7日、8日と名古屋のセミナーに行ってきました。
7日は、午後にいつものセミナー
夜からは、私の長年のトレーナーであり、ココロホット・コンサルティングの
代表の先生と、セミナー仲間のWさんと3人で、体験型心理講座に参加
8日は、午前と午後に渡って、先生が学んだ手技の世界を会得すべく
Wさんとレクチャーと実技指導を受けてきました。
体験型心理講座と手技については、のちほど改めて書くとして
ここでは、午後に行われたセミナーで体験したことをシェアしたいと思います。
今回体験したのは、自分のなかにある怖いものをいくつか挙げ
そのなかで最も強いと思われるものをひとつ絞り、それに焦点を当てて
セルフで瞑想的アプローチをしていくというものです。
参加者全員が、それぞれ自分でこれが怖いと思えるものをピックアップ。
私個人は、怖いものがあっただろうか…と思うくらい
、
すぐには思いつかなかったのですが、最終的に出てきたのが
映画「風と共に去りぬ」でどうしても見ることができないシーンが浮上。
それは、南北戦争が熾烈を極め、スカーレットも怪我をした軍人の看病に
看護婦として参加。そこでおこなわれる傷が深くて手だてのしようがなくなった
手足の切断手術のシーンでした。
映像はもちろんのこと、音声を聞くのも怖くて、この映画を見るたびに決まって
目をつぶり、耳をふさいできたことを思い出したのです。
そして、それに似た感覚としてもうひとつ湧き上がったのが日本刀。
以前、デパートの日本の古い貴重な品々を展示する展覧会で見たのですが、
日本刀の前に立った瞬間、えもいわれぬ怖さが湧き上がり背筋がゾワーッと
したことがあったのを思い出したのでした。
先生に話すと「日本刀のほうがいい」ということで、ワークでは日本刀を見た
ときに感じた怖さ、ゾワーッとした感覚を感じていくことに。
ところが、ワークをし始めてすぐ、もうひとつのイメージが湧き上がってきたのです。
それは、ずっと以前、私が小学校2年生の頃。
テレビで「真田幸村」という時代劇が連続ドラマで放送されたことがありました。
元々、ひとを斬るシーンや、戦争を描いたドラマは嫌いだったのですが、
歴史物ということもあって、両親が好きで毎週欠かさず見ていたもの
ですから、否が応でも見ざるを得ません。
あるとき、そのドラマでひとりの老婆が侍に無礼を働いたらしく、片腕を
切り落とされる
場面が流れました。
そのときの映像も、音声も記憶には残っていないのですが、そうした場面
があったことだけが、今も鮮明に記憶として残っています。
さらにその老婆。実はのちの放送でもう片方の腕も切り落とされてしまうのですが…
そのときの怖かった記憶が、ブワァ―と甦ると同時に今も、武士が切腹をする
シーンがあると、切腹よりも介錯の場面に怖さを感じることに気づいた瞬間、
自分の心が見えてきました。
私は血を見るのが怖いのではない、切られたり怪我をしたりすることで生じる
痛みに対して怖さを感じていたのです。
そこに気づいて、ハッとしました。
レイキマスターになって、すぐに依頼を受けてレイキを提供しているクライエントさんが
実は、身体全体に痛みを抱え長年苦しんでこられた方だったのです。
何年間もいくつもの大学病院を受診し、ほとんど改善が見られない状況だったなか
たまたまご縁があり、レイキを提供させていただいたのですが、3週間ほどが経って
実際に、現在、痛みが和らいできたとのお話を伺うようになっています。
とは言いながら、このことがワークに影響しているのではという思いが頭をよぎり
もしかしてこれは思い込みや錯覚なのではと思った瞬間です。
「嫌だ、嫌だ、嫌だ」という声が聴こえてきました。
それはまるで「その事実を否定しないで」と訴えるように響いてき
思わず涙がボロボロとこぼれて止まらなくなったのです。
そのとき、初めて私は自分の使命とは、もしかしてヒーラーなのかもしれない
きっとそうなのだろうと思うことができました。
今まで周囲の人たちから、「ヒーラーになれる」「ヒーラーだ」「癒し人だ」と言って
もらうことが多かったのですが、今回のワークでやっと自分自身「納得」する
ことができたように思います。
レイキヒーラーとしてはまだまだ初心者。
これからも研鑽をつみ、特に「痛み」に対応できるヒーラーになっていけたらと
思っています。