ホリスティックヒーリング宙『心の扉を叩いてみたらきっと何かが見えるはず聴こえるはず』

ホリスティックヒーリング宙(sora)のヒーラー&臨床心理カウンセラー株本のぶこが心・心と身体について綴っています

一年を振り返って

2009-12-31 09:49:55 | 心・身体・癒し

   『茶話会&セルフワーク(BFA的)ミニ体験会』

   ☆ 場所:ホリスティックカウンセリング『宙』 サンシャイン60 45階 
                             http://www.kokoro-sora.com/

   ☆2010年1月18日(月) 13時半~15時半  
   ☆参加費 1,000円 当日払い 
(飲み物・お菓子付き )

☆人数:5名前後(先着順)皆様お誘い合わせの上、お気軽にご連絡下さい!

2009年も今日で終わろうとしています。

 今年は新型インフルエンザ、政権交代など何かと世の中を騒がせたり、大きな変化をもたらした年でした。

そして私個人としても、今年の2月から始まった大きな動きが、年末まで続いた一年でもありました。

池袋にルームを構えカウンセリングを提供するようになり、同じころ初めての著書「たおやかに生きる」(オンブック出版)を出版。

夏には8年間住んだ青梅市から武蔵野市に転居。同時に武蔵野にもルームをオープン。11月には横浜で3回目のBFAのワークショップを開かせていただきました。秋には学院から卒業生インタビューで話をして欲しいとのオファーがあり、12月に2回、お話をさせていただきました。

また年末、名古屋校でのBFAワークショップに参加したことで名古屋校のあるかたとお知り合いになり、拙書「たおやかに生きる」の本を読んでいただきくことができました。
その方からは、「もし近くに住んでいたらいつも話をしに行きたい」という、とても嬉しいメッセージをいただきました。

今回、本を出版したことでたくさんの方々からメッセージをいただきました。
「読みやすい、わかりやすい」という声を多くいただけたことは、とても嬉しく、今後の指針、励みになりました。

が、最も嬉しかったことは「自分もつらく大変な状況にあるが、この本を読んで励まされた」「勇気がわいた」「下を向いてなどいられない。まだまだやれるぞ!と思った」という声が寄せられたことでした。

現実に世の中には、とてもつらい状況に置かれている方がたくさんいます。
かつての私もそうでした。
それだからこそ、そうした方々に「頑張ろうと思った」「勇気がわいた」と思っていただける本を出版できたことが、私にとって最高の喜びだと今は、そう思っています。

改めて今年を振り返ると、よくこれだけのことを何のアクシデントもなく消化できたとつくづく思います。
特に引越しのことでは「家を建てたり買ったりすると家族に病人が出る」という話を聞いていたこともあり、高齢の両親の健康状態が心配だったのですが、お陰様で大きな病気や怪我をすることもなく、無事、年を越せそうというのが一番の嬉しいことかもしれません。

さらに今年は、新しい場所でブログをリニューアルしました。
その結果、お陰様で今までとは比べものにならないくらい(数十倍)の、たくさんの方に読んでいただくことができました。
この場を借りて御礼申し上げます。


来年もできるだけ更新をして、楽しい話題、興味深い話題、そして考えさせる話題を提供していきたいと思っています。

今後ともどうかよろしくお願いします。

それでは皆さま、どうかよいお年を。

ホリスティックカウンセリング『宙』(sora) http://www.kokoro-sora.com

ブログ『心の扉を叩いてみたらきっと何かが見えるはず聴こえるはず』

http://blog.goo.ne.jp/kokoro-tobira-sora

ブログ『珈琲ぶれいく』 http://blog.goo.ne.jp/kokoro-iyasi-sora

ブログ『ボディフォーカスト・アプローチ』 http://blog.goo.ne.jp/kokoro-sora-karada

元気読本WEB 身体と心の不思議な関係』

http://www.genki-book.jp/columns/mental/-22-005534.php

日本カウンセラー学院ブログ 『講師のひとりごと』

http://www.therapy.jp/messages.shtml

 

 

 

 


今年も残すところ数日となって

2009-12-26 10:21:38 | 心・身体・癒し

     『茶話会&セルフワーク(BFA的)ミニ体験会』

  ☆ 場所:ホリスティックカウンセリング『宙』   サンシャイン60 45階 
    http://www.kokoro-sora.com/

      ☆2010年1月18日(月) 13時半~15時半  

  ☆参加費 1,000円 当日払い (飲み物・お菓子付き お菓子の持参大歓迎!)
☆人数:5名前後(先着順) 皆さまお誘い合わせの上、お気軽にご連絡下さい!

