2012年も 今日と明日を残すのみとなりました。
皆さまも、それぞれ残り少ない今年を、大掃除、年越しの準備、新年に向けての準備に忙しく過ごされていることと思います。
今年も色々なことがありました。
国際、国内ともに挙げればキリがないくらい激動の一年だったように思います。
重大ニュースは、新聞、テレビ、インターネットにゆだねるとして、我が家、そして私個人も、2012年という年は、近年、希に見る出来事が、次から次へと起こった年でした。
昨年の6月に父が右足首を骨折しましたが、その後遺症なのか左の下腹部にヘルニアができ、それが原因で父の体調がすぐれないままに年が明けました。
春、5月。
最初のきっかけは、父が母とぶつかって、額の上を打撲。大きなこぶができるほど、相当強く打った様子。
腫れと内出血がひくまで、一か月以上はかかったのではないかと思います。
念のためにと脳神経外科でCTで検査を受けましたが、その時点では異常なし。まずまずよかったと胸をなでおろしたのですが…
6月。
今度は、リビングで立ちくらみを起こし、仰向けに倒れるアクシデントが
ありました。
そのときもすぐに脳神経外科を受診、検査をしましたが、やはり異常なしとの結果に。
ただ、そのことを近所のかかりつけのお医者さんに話したところ、頭部の打撲はすぐに異常がでるとは限らない、数か月間注意して様子を見たほうがいいとのアドバイスを受けました。
この間、父は足の調子を悪くして、整形外科に通っていましたが、坐骨神経痛でしょうとの診断で、湿布を処方されていたのですが一向に良くなる気配はありません。
そのうちに、今度は段々と歩けなくなってきて…痛みを訴えていたので、神経痛からくる痛みと思い、温かくしていればよくなる、梅雨前線が遠ざかれば痛みも和らぎ、いずれ治癒するとのんきに構えていました。
ところが痛みは益々強くなり、歩行困難もひどくなってとうとう6月末、救急車で文京区の大学病院まで運ばれる事態に。
しかし、いろいろな検査をしてもらった結果、でた診断は異常なし、真夜中にタクシーで帰宅したのでした。
その後も症状は改善するどころか、悪化するばかり、歩行困難どころか、頻繁にへたり込むようになり、これは尋常ではないと、7月末にK大学病院の脳神経外科を受診したところ、脳に2か所。血腫があることが判明。
即入院、その日のうちに手術という事態に…手術1時間ほどですむという話だったのですが、血液をさらされにする薬を服用していて、止血しながらの手術になったのと、血腫を取り除くために頭蓋骨にドリルで穴をあけるのですが、その箇所が2か所外れて、3か所目にやっと突き当たったということで、2時間かかりましたが、無事成功。
半月後に無事退院しました。
歩けるようになっただけでなく、万が一、病状を知らずそのまま放置していたら、認知症に移行していたとも言われ、改めてかかりつけのお医者さんのアドバイスのお蔭と思った出来事でした。
母は幸い、年齢相応の老いと衰えはありますが、父のことで緊張していたのでしょう。まあまあ元気ですごしていましたが、初冬になって、突然首の不調を訴え、数日間、大変な思いをしました。
首の不調は、身体全体におおきな影響を及ぼします。痛みだけでなく、動かせないという状況は、寝るのも起きるのも大変。痛みで眠ることもできない状況が数日間、続きました。
そんなわけで、父と母の病から頭と首がいかに、身体に大きな影響を与えるか、障害を招く可能性が高いを知りました。
頭を打つ、ひととぶつかることは意外に多いものです。皆さんも、頭を打ったときには、必ずしも症状が直後に出ないことがありますので、数か月は充分注意してください。
と、家族のことだけでこんな分量になってしまいました。
私のことは、改めて…