞれ意見を出されると、役者は誰を信じていいのかわからなくなって、よくなったためしはありません。これだけは、切にお願いします。

 そこで、全体で確認した事をもう一度書き記しておきます。ここのところだけは、共通理解しておきたいと思います。12月よりも落ちた舞台にならないために、よろしくお願いします。

(1)台詞について

 方言、今の言葉それぞれ入り混じって、統一感がないという指摘がありました。でも、演出としては、それぞれの役者が自分の気持ちがすんなり出る表現方法を取らせたいという願いから、方言に統一したりすることはやめることで確認しました。

 言葉の言い回しのちぐはぐさが出ることについては、演出が責任をもってその責めを負いましょう。ですから、それぞれの役者は自分が一番お客様に想いを伝えることができる表現方法で通してください。

(2)舞台の演出について

 こうしたいという提案は、演出で受けます。それを受けて、演出が取捨選択して、舞台へ取り入れるかどうかを決定します。とりあえず、演出に提案をしてください。

 自分がなぜ、こんな表現方法になったのか知らないままに、『あそこの演技はちょっと…。』と評価されて、そのことについて頭を下げられるほど、流石に私も大人ではありません。自分も納得して責任を取りたいと思いますので、よろしくお願いします。

 

 厳しいことを書いてきました。この提案にムッとしてしまう方もいるかと思います。その、想いも全て私が受けましょう。

 しかし、市民劇場という立場での舞台です。自分たちが好きでやっているというだけでは済まされない部分もあります。公共性をもちながらも、市民劇場という性質上、できるだけ一人ひとりの意見も取り入れていく舞台にするために、我慢していただかなければならない部分もあるかと思います。

 演出のその想いを受け取っていただいて、皆さんで一つの方向を向き、いい舞台を創りあげていければと思います。ご協力をお願いいたします。 


今年最後の稽古納め

2009-12-21 22:21:58 | インポート

 今日は、前回の舞台のビデオを観て、反省会を行いました。

 なかなか反省することしきり

 それから、メンバーが入れ替わるシーンと、子どもたちのシーンを二箇所で稽古。年が明けてからは、本番まで4回しか稽古ができないので、気合入れていきました。

 どこまで、レベルアップできるか、それと自分の体が持つか…といったところです。

 ちなみに、今日は二戸のマイナス9度の、吹雪の中で作業しました。

 マイナス3度の久慈市山形さえ暖かく感じてしまいました。 


次行ってみよう!

2009-12-18 08:39:17 | インポート

 12月17日(木)、1月公演に向けて稽古の再開です。まずは、脚本が変わる部分の確認と、改善点の反省をしました。

 皆さんレベルアップした証拠ですが、もっとこうしたいという想いが膨らんできました。ここからは、提案ではなく、それぞれの想いを汲み上げて調整するのが、市民参加型の舞台の演出の役割かと思っています。

 ここで一番問題になったのは、方言の問題です。標準語で話す人、なまっている人、無理してなまっている人…。それぞれいるのが違和感ありとの指摘に、演出も悩みました。

 それで、出した結論が、

『それぞれの役者が一番伝えやすいスタイルのしゃべり方でいこうでした。

 使い慣れない言い回しで、言霊がお客さんに伝わらなかったら、意味がありません。言葉がどうのという点が気にならないほどの圧倒的な演技力で魅せてしまえば、問題なしです。(ちょっとハードル高すぎですかね。)まずは、ここまで来ているので、あまりスタイルは変えないようにしていこうと思います。次回作に向けては検討します。

 さて、来年があるかどうかわかりませんが、次回作。

 先日の早朝に神様が降りてきました。

 これで行こうというプランがまとまりました。

 これなら、子どもたちも出せる、グラッグも出せる、そして、市民劇場でこれをやるのかいというインパクトもあり、その線で行くなら一肌脱ぎましょうという協力を得られる可能性大の作品です。タイトルは『〇〇〇〇~琥珀の大地~』です。

 でも、来年やれるかどうかわかりませんからね。とりあえず、市で予算が取れなかったら、自腹でも行っちゃうつもりで本気でやります

 詳しくは続報をお待ちください。