 

今週、池袋での今年最後のセッションがあった。

 夏から始まった毎週のカウンセリングも五ヶ月が過ぎた。

カウンセリングを開始したときは、まさかこんなにもよくなるとは本人はもちろんのこと、カウンセラーの私自身まったく予想しなかったこと。 トータルで二十回を超えたセッション。数回が過ぎたころからBFAを取りいれたカウンセリングを始めたが、そのたびごとに大きな気づきや展開があり、その回復ぶりには本人のみならず私自身も驚きの連続だった。

特に十二月に入ってからの変容は目覚しく、先々週と先週、二週間かけての取り組みは、今までにない劇的なものだったが、今年最後のセッションも重要な「気になる」ことを是非解消したいとBFAをすることになった。

結果として「気になる」ことは消え、本人曰く「前回は劇的な気づきだった。それにくらべれば今回は穏やかで静かな変化だったが、目の前の大きな扉がゆっくりと開かれた、そんな印象だ」という感想を聞くことができた。

私自身にとってのBFAは、明らかに虚弱だった身体を丈夫にしてくれた、抑圧やトラウマから解放してくれたという点で、効果があることは間違いないツールではあったが、カウンセリングの現場で提供する機会を得たことで、その効果が私だけではないこと、そして目覚しい結果をもたらすことを間近に確かめられたことは、とても大きな意味があり私自身の勇気や力となったと感じている。

 そしてBFAを提供し続けたことで、クライエントが自分自身を受容し広がっていく様子を肌で感じ、今まで目の前に聳えていた壁がなくなっていく瞬間の変容を、こちら側がキャッチできるようになってきたことを、最後のカウンセリングで確かめられたことは大きな収穫だったように思う。

仕事を始めたころは、正直、毎週ちゃんと通えるかちょっぴり心配したが、結果として風邪気味になる程度で、休むことなく通い続けることができてホッとしている。 二月から始まったジェットコースターのような今年。 ルームのオープン、本の出版、引越し、武蔵野ルームのオープン、卒業生インタビューで在校生に話をしたことetc…

 あまりに色々なことがありすぎて、何だか2、3年分の出来事を経験したような、そんな気がしている。

今年のような日々はそうあるものではない。来年は果たしてどんな年になるだろう。

たとえどんなことがあっても自然体で淡々と、流れに任せ、自分のすべきことをこなしながら、丁寧に慎重にときに勇気を持って前に進んでいきたいと思う。

 

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今年最後の池袋

2009-12-22 12:47:03 | 心・身体・癒し

     『茶話会&セルフワーク(BFA的)ミニ体験会』

  ☆ 場所:ホリスティックカウンセリング『宙』   サンシャイン60 45階 
    http://www.kokoro-sora.com/

      ☆2010年1月18日(月) 13時半~15時半  

  ☆参加費 1,000円 当日払い (飲み物・お菓子付き お菓子の持参大歓迎!)
☆人数:5名前後(先着順) 皆さまお誘い合わせの上、お気軽にご連絡下さい!

