ホリスティックヒーリング宙『心の扉を叩いてみたらきっと何かが見えるはず聴こえるはず』

ホリスティックヒーリング宙(sora)のヒーラー&臨床心理カウンセラー株本のぶこが心・心と身体について綴っています

白いひと

2008-08-31 10:30:38 | 心・身体・癒し

友人との会話のなかで、その人が持つ「色のイメージ」についての話になった。

実は「マヤ暦」というものを知った。
知り合いの女性が「マヤ暦」を日々の生活に活用しているという話を聞き、いったいどのようなものか知りたくなり、インターネットで検索してみたのである。

そのなかに「マヤ暦」のうえでの自分の誕生日やそのひとが持つ個性、色のようなものが調べられるというのがあって、私もちょっと調べてみた。

それによると私の色は「白」だという。他にも黄色や青があるなかで「白いひと」というのが何となく気になった。

友人にも話すと、私のイメージどおりだという。
そうなのか・・・と思いながら、そういえば昔からそうだったことに気がついた。
不思議に私は他人から「白い」というイメージがあると言われ続けてきたのだ。

ちょっと変わったところでは書道をしていたときにも言われたことがある。
社中展で、ある書家の先生から私が書いた作品を批評してもらう機会があったときのこと、その書家から「あなたの書道は色に例えるなら白だ」と言われたのである。

よく言えば無垢、純粋ということだが、書道という表現の世界では必ずしも良い意味だけではない。
個性がないということを指摘されたのだった。
これにはちょっとめげたが、仕方がない。と、いうかやはりこれもひとつの私の個性なのだと思うことにした。

そして今、臨床心理の勉強をしているなかで大高先生がいつも言われることは「純粋であるか」ということだ。
それを思ったとき、私は今までずっと個性的であることよりも純粋であり続けたいとの気持ちで過ごしてきたことに気がついた。

周りから思われるイメージの色と、自分が願ってきたイメージの色は結局一致していたということなのかもしれない。
そして、その思いはおそらくこの先も変わらないだろうし、それが私らしいということなのだと思う。

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綿菓子に包まれて

2008-08-28 10:29:15 | 心・身体・癒し

ボディフォーカスト・アプローチ(BFA)のワークショップで大高先生が決まって言われるのが「瞑想を毎日の習慣に」という言葉。

瞑想を習慣にして三年あまりが経つが、現在ではすっかり日課となっている。
最初は十分から二十分という時間がとても長く感じられたものだが、慣れてしまうとあっという間。

特に集中を意識することなく、感じるものをただ受け容れるということができるようになった。
修行僧のようにどこか俗界から離れた山のなかで静寂のなかで実践するのとは異なり、ありふれた日常生活のなかで行うことから、さまざまな音や刺激を受けながら瞑想するということも多い。
以前はやはり気になってついつい「何だろう…」と思考に邪魔されたが、今ではそれもあるがまま、音も刺激もスーッと通り過ぎてゆく。

瞑想のよさは心身のリラックス感と精神の鎮まりだが、もうひとつ面白く感じることに、瞑想によっていろいろな体験ができることがある。
何もでてこない、何も感じるときももちろんあるが、「無だな……」と思うときもあれば、身体が動くこともある。
私の場合、ビジョンが表れることが一番多いのだが、川くだり、山登り、空を飛ぶビジョン、赤い鳥居を何百本も走り抜けるなど実際の生活では経験できないことをいともたやすくできることだ。

なかでも印象深かったのは、自分の身体の周囲二、三メートルが綿菓子のようなものに包まれたときだった。
その頃、たまたま大きな気づきがあり、価値観が百八十度変わってしまうということがあったばかりで、日中も軽い変性意識状態だったのだが、今、思い出しても強烈かつ夢のような体験であった。

そのときは特に瞑想状態だったわけではなく、就寝前でベッドに横になり、寝ようとしていたまさにそのときである。
一瞬にして目の前に白い小さな粒子が霧のように広がっていき瞬く間に私の身体を覆ったのだった。
よく見ると全体が白いなか、ところどころ金粉が混じっていてキラキラと輝いている。
それはまるで白い綿菓子のなかに入った感じとでも言ったほうがいいだろう。

面白いことに、身体中が綿菓子のようなものに包まれているのにも関わらず、重さはおろかまったく圧迫感は感じられない。一切の不純物を取り除いたような純白の世界が目の前に広がる、そのなかにいたのはもちろん初めての体験だった。  
綿菓子のなかの私は身体中の細胞が開いた状態で、それはワークショップでの瞑想で時おり味わう、角砂糖を紅茶に入れた瞬間、泡と共に崩れ溶けていくときの直前のようにも感じられた。

