R45演劇海道

文化の力で岩手沿岸の復興を願う。
演劇で国道45号線沿いの各街をつないでいきたいという願いを込めたブログ。

新プロジェクト『鋼』

2007-01-06 10:51:24 | インポート

 来年度の市民劇場の上演候補作として、このブログで皆さんの意見を聞きながら、作品を作り上げていくというスタイルをとってみようかと思います。

 テーマは2007年12月1日が近代製鉄発祥150周年ということで『鋼』。鋼の意思をもって新しいものをつくっていこうというものにしたいです。そして、スタートのアウトラインを、以下のようにしたいと思います。

 時は『今』。釜石に一人の小学生が転校してくる。都会育ちの少年にとって、釜石はわくわくすることだらけ。やってみたいことなどが次々に思い浮かんでくる。しかし、出会った釜石の人たちは元気が無い。『昔は良かった。』とか、『やったことが無いからできないだろう。』といった話だけで、少年は次第に幻滅してくる。ある日、立ち寄った雑貨屋『ZURI』でであった店長は、少年の想いを受け入れてくれる。仲良くなった二人は、釜石のいろいろな場所を訪れる。二人は、小川の温泉跡の付近の蔦で覆われた壁面に、巨大なレリーフを発見する。『釜石の人たちは、立ち上がれば、とてもすごい力をもっているんだ。』年の差を越えた友情に結ばれた二人は、ある計画を始めようとする。

 主人公は、小学生です。キーを握る『ZURI』の店長とはいったい…。そして、二人が進めようとしている計画とは…。皆さんのコメントをもとに、物語は膨らんできます。ぜひ、コメントをよろしくお願いします。(もちろん私なりの解答は用意してありますが、あえてそれは伏せて、皆さんで膨らませてください。)