今日はケースの日。

今年最後のカウンセリングでした。そして写真は今日の池袋。晴れている割には霞みがかかっていました。

カウンセリングルームを持ち、カウンセリングを提供するようになって8ヶ月。思いがけない展開からスタートしましたが、今感じることは、思いきって始めて良かったなということです。

自分が四年間学んできたボディフォーカスト・アプローチを実際に提供したことで、今まで思っていたよりもはるかに深い部分へダイレクトに働きかけるワークであることを実践のなかで確かめられたことは、これからの私にとって、とても大きな力となりました。

同時にカウンセラーは勿論のこと、クライアント自身でさえわからないプロセスが生じて思いがけない結果に至る。そのときカウンセラーに何が求められるか、何が必要かを肌で感じとれた日々はとても大変ではありましたが、振り返ると凄い財産をもらったのだと改めて実感しています。

そしてクライアントがカウンセリングの度に変わっていく、よくなっていくことで、実は私自身が励まされ力をもらっていたのだと思います。 ひとは本当に変わることができる。私自身の体験だけでなく、クライアントと接してみて、心からそう思った一年でした。

 


茶話会&セルフワーク(BFA的瞑想)ミニ体験会開催のお知らせ

2009-12-21 19:45:35 | 心・身体・癒し
12月の茶話会&セルフワーク(BFA的瞑想)ミニ体験会は、参加の方が先日の研修でサンフランシスコのセイブルック大学院に行かれての体験をシェアしてくださり、大変楽しく充実した時間をすごすことができました。

次回は下記の通り2010年1月に開催することになりました。お知らせします。


『茶話会&セルフワーク(BFA的)ミニ体験会』

☆ 場所:ホリスティックカウンセリング『宙』   サンシャイン60 45階 http://www.kokoro-sora.com/

☆2010年1月18日(月) 13時半~15時半  

☆参加費 1,000円 当日払い (飲み物・お菓子付き お菓子の持参大歓迎!)


☆人数:5名前後(先着順) 皆さまお誘い合わせの上、お気軽にご連絡下さい!

☆お申し込み☆氏名、電話番号、簡単な自己紹介、参加目的等をご記入の上お申し込み下さい。

☆目的☆ 心理のことなどを気軽に語り合い、セルフワークを通して、自分自身の広がりを体験。  参加者同士が楽しく交流を深めあう会です。
 (宣伝目的や目的に沿わない方は、参加をお断りさせて頂く場合もありますので、予めご了承下さい)
サンシャイン60 45階から池袋の街が一望できます。お気軽にご参加下さい。

☆セルフワーク(BFA)や心理のことは全く知らないけど、ちょっと興味がある方
☆お茶を飲みながら新しい出会いの中で楽しみたい方
☆BFAや心理に興味がある人、情報交換したい方
☆皆さまお誘い合わせの上お気軽にご連絡下さい!リピーターも大歓迎です。

今回は『茶話会&セルフワーク(BFA的)ミニ体験会』のご案内ですが、来年2月には3時間ほどのBFAワークショップ(テーマは夢)を開催する予定です。
今のところ2月22日(月)を予定しております。

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ブログ『ボディフォーカスト・アプローチ』 http://blog.goo.ne.jp/kokoro-sora-karada

ブログ『珈琲ぶれいく』 http://blog.goo.ne.jp/kokoro-iyasi-sora

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終わりました「卒業生インタビュー」

2009-12-17 12:05:02 | 心・身体・癒し
十五日は学院イベント卒業生インタビューの二日目だった。

初日は土曜日の夕方だったが、この日は午後十三時半という平日の昼間。
休日に参加してくれたひとと、平日に参加してくれるひととの間には微妙な違いがあると講師のY先生やS先生が話してくれた。
心理を仕事に活かしたいと思っているひと、カウンセラーに是非なりたいと考えているひと、子育てや仕事が一段楽してから行動に移そうと長期的視野で将来を見据えているひとなど様々。

確かに二日間出席してみて感じたのは、質問の内容が異なっていたり、私たちの話すことを自分の現在と照らし合わせて質問をするひとがいた曜日といなかった曜日があったことだった。

実は出かける前は初日よりも緊張しないだろうと思っていたのだが、イベントが始まる前にY先生から「前回、ちょっと声が小さかったので、もう少し大きく話して欲しい」との要望があり別の意味でちょっとした緊張感が湧き上がってきた。