夢心地とはこういうことを言うのかと思った、その瞬間、左右の掌と足から一斉にエネルギーが外へと流れていくのを感じた。
さらに掌から出たエネルギーが身体と身体を包んでいる綿菓子のなかを循環、一回りして頭から身体内に入っていったのである。

以前から手のひらにエネルギーを感じ、そのエネルギーが出たり入ったりするのは感じていたが、これほど強いパワーを感じたのは初めてだった。
しかも自分の身体から発散したエネルギーが一周して元の身体に入っていくなどということは、予想だにしないこと。さすがの私もこのときは自分の体験でありながら何がどうなっているのかさっぱりわからず、圧倒されたことを憶えている。
が、これは夢ではないことだけは確かだった。

当然、教育分析で大高先生にも報告したが、先生はすでに経験済み、私が体験することも想定済みだったのではないか。
私の話を淡々と聴いてくれた。もし、これを驚きと疑いの面持ちで受け止められたなら、私は瞑想することに対し怖気づくようになっていたかもしれない。

しかし、これはあくまでBFAのなかで瞑想を続けていく過程では充分起こりうること、そういうスタンスの先生に師事する限り、何ひとつ不思議なこと得体の知れないことではないのだと私はこのとき確信したのだった。

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痛みを受容する

2008-08-25 10:28:22 | 心・身体・癒し

『ボディフォーカスト・アプローチ(BFA)ショートワークショップ』 

 ☆ セルフワークと夢語りの会 ☆

「夢」については、多くの方々が関心をもたれているのではないでしょうか。
一般に言われる夢分析とは違い、BFAの夢はセラピストが分析したりすることはしません。
あくまであなたが見た夢を、あなた自身が瞑想的アプローチによって、意識の領域まで浮上させ、そこに潜んでいた本当の欲求や気づかずにいた抑圧、自分の本質を認識、受容していきます。
それによりら自己を防衛していた壁を超え、今までよりも広く大きな世界にいる自分を体感。
ポテンシャルを広げていくことになるのです。
怖いことはひとつもありません。なぜならすべてはあなた自身だから。
昨年、BFA的カウンセリングを体験した方たちの感想では、一様に自分の世界が広がったという言葉を聞くことができました。
あなたも是非、ご自分の世界をそして可能性を広げてみませんか。


☆ 場所:ホリスティックカウンセリング『宙』 サンシャイン60 45階 

    http://www.kokoro-sora.com/

☆日時 2010年 2月22日(月)   13時00分~16時30分

☆参加費 4、500円 (飲み物付き)

☆人数: 5名前後 (最小催行人数3名)

☆お申し込み☆
  氏名、電話番号、簡単な自己紹介、「ホリスティックカウンセリング宙」のHPから下記のアドレスにてお申し込み下さい。 

☆お申し込み・お問い合わせアドレス→  space@hope.nifty.jp 

  件名は『BFAワークショップ申し込み』と記入をお願いします。

☆参加費のお支払いにつきましては、お申し込みのあと折り返しお支払い方法などをお知らせいたします。

皆さまふるってご参加ください

先日来、お知らせしております『ボディフォーカスト・アプローチ』セルフワークと夢語りの会ですが、22日(月)のお申し込みが残りおひとりさまになりました。
そこで25日(木)に追加開催を計画しております。最小催行人数の関係で、実際に開催できるかどうかは、今のところ未知数ですが、もし25日(木)に参加をご希望の方は、メールでお問い合わせいただきますようお願い致します

  お問い合わせメールアドレス space@heart.nifty.jp  

このところずっと右足の調子が悪かった。
以前より向こう脛が痛かったのだが、それがどんどん悪化して、足首、膝、太ももと、右足全体が痛い状態にまでひどくなっていた。

これは病院、整形外科へいかなければ駄目かなと考えたり、医学辞典を引っ張り出してきて、膝の痛みを調べたりしたわけだが、どうも膝の半月版が傷んでいるらしいことがわかった。
病名と記載されている症状と、自分のそれとを照らし合わせてみると、ぴったりあてはまるのである。

