カウンセリングで話を訊くとき、よく出てくるテーマのひとつに「何かをしたいと思っているのだが、どうしていいか分からない」というのがある。
自分でやりたいことが漠然とは見えるのだが、ではそれを具体的にどう行動に結び付けていけばいいかが分からないと思っているようである。
私も例外ではなく、自分自身が抱える問題や家族の問題などでなかなか思った通りにはいかないことが多い。
だからといって今、何もしないでいるのも時間がもったいない、充実したときを過ごしたいという願望が強い場合、それが結構ストレスになる。
こんなとき、ひとつの方法がある。
それは、実現可能かどうかを考えず「自分は今、全知全能の存在である」と仮定し、その立場で何がしたいかを明確にしていく作業をするのである。
あくまで仮定なので非現実的であるとか実現不可能であるとか思う必要はない。
この段階では、「今、自分は何をしたいのか」、「何を望んでいるのか」、「どんな人生を歩みたいのか」をはっきりさせることが目的なのである。
それがはっきりしたところで次は、その目的を実現化するために必要なことは何かを探っていく。丁寧にひとつずつ挙げていくことが大事である。
それがすべて出尽くしたところで、ではそのなかで実際に今の自分ができることは何かを挙げていく。
そこで初めて、今の自分が置かれている状況と照らし合わせ、無理だと思うものは先送りしていけばいい。そして、いつか実現可能な時期がくるのを待って取り組めばいい。
まずは今、できることは何かを洗い出し行動に移すことが初めの一歩になる。
一歩踏み出すことによって、そこに細くても道筋はつく。
そこからは状況にあわせて進んでいけばいいし、状況が変わった段階で変更していけばいい。
ここで肝心なのは、一度決めたからといってそれに固執しないこと。
もし、それが本当に自分のやりたいこと、担わされている役目だとしたら、回り道をしてもそこへたどり着く。
視点を変えれば、回り道したことで得られるものがあり、それによってより強固なものになっていく可能性がある。
体験に無駄なことはない。
もしあなたが今、どうすればいいか分からないと感じていたら試してみる価値はあるはずである。
私もかつてそうやって自分が本当にしたいことをはっきりとさせ、今、牛歩の歩みながらそこへと向かっている。
自分でやりたいことが漠然とは見えるのだが、ではそれを具体的にどう行動に結び付けていけばいいかが分からないと思っているようである。
私も例外ではなく、自分自身が抱える問題や家族の問題などでなかなか思った通りにはいかないことが多い。
だからといって今、何もしないでいるのも時間がもったいない、充実したときを過ごしたいという願望が強い場合、それが結構ストレスになる。
こんなとき、ひとつの方法がある。
それは、実現可能かどうかを考えず「自分は今、全知全能の存在である」と仮定し、その立場で何がしたいかを明確にしていく作業をするのである。
あくまで仮定なので非現実的であるとか実現不可能であるとか思う必要はない。
この段階では、「今、自分は何をしたいのか」、「何を望んでいるのか」、「どんな人生を歩みたいのか」をはっきりさせることが目的なのである。
それがはっきりしたところで次は、その目的を実現化するために必要なことは何かを探っていく。丁寧にひとつずつ挙げていくことが大事である。
それがすべて出尽くしたところで、ではそのなかで実際に今の自分ができることは何かを挙げていく。
そこで初めて、今の自分が置かれている状況と照らし合わせ、無理だと思うものは先送りしていけばいい。そして、いつか実現可能な時期がくるのを待って取り組めばいい。
まずは今、できることは何かを洗い出し行動に移すことが初めの一歩になる。
一歩踏み出すことによって、そこに細くても道筋はつく。
そこからは状況にあわせて進んでいけばいいし、状況が変わった段階で変更していけばいい。
ここで肝心なのは、一度決めたからといってそれに固執しないこと。
もし、それが本当に自分のやりたいこと、担わされている役目だとしたら、回り道をしてもそこへたどり着く。
視点を変えれば、回り道したことで得られるものがあり、それによってより強固なものになっていく可能性がある。
体験に無駄なことはない。
もしあなたが今、どうすればいいか分からないと感じていたら試してみる価値はあるはずである。
私もかつてそうやって自分が本当にしたいことをはっきりとさせ、今、牛歩の歩みながらそこへと向かっている。