対談は、前回と同じように私たちが一番手。
声が最後列まで届くようにと意識して話し始めた途端、何だか前回のように話せないと感じている自分がいた。

それでも伝えたいことやY先生から「これは是非伝えて」ということは話せたけれど、何となく自分に対しての不満足感が残ってしまった。

もっとBFAについて興味や関心を持ってもらえるように、そしてBFA的カウンセリングの体験やセルフワーク(BFA的瞑想)体験会に来てもらったり大高先生のワークショップに参加してもらえるように、しっかりと丁寧に話し説明しなければいけなかったということや、始まる前に私の方から声のトーンについて参加してくれたひとたちに確認すればよかったとの反省がある。

横浜でのワークショップでもそうだが、ライブというのはつくづく難しいと思う。 そしてもっと繊細にならなければいけないなと痛感した二日目だった。

嬉しかったのは、私の持ち時間が終わった休憩の時間とすべてが終わってみなさんが帰るときに、それぞれ学院生さんに声を掛けていただいたことだった。
私の拙書「たおやかに生きる」を読んだと本を持参して、ありがたいことに「サインが欲しい」と言ってもらったときは本当に嬉しかった。

果たして参加者の生徒さんたちは納得してくれただろうか…

とはいえ、これでイベントは終了。
改めてイベントに参加してくださった皆さん、熱心に話を聞いてくださり有り難ございました。

どうかこれからの日々、充実した時間を過ごしてください。
応援しています。








卒業生インタビュー 初日

2009-12-13 10:04:22 | 心・身体・癒し
昨日、学院のイベントである「卒業生インタビュー」に出席してきた。

16時半から18時までの一時間半を、ふたりの出席者がそれぞれ40分の持ち時間で講師を相手に、学院に入学する切っ掛け、在学中そして卒業してから現在について話した。

もうひとりの出席者の方は現在、ある施設に心理職の正職員として勤務されているという。

参加してくれた在校生は23名。
思っていた以上の参加者を前に嬉しい気持ちと緊張感が半々。


私が一番手。Y先生を相手に話をしてきたが、打ち合わせのときに「自由に話してください」と言ってもらった通りというか、自由すぎて心の中でちょっぴり「Y先生、助けて」という場面もあったが、どうにか無事持ち時間を終了した。

私が伝えたかったことは、教育分析の重要性と三つの自己そして自分時間についてだった。

対談が終了したあと、K先生やスタッフの方から「三つの自己の話と自分時間」の話がよかったと言ってもってホッ。

どちらかというと私の感覚はちょっと他のひととは違うなと、ずっと感じてきていただけに「果たして参加者の方たちに受け容れてもらえるか、参考になるだろうか」とすこしばかり心配していたが、どうやらそれは杞憂に終わったようだった。

次回は15日火曜日。
楽しんでこようと思っている。


いよいよ土曜日です

2009-12-10 09:00:54 | 心・身体・癒し
学院の企画で、春に入学された28期、この秋に入学された29期の方を対象にした、卒業生インタビューが12日、今週の土曜日に迫ってきました。

先日、対談相手の講師Y先生からも当日の確認メールが届いて「いよいよなんだな」と、ちょっとした緊張感が走りました。

今回は私のほかに21期(ちなみに私は20期ですが)のSさんという女性の方がS先生と対談されることになっています。

このお話をいただいたのが、確か夏の終わりの頃だったと思います。
Y先生と二回ほどお会いして打ち合わせをしました。
自己紹介から始まって、全部で20ほどのインタビュー内容が記された資料に目を通しながらお話をしたのですが、やはり自分でも自覚していた通り、私の感覚や発想はちょっと他の方とは違うよう。

それをY先生はとても面白がってくださり、「それも話してください」「これも」と言ってくださったのでした。

入学する切っ掛けや、在学中のこと、卒業してからのことなど…本当にたくさんあってすべてをお話しすることは時間の関係でできませんが、大事なこと「これだけは外せない」ということはしっかりと伝えたい。
今はそんな気持ちになっています。

Y先生から、とても嬉しいお話がありました。
私が卒業生インタビューでお話をすると決まってから、Y先生のクラスの生徒さんが、私の本「たおやかに生きる」を読んでくださっているというではありませんか。
もう、大感激!です。

来週火曜日には2回目の対談があります。
お話をさせていただいたことで、少しでも学院生活が楽しく、有意義なものになってもらえたらいいなぁと思います。

いつもどおりの「今、ここ」「あるがまま」で行ってきま~す。

茶話会&セルフワーク(BFA的瞑想)ミニ体験会を開催しました!