これでいよいよ病院かと覚悟したのだが、すぐには行かず、数日たったある日のこと。
気がつくと、自分で自分の足に「痛いよね、痛くてつらいけど、もう数十年も使ってきたんだもの、痛いのは当然でしょう。痛くても歩けないわけじゃないんだし、このままでいいよ」と声をかけていた。

今に思えば、BFAのアプローチ、受容を実践していたのだが、そのときは自分でも気がつかずにやっていた。

そしてその翌日のこと。
信じられないことが起こった。
あれほど痛かった右足の痛みが、消えていたのである。
跡形もなくという表現がぴったりなほど、足首も膝も、、腿もまったく痛くなくなっていたのだ。
さらには痛くなる前のちょっとうずいていた頃よりも、もっと軽くなっていたのにはさすがの私も言葉がなかった。

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たしかに今までもBFAのアプローチで痛みがなくなったことは何度もあるが、こうした劇的な回復は初めてだった。

先日の教育分析でも、この事実を先生に報告したが、先生はニヤニヤとしただけで、ひと言「受容したということだね」と言っただけだった。


説明したくても説明できないこの状況。
不思議としか言いようがないが、事実なのである。

 

 

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原稿用紙280枚分の思い08’

2008-08-22 10:25:14 | 心・身体・癒し

昨年の春から書いてきたボディフォーカスト・アプローチと私自身のこと、そして心理学のなかから書きたいと思ったテーマを書くという作業が、ようやくラストスパートを迎えた。

原稿用紙で280枚。
数ヶ月かかったが、よくぞリタイヤしなかったものだと思う。
書きたいということに加えて、伝えたいということが原動力になったことは間違いない。

しかし同時に思うのは、やはり書くということ、伝えるということが本当に本当のことを伝えているのかという自問自答の気持ちである。

特に私の場合、BFAを伝えたいという思いが強いこともあり書いては見たが、私の生み出したものではないということがどこか気持ちに遠慮や、不安を抱かせる。

先生はあなたのBFAと言ってはくれたが、それってどうなのだろう。
実は未だにわからない。


当初考えていたことよりずっと難しく大変なことだったということを、終盤にさしかかって実感している。

表現するということは楽しみであり、恐ろしいものであるのかもしれない。


 


新しいうつ病

2008-08-14 10:23:29 | 心・身体・癒し

ここ数年、新型のうつ病が流行しているという。

この話を耳にしたとき、うつ病が果たして流行するのだろうかという疑問が湧いた。
確かにうつ病はひところより患者数が相当増えている。
ただ、その背景となるものが社会の変化、バブル崩壊以降の日本経済の破綻、さらには世界的な経済のグローバル化によって働く人たちの労働条件が悪化、リストラされる側も辛いが残る側も過剰労働を強いられるといった状況が、うつ病の蔓延の引き金になったと言われてきたのだった。

それがここへきてある特定のうつ病が蔓延し始めたという。
いったい本当のところはどうなのだろう。

ある記事によれば、このところメンタルクリニックには患者さんが多数押しかけるような状態が続いているらしい。
ちょっと調子がおかしいな、悪いなと思ったら躊躇せずに精神科や心療内科のドアを叩けという啓蒙運動が進んでいて、それの結果の反応だともいえる。

しかし、必ずしもそれだけではないようである。
しかも、今まで言われてきたうつ病の典型の症状とは合致しない病態のひとが多いのだという。

具体的にいえば、従来のうつ病の症状は、几帳面、真面目な人がかかりやすい。落ち込みやすく、何か起きると原因は自分にあると思いがち。ついつい自分を責めたり、最悪の場合自殺に至るケースが多いと言われてきた。

だから周囲のものは極力励ましたり、頑張れと叱咤激励してはいけないと言われ、極端な場合腫れ物に触るように接してきたところがある。


ところが新しいうつ病というのはそれとちょっと症状が異なる。
仕事のときだけうつ症状になり、会社、職場の外では元気で、帰宅後や休日は普段通り活発に活動するというのが特徴なのだという。
しかも若い世代にそれが目立つのだそうだ。

そして症状の特徴は「自分を責めるのではなく、身近な人を攻撃する」という。
自分を責めるのではなく、身近な人間や社会に対して攻撃的な態度をとるのだそうだ。
しかもそれで休職したとしても、会社や同僚かける迷惑や引け目などはあまり感じないのが典型だとか。

最近のメンタルクリニックがパンク状態になっている主な原因は、この新しいうつ病で訪れるひとの急増からくるものではないかと見る向きもあるそうだ。
傾向としては二十代から三十代が多く、ある病院では全部の患者さんの四割近くがこの新しいうつ病の患者さんというケースなのだとか。

