『ボディフォーカスト・アプローチ(BFA)ショートワークショップ』
☆ セルフワークと夢語りの会 ☆
一般に言われる夢分析とは違い、BFAの夢はセラピストが分析したりすることはしません。
あくまであなたが見た夢を、あなた自身が瞑想的アプローチによって、意識の領域まで浮上させ、そこに潜んでいた本当の欲求や気づかずにいた抑圧、自分の本質を認識、受容していきます。それによりら自己を防衛していた壁を超え、今までよりも広く大きな世界にいる自分を体感。
ポテンシャルを広げていくことになるのです。あなたも是非、ご自分の世界をそして可能性を広げてみませんか。
☆ 場所:ホリスティックカウンセリング『宙』 サンシャイン60 45階
http://www.kokoro-sora.com/
☆日時 2010年 2月22日(月) 13時00分~16時30分
☆参加費 4、500円 (飲み物付き)
☆人数: 5名前後 (最小催行人数3名)
☆お申し込み☆
氏名、電話番号、簡単な自己紹介、「ホリスティックカウンセリング宙」のHPから下記のアドレスにてお申し込み下さい。
☆お申し込み・お問い合わせアドレス→ space@hope.nifty.jp
件名は『BFAワークショップ申し込み』と記入をお願いします。
☆参加費のお支払いにつきましては、お申し込みのあと折り返しお支払い方法などをお知らせいたします。
皆さまふるってご参加ください。
昨日、あるテレビ番組で信じられないような実話が紹介された。
それは父と息子の感動的な物語であると同時に、人間が持つ「力」を改めて実感させられる内容だった。
物語は五十年ほど前にさかのぼる。アメリカでの話。
ある若いカップルに男の赤ちゃんが誕生した。両親の喜びようは、それはそれは大きなものだったが、誕生して間もなく、担当の産婦人科医から告げられた言葉は、ふたりを幸福の絶頂から奈落の底へと突き落とすものだった。
医師が告げたのは、赤ちゃんが今後一生、寝たきりの生活を送ること、そして言葉も話すことができないという過酷な現実だった。赤ちゃんは母親の胎内にいたとき、臍の緒が首に巻き付いていていたせいで、脳性まひを起こしていたのだった。
医師は一般家庭での育児は難しいだろう。施設に預けた方がいいとアドバイスしたが、父親はそれを拒否、自らの手で息子を育てると決意するのだった。
しかし、現実は想像を絶するほど厳しく、困難を強いるものだった。
両親は何度も自分たちの選択が本当に正しかったのかどうかを悩み苦しんだという。
だが、数年後のある日、父親が不注意でカップを床に落としたときのこと、その瞬間、それまで果たして息子はものが見えているのか、音が聞こえているのかもわからなかった父親の目の前で衝撃的な出来事が起こる。
カップを落とした瞬間、割れた音に、息子が驚きと恐怖の表情を見せたのだった。
急いで妻を呼んで、その事実を伝えた父親(夫)は、その日から、息子に様々なことを教え、伝え始めた。
たとえばサンドペーパーをアルファベットに切り抜いて、指先でその文字の形を理解させることや、息子からの反応がないとわかっていながら、一緒にテレビで野球観戦をしては、ひいきのチームに大声を上げて声援を送ったり、色々なかたちで息子とコミュニケーションをとっていったのだった。
それから暫くして、父親はある新聞記事に注目する。
それは、全身の機能が麻痺したひとが、首の動きで意志を伝えられる機器が発明されたという記事だった。
早速、その機器を求めたことは言うまでもない。
そして、その機器が届き息子が始めて自分の意思を両親に伝えたときの言葉は、父親がいつもテレビの前でひいきの野球チームに送っていた声援の言葉だったのである。
この機器が息子の生活を一変させる。
どんどん外の世界に飛び出しただけでなく、それによって息子の知能がまったく通常のひとと変わらない、いやそれ以上であることがはっきりと証明されたのだ。それによって、彼は一般のひとと同じように教育を受ける権利を得たのだった。
その頃、父親は息子と一緒にマラソンを始める。
父親が息子の車椅子を押しながら、マラソンをするというものだった。
やがてふたりは競技会にも参加。マスコミにも取り上げられるようになる。そして、あるとき、トライアスロンへ参加しなかとの誘いを関係者から受けるのだった。しかし、それはあくまで、父親ひとの参加であった。
父親は、あくまで息子との参加を希望し、関係者の誘いを拒否するのだが、そのとき彼のなかに芽生えたのが「絶対に息子とトライアスロンに出場してやる」という強い決意だった。
マラソンはすでに経験済みだったが、泳ぎの方はほとんど経験がなかった父親は、それから三年間特訓を重ねる。そして、かれが四十九歳のとき、念願の息子とのトライアスロンへの参加を実現させるのだった。
結果として、彼らは大幅に時間をオーバーし、陽もとっぷり暮れてのゴールであったが、自転車、水泳、そしてマラソンを走りぬいた。
普通の人でも成し遂げるのは並大抵ではない三つの競技をやり遂げた、その快挙んい周りの人たちは感動し、勇気を貰ったのだった。
それから十数年。現在も父親はトライアスロンを続けているそうである。そして息子さんは、大学で障碍者のためのシステム作りの研究者としての仕事をしているという。
私はこの実話に触れ、父親の並々ならぬ息子への思い、希望、そして決して諦めなかった両親の強い意思と努力に感動した。
そうした両親の思いがあってこそ、息子さんはその能力をタネのまま眠らせることなく、芽を出すチャンスを得、そして自らの力で成長させ、花開かせたのだ。
学院に入学し、O先生と出会い、ボディフォーカスト・アプローチと出会ったことで、私自身、大きく変わることができた。
そのO先生が変わることなく言い続けてきた言葉、それは「ひとは無限の可能性がある」ということだった。
その「無限」という言葉をどう捉えるかはひとそれぞれだと思う。
だから「無限などということはありえない」という声も聞く。
しかし私にとって「無限」とは、自分の力を与えられた環境や、条件などから、最初から諦めてしまったりしたことで気づけないまま埋もれさせてしまていることのどれほど多いかという裏返しの意味と捉えている。
自らが限定することで発揮できる可能性があるにも関わらず、どれほどのひとたちがそれに気づかず生活していることか。
この実話が、それを示してくれていた。
自分を信じること、そして愛する人を信じ、ともに支え生きることの大切さ、喜びを教えてくれた彼らに心からありがとうを言いたい。
ホリスティックカウンセリング『宙』(sora) http://www.kokoro-sora.com
ブログ『心の扉を叩いてみたらきっと何かが見えるはず聴こえるはず』
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元気読本WEB 身体と心の不思議な関係』
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日本カウンセラー学院ブログ 『講師のひとりごと』
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