2009-12-09 10:00:24 | 心・身体・癒し
7日は池袋で、午前中ケースをしたあと、午後からセルフワークミニ体験会を開催しました。

残念なことにおふたりの方がご本人、ご家族のご事情でキャンセルとなりました。
12月に入り、やはり風邪が流行っている様子。
師走との言葉通り多忙な日々が続きます。
皆さんもくれぐれも体調にはご注意くださいね。

今回は、参加の方が先日の研修でサンフランシスコのセイブルック大学院に行かれて、体験をシェアしてくださることになっていたのですが、相部屋になってお友だちになった方もきてくださり、おふたりからお話を聞くことができました。

ゲシュタルト療法や箱庭療法、初日は実存主義的心理療法のレクチャーがあったそうで、なんとあのカーク・シュナイダー博士に講義を受けれられたとか。

参加されたのは15人前後だったそうですが、みなさん「帰りたくない」というほど、充実した一週間を過ごされたとのこと。

大学院の講師の方々が「感覚」の大切さを力説されていたのが印象に残ったとお話しされていました。

箱庭療法についても大変興味深いお話を聞けて、二時間があっという間。
大いに笑い、大いに語った茶話会でした。
私自身も楽しく、充実した時間をすごすことができました有り難うございました。

嬉しかったのはお話のなかで「BFAのカウンセリング、セルフワークを体験していたのでゲシュタルトの実習もスーッと入ることができた」と言ってもらえたことと「茶話会&セルフワークの会は好きです」そして「是非、ワークショップをして欲しい」と言ってもらえたことでした。
(夢のワークに興味をもたれたようです)


参加してくださった皆さん。本当にありがとうございました。
また、お目にかかれることを楽しみにしています。
そして、新たに参加を考えているみなさん。
どうぞ、セルフワーク(BFA的瞑想)を体験にいらしてください。


来年は3月以降に横浜で4回目のワークショップをすることになっています。
池袋でも「茶話会&セルフワーク(BFA的瞑想)ミニ体験会」だけでなく「ワークショップ」も開催しますのでどうぞ皆さんご参加下さい。

日程など決まりましたら、HP、ブログでお知らせいたします。





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カウンセリングとは・・・

2009-12-08 05:27:53 | 心・身体・癒し
先週のセッションのあとからずっとカウンセリングとは一体何なのかを考えている。

4ヶ月間毎週カウンセリングをしてきて、明らかに相手は変わった。
本人自身が「こんなに早く変わるとは思わなかった」「カウンセリングには力がある」と言ってくれた。

が、私が言ったのは「カウンセリングに力があるのではなく、あなたが気づき、変わっていく力があったから」との言葉だった。

それは心の底からでた正直な思いだった。

そして改めて思ったのは、一体私は何をしてきたのだろうということだった。
確かに毎回二時間から三時間、初めはひたすら話を聴き、ある程度思いを出し切ったと思われたときからは、BFAやゲシュタルトの基本のワークを提供した。
しかしそれは相手にとって、ほんのちょっとのことでしかなかった。そんな風に思えてならない。

今、はっきり言えるのは苦しんで悩んできた本人によくなっていく力、原動力があったからだ。そして感じるのは、本当はそれしかないのではないだろうかということ。

カウンセラーにできることは、その自己回復を必死にしようとしているひとの傍にいることだけのような気がする。
そこを磨いていくことしかできないような気がするのだ。
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障害は害なのだろうか

2009-12-06 10:34:03 | 心・身体・癒し
このところ障害という文字について考えていました。

私自身、生まれたときから障害者です。

五体満足ということが、健康体というのがどういうものか知りません。

生まれたときからでしたので、自分はこういうものなのだと思って生きてきました。

小学校は養護学校ではなく普通学校に通いました。
当時は私のほかに障害を持った子どもはいませんでした。

体育の授業は免除、学芸会、運動会、遠足などは参加できませんでした。

そういう点では寂しい思いをしましたが、不思議に「なぜ自分だけが」と思ったことは一度もありません。
実際、世の中には私と同じ病気のひとが大勢いて、障害を持ったひともたくさんいます。
ですから逆に、どうして「なぜ自分だけが」と悲観したり落胆する人がいるのだろうと思っていました。