以前、学院で実施している臨床技術向上プログラムで統合失調症の罹患率が0.8パーセントと習ったが、うつ病に関していえば今は、12パーセント、およそ8人にひとりがうつ病、うつ状態の可能性があるそうである。
決して少ない数ではない。
自分を含め周囲にはその症状のひとやその前段階に陥っている人たちが大勢いるということなのである。

では本当にこのうつ病は新しいうつ病だと言えるのかといえば必ずしもそうではないらしい。
防衛医科大学校病院副院長で、「日本うつ病学会」理事長の野村総一郎さんによると実はうつ病にもいくつかの種類があるのだそうだ。
大きく分けて四つある。

メランコリー型うつ病、双極性障害、気分変調症、非定型うつ病。
そのうち「新しいうつ病」と呼ばれているのが、「気分変調型」と「非定型うつ病」に当るという。
さらに実体は、従来この症状のうつ病はうつ病との診断ではなく、別の診断名で対応してきたのだという。

「新しいうつ病」については、「パーソナリティー障害」、「抑うつ神経症」という病名で診断していたそうである。
さらに今後は、この新しいうつ病と言われているものが、うつ病に分類されるかどうかもわからないということだった。

そういった点では、今はまさにその振り分けの境目、境界にあるのかもしれない。
たしかに今まで接してきた人のなかには、診断されている病名と症状とが合致せず、ほんとうに「うつ」なのだろうかと思ったケースもあるが、こうした話を聞いてみれば「なるほど」と納得する。

先日、ある精神科医の先生が、「飽和状態のメンタルクリニックが正常に機能するには、深刻ではない症状のクライエントさんに対しては、カウンセラーが対応できるようになっていること必要」と話していた。

遺族ケア外来の先生もそうだが、以前に比べるとはるかに心理カウンセラーの存在価値は多岐にわたるようになってきたということかもしれない。

 

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コンプレックスを受け容れる08'

2008-08-02 10:22:18 | 心・身体・癒し

先日、学院の広報から作文を書いて欲しいとの話がきた。
別に断る理由もないので書いたところ、今日会報が届いて作文が掲載されていた。

題名は「コンプレックスを受け容れる」

実は、三つの作文を提出、そのうちよいと思うのを選んでと言ったところ、これが選ばれていた。へぇーという感じ。私が通信短大に入学する際の葛藤をちょっとだけ紹介している。
で、ここにも掲載させてもらうことに。
拙文ですが一読のほどを。


ひとは誰もが何らかのコンプレックスを持って生きているように思う。そして、そのコンプレックスをいかにして克服するかに精力を傾けているひともいるだろう。
私もかつてはそんなひとりだった。私のコンプレックスは学歴。高卒ということがここ一番というとき、意識の中でハードルとなっていたことは否めない。
学院を卒業して一年後の冬、コンプレックスを解消したいと通信短大に通うことを考え始めた私は、それを教育分析で相談することにした。
しかし、それに対しての講師の答えは意外なものだった。
「コンプレックスを解消するために学校へ行くのは疑問。コンプレックスがあることを認め、そこから本当に自分が必要なもの、求めているものを見出す意識を持たなければ例え学歴コンプレックスが解消できたとしても、この先も延々とコンプレックスを探し出し、解消し続けようとする。そこをよく考えるように」と指摘されたのである。
これには些かショックを覚えたが、「確かに一理ある」そう思った私は再考することを決めたのだった。
そして数日後、突然、コンプレックス解消ではない別の短大入学の目的が見えてきた。
「心理と表現を学びたい」という気持ちが湧いたのである。しかもその目的に即したコースが入学を予定していた通信短大にあったのは幸運だった。
現在、私は通信短大の二年に在籍し科目習得試験、スクーリングと多忙な日々を過ごしている。
発達心理学を始めとして、いくつかの心理学分野を学ぶと共に、企画書、演出、プレゼンテーション、小論文といった科目を学んだことは、今後セミナー、ワークショップなどの企画、運営などの活動をした場合、必ずや役立つだろう。さらに短大に学んだことで一層、心理学、心理カウンセリングへの思いを再確認できたことは一番の収穫だった。
最初は学歴コンプレックス解消から始まった短大への進学。しかし、結果として単にそれを解消する目的では得られなかったであろう、大切なものを獲得したことを今、改めて感じている。

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