もちろん「丈夫だっら、障害がなかったら自分の好きなことができたのに」とはよく思いました。
でも、その気持ちの底にあったのは悔しさや苛立ちというものではなく、身体的な条件によって制限されることへの「不自由感」だったのです。

その「不自由感」がずっとあったのだとわかったとき、障害の「害」という字に違和感を持ちました。果たして障害は「害」なのだろうか・・・と。

想像するに、もしかするとこれは単に便宜上のことかもしれません。
でも、もっと相応しい字がないだろうかと何故検討しなかったのでしょう。
実際に「碍」という「害」よりも相応しい文字が存在するにも関わらず、当用漢字にないという理由だけで「害」でいいだろうと判断していいのでしょうか。

ここ数年「害」という文字が相応しくないので「がい」と平仮名表示に変更している機関がありますが、こうした単純な発想にこそ大いに問題があると思います。「がい」と表示さえすればいいのと考えているのであれば、私はまだ「害」の方がいいと思っています。

そして今、注目され始めているのが「碍」という字を使ってはどうかという意見です。
「碍」は「ガイ」と読まれて「さまたげる」という意味を持っています。
心身が不自由である=社会的障壁(心理的・物理的障壁)=「碍」ために、社会で生きることに差し障りがある。

この解釈は、今、実際に社会生活をしていて実感することであり、そういう意味でも「碍」はとてもしっくりいく文字です。

もし、この「碍」が使用されたなら、おそらく障碍者自身も自己理解し、社会も理解してもらえるのではないかと思います。


たかが文字ひとつのこと。
でも、文字の持つ意味はとても深い意味があります。
私たちは、もっとその意味について考えていく必要があるのではないでしょうか。


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究極のヒーラー

2009-12-03 13:13:13 | 心・身体・癒し
12月です。

今月に入ってブログを書いていなかったことに気がつきました。

そして自分自身も先月とはちょっと違った心持ちになっていることにも…

気がつくと、何だか気持ちか落ち着いて穏やかになっていました。

11月までは感じていた、ちょっとした焦りや漠然とした苛立ちのようなものが消えていました。

理由はわかりません。
ただ、何となくマイケルジャクソンの「THIS IS IT」を観てから何かが変ったようなそんな気がしています。

天才、天賦の才能があると言われる彼。
でも、あの映画を観ると彼がどれほどの努力をしてきたか、その結果として歌、踊り、演出などすべてのことに対して感性が磨かれ、審美眼が養われたのだということがビンビンと伝わってきます。

天才は、天賦の才は磨かなければただの石ころのままだということをあの映画が教えてくれました。

ただただ目指すところにむかって歩み続ける。
それしかないのだと思います。

ひとはとかく出来上がったものか見ようとせず、それを見て評価をしたり批判したりします。見えるものだけでしか判断できないというのも事実ですが、そのことを忘れてしまいがち。
でも、出来上がったものには、そこに行き着くまでの過程が必ずあります。
それが「THIS IS IT」でした。

もし、マイケル・ジャクソンがロンドン公演を実現させていたなら、日の目を見なかったであろう「THIS IS IT」

もちろんロンドン公演が実現し、彼が今も生きていたらそんな最高のことはありません。

しかし、こうして残念な結果になってしまって感じたのは、見えない部分でのマイケルの努力とこだわり、それがあってこその舞台、コンサートだったのだということであり、その見えない部分を見、知り得た私たちは彼からとても大きなものを受け取ったのだということでした。

あの日以来、まるでマイケルの大きな懐に包まれているような感覚にあって「ゆったりとゆっくりと、でもしっかりと自分の進むべき道を歩んで行くことなんだ。それでいいのだ」そんな風に感じている自分がいます。


書くことの効用

2009-12-03 09:29:48 | 心・身体・癒し
私が注目している心理療法がある。
クリエイティブライティング、またはジャーナルライティングといわれるもので、日本では筆記療法という名前で著書も出ている。
簡単に説明をすると「書く」という行為によって自分を見つめる、内なる声に耳を傾けるというもの。

アメリカではナタリー・ゴールドバーグ女史の著書が教科書的な存在として、様々なクラスで使われているが、もうひとつ心理学の分野ではユングの弟子だったアイラ・プロゴフが始めたとされるジャーナルライティングが知られている。

ジャーナルライティングは日本語でいうと日記、記録文を書くという意味だが、それはすなわち自分自身の内面と向き合い内なる声に耳を傾けることでもある。

プロゴフが言うには「クライエントに何かを書かせると、彼らは自分自身でセラピーを導き始める」のだという。自分自身で癒し方を開発し、設計し始めることに気づいたというのである。そして自分自身の人生をも導き始めるのだという。

この「書く」という行為については、数年前のある新聞での「うつ病」特集が組まれた時、認知療法のなかで実践され効果を上げていると書かれていた。
クライエントに一日の出来事を書いてもらったり、思いをすべて書き記してもらうことで、自分の心のうちだけでなく、気づかぬうちに固定化されている思考のパターンや偏った思考に気づくことによって、少しずつ修正していけるようになるのである。

かくいう私も過去に「書く」という行為によって危機を免れたことがあった。
生まれつき身体が弱かった私は、誕生のときに医師から二十歳までは生きられないだろうとの宣告を受けていた。その事実を知ったのは、二十歳をすぎてまもなくのころだったのだが、そのときは大して大事に捉えることなく、それ以降も淡々と今までどおりの日々をすごしていた。

ところがである。二十九歳の誕生日を迎えた日、突然私のなかであの「二十歳まで・・・」という言葉が甦り、瞬く間に私のすべてを覆いつくしてしまったのである。

「二十歳までしか生きられない」といわれたはずの私がここにいる。九年間も余分に生きられた。
本当なら喜ぶところである。
しかしそのとき私の脳裏をかすめたのは、九年という歳月を果たして私はしっかりと生きてきたのだろうかという疑問だった。加えて、父親が同時期に定年退職を迎え、毎日が日曜日という状態になり、夫在宅症候群ならむ父親在宅症候群に陥ってしまったのである。
そこからだった、私の長い煩悶の日々が始まったのは…

今から思うと明らかに「うつ的」であった。
自分でも今までとは違う精神状態であることは自覚できていた。家族や親しい友人の目にもそのように映っていたことは間違いない。

では、いったい私がそこからどうやって抜けだしたか。
それが、「書く」という行為だったのである。

当然のことながら当時の私に心理学的知識などあろうはずはない。
にもかかわらず、私は「書く」ことに没頭した。

何を書いていたかといえば、ただただ心のうちに去来するものをありのままに書くだけ。
建設的な内容などひとつもない。
毎日、毎日苦しい胸のうちを堂々巡りのように書き連ねていただけである。
そんなことをどれくらい続けていただろう…
ある時期から少しずつ、書く内容に変化が見られてきた。
ほんの少しずつではあるが、あれほど自分を責めていた文章が、自分を許し、認める方向へと変わってきたのである。
と同時に、ノートに向かう時間も徐々に減ってきて、気がつくと「うつ的」なものが自分のなかから消え去っていた。

こうした私の体験からも「書く」という行為は思っている以上に人の心を解き放つ効果を発揮する。
勿論個人差はあるだろうが。

私の場合は個人的にひとりで行った。
しかし、誰かと一緒にお互いのプライバシーを共有しあえる時間、空間で他の人のプロセスを自分自身に反映させながら進めていくと、より一層より深く自分のそして他者の内なる声に耳を傾けることができるようになる。

さらに他者が自分の内なる声、ストーリーに耳を傾け聞き入ってくれる瞬間、自分が癒されていることに気づくのだ。

一説によるとトラウマや抑圧体験にも効果があると聞く。
この先、心理療法としても大いに期待